パンプスを履きながら外反母趾と上手く付き合う方法

箕面市の整体 みゅう整骨院 | パンプスを履きながら外反母趾と上手く付き合う方法
「外反母趾だとパンプスは一生履けない?」
「どんなパンプスを履いても片足だけ痛くなる。そんなことはある?」
「先のとがったパンプスは外反母趾になりやすい?」
 
外反母趾は男性よりも女性の方が約4倍もなりやすいと言われています。
原因は様々ですが、やはりパンプスは大きく関わっているものの1つです。
この記事ではそんな外反母趾とパンプスのお話をご紹介します。

なぜパンプスが外反母趾の原因になる?

箕面市の整体 みゅう整骨院 | パンプスを履きながら外反母趾と上手く付き合う方法

パンプスを履くとヒールの高さの影響で指の付け根から指先を曲げ、踵を持ち上げたつま先立ちのような状態になります。
このように関節の動きが硬くなると、関節を構成している腱や筋・軟骨に負担が掛かっていると考えられます。
つま先が細くなっているパンプスも同じように横からの締め付けで関節の動きが悪くなります。
ちなみに、パンプスを履く際に履く機会の多いストッキングもつま先を圧迫する原因の1つです。

痛くならないパンプスの選び方

箕面市の整体 みゅう整骨院 | パンプスを履きながら外反母趾と上手く付き合う方法

まずはパンプスの選び方が重要です。
お店によってはそれぞれに合う靴を選んでくれるシューフィッターという資格を持っている販売員がいますので、頼ってみるのも良いでしょう。

・自分で選ぶ際の基準

1.かかとに隙間が無くぴったりしているか
2.前すべりしないで指の付け根で止まるか
3.歩いてぐらぐらしない
4.足のサイズ(特に横幅)に合っているか
5.ヒールに横幅がある
6.横に硬い素材が入っているか
7.前側1/3でしっかりと曲がるかどうか
このような点を参考にパンプスを選んでみてください。

やっぱり痛い!そんな時の対策グッズ

箕面市の整体 みゅう整骨院 | パンプスを履きながら外反母趾と上手く付き合う方法

リングやパッドタイプのサポートグッズ
親指と人差し指の間に挟んで使用します。
親指が内側に入ることを防ぎ、パッドが靴との緩衝材の役割も果たしてくれます。
外反母趾改善サポーター
サポーターを着けることで矯正力が働き、痛みを軽減させられるというものです。
薄手でそのままパンプスを履けるものもあります。
矯正靴下
外反母趾専用の靴下も販売されています。
つま先が3本や5本に分かれており、足の指を意識して歩くことができます。
中敷インソール
足の裏の衝撃を和らげるものや、指をうまく使えるように導いてくれるインソールがあります。
よく履くパンプスのインソールをご自身に合うものに変えることも良いでしょう。

パンプスとうまく付き合っていく工夫

箕面市の整体 みゅう整骨院 | パンプスを履きながら外反母趾と上手く付き合う方法

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

休憩時間には靴を脱いで足の指を開いて閉じての体操を行う、行き帰りでは別の靴を履くようにする、自宅でマッサージを行うなど日頃のケアがとても重要です。
ヒールの高いパンプスを履く機会の多いモデルの方達も日頃のケアは怠っていません。

パンプスだけではなく、歩き方を正す工夫も必要!

実は外反母趾はあまりパンプスを履かない女性や男性、さらには子供にも発症します。
これには普段の歩き方が関係しています。
外反母趾になりやすい足の特徴とは「足の指を使わないこと!」これです。
このような歩き方の人は裸足で歩くとドスドスやペタペタと足の裏が直接地面に当たるような音がします。
そして、足の裏は扁平足や開張足のようにアーチがなく、平らになっている方が多くみられます。
この状態でさらに足先に負担のかかるパンプスを履いてしまうと負担がかかることは想像できるかと思います。
歩く際には踵で着地→足裏→足指の順番で体重を乗せて歩くことを心がけてください。
そうすることでパンプスを履いた際の痛みを軽減させ、外反母趾の悪化を防ぐことができます。

手術をすればパンプスが履けるようになる?

箕面市の整体 みゅう整骨院 | パンプスを履きながら外反母趾と上手く付き合う方法

結論だけを言えば、パンプスは履けるようになるが、再発の可能性はあります
外反母趾に対して行われる手術は変形した骨を切ったり削ったりすることでもとの位置に戻すという方法です。
ですので、先述のような歩き方など根本の原因が改善されていなければ再発もあり得ます。
手術を行うと一定期間は仕事も休まなければいけませんので、痛みや外反母趾の症状の度合いによって医師と相談の上、慎重に考えましょう。

まとめ

どうしてもオシャレがしたい、仕事で履かなければいけないという場合でも工夫をして悪化を防ぐように心がけましょう。
いま自覚症状として出ていない軽度な外反母趾でも放っておくと悪化します。
普段から爪先の細いパンプスやヒールの高いパンプスを履く習慣のある方は症状の出ないうちから対策を行うようにしておくと良いでしょう。
外反母趾の痛みで困っている、歩き方が知りたいという場合には当院までご相談くださいね。