TFCC損傷を引き起こす5つの原因

箕面市の整体 みゅう整骨院 | TFCC損傷を引き起こす5つの原因
「TFCC損傷と診断を受けて手術を勧められている。」「TFCC損傷となり、立ち上がる際に手をつくと痛い。」「ドアノブを回したりする時に手首が痛い。これってTFCC損傷?」
TFCC損傷でこのようなことでお困りではないでしょうか?
あまり聞きなれないTFCC損傷という名前ですが、この記事で何が原因なのかを理解することで取り組むべきことが分かるようお手伝いが出来ればと思っております。
 

直接的な原因によるTFCC損傷

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1度の強い衝撃によって軟骨や複数の靭帯に損傷が起こります。
転んだ時に手を付いたり、手から転倒する事で損傷する事もありますし、交通事故の外傷性損傷が原因で靱帯損傷を起こす事があります。
交通事故の場合、衝撃が大きいので重症化することも多いです。
また、自転車に乗っていて転倒しそうになった際などにハンドルを持った手首が過度に反り返ることもTFCC損傷の原因となります。
 

癖によるTFCC損傷

靭帯の断裂というのは先述のように強い衝撃を繰り返す事によって起こったりしますが、TFCC損傷の場合は野球やテニスなど手首の負担を繰り返す事で、発症することがあります。
「癖」というのは、例えば趣味のテニスをする時に手首を尺屈した状態で打っている、子供を抱くときに手首に力が入っているなどです。
その手首に悪い「癖」が積み重なってTFCCが耐えられる限界値を超えたときに、損傷となって症状が現れるのです。
 

尺骨突き上げ症候群

ほとんどの人は尺骨と橈骨の長さは同じくらいですが、生まれつき尺骨が長い場合や怪我等により橈骨が変形した場合に尺骨突き上げ症候群を発症します。
前腕側の尺骨が長いため、手側の手根骨とぶつかることによって、TFCCに炎症が起こるのです。
このような尺骨の長さが原因のTFCC損傷は保存療法でいま起こっている損傷を治すことは出来ても、またすぐに再発する可能性が高いです。
このように尺骨の長さが原因でTFCC損傷を起こしている場合もあります。
ご自身の尺骨の長さが気になる方は、病院でレントゲンを撮ってもらうとよいでしょう。
 

パソコンやスマートフォンの使いすぎによるTFCC損傷

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これらの機器を使う際には重い頭が必ず前傾し、首や背骨に負担がかかるような姿勢になります。その上、長時間その姿勢でいることで計り知れない負担が身体にかかっているのです。
そうすると、腰や背中のバランスも崩れ、肩から先の肘や手は体幹部と連動しなくなりTFCCにも余分な負担がかかり…と悪循環を生みます。
頭が背骨に対して真っ直ぐに乗っていない状態になると、首や背骨に大きな負担を与え、それをカバーするように周辺の筋肉が働き疲労してしまいます。
また、肘を机の上に付いたり、手首の角度が自然でないまま使用したりすることもTFCCにかかる負担は大きくなるため注意が必要です。
もちろん長時間使わないことが何よりも大切ですが、そんな訳にもいかないと思います。
ですが、長時間の座位は股関節周りの血流が悪くなりますし、姿勢を支持する体幹部の筋肉が疲労してしまい正しい姿勢を取れなくなってしまうことも事実です。
TFCC損傷の痛みを早く無くすためにも、長い時間パソコン作業する場合1時間に1回は休憩してストレッチや散歩を行うことが大切です。
 

体の歪みが起こすTFCC損傷

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TFCC損傷の場合、先述の通り、肘関節周りの筋肉が手首に痛みをもたらす原因もあるかもしれません。
手首から肘につながる前腕の筋肉が凝り固まっていないか確かめてみましょう。
体の歪みがあり、TFCC損傷で悩んでいる方はかなりの確率で前腕にコリを抱えています。
この前腕のコリは手首の痛みのトリガーポイントと呼ばれ、痛みを誘発する原因になっているのです。
では、この前腕のコリはどこからやって来たのかというと、肩コリによって動きの悪くなった肩の動きを肘から下でカバーしようという代償動作で発生しています。
そして、その肩コリは背骨や骨盤などの骨の歪み、いわゆる悪い「姿勢」から生まれるのです。
このように、さかのぼっていくと足や股関節や骨盤や背骨といったところに帰着していくのです。このように、遠くて関係なさそうなTFCC損傷と体の歪みですが、根本的には関係してくるのです。
 

まとめ

安静にしてくださいと言われるものの、手首はなかなか安静にしておくことが難しい場所です。
ですが、体を整えることで手首への負担を減らすことは可能です。
TFCC損傷にお困りで、どこに行けば良いか悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。