腱鞘炎の症状は3段階ある!腱鞘炎は性別も関係します!

【手首・肘】手首が痛み押さえる女性 「料理中に手首が痛い」「赤ちゃんを抱っこしていると手首が痛くなってくる」「スマホやパソコンをしていると手首が痛い」これってもしかして、腱鞘炎? でも、病院や整骨院に行っても湿布と電気当てるくらいしかしてくれないよね。気になるから腱鞘炎の症状をインターネットで調べてみよっかな? 当院では、手を専門に整体を行っていますので、腱鞘炎でお困りの方が毎日のように来られます。 腱鞘炎の症状で悩まれている方に、このブログでは「3段階に症状を分けての解説」と「女性の腱鞘炎」「男性の腱鞘炎」について説明しています。 腱鞘炎による症状を知りたい方に少しでも役に立てれば幸いです。

痛い所はどこですか?

IMG_0551 先ずは、腱鞘炎になるとどこが痛くなるのでしょうか?特に多いのが手首の親指側ですね。 その次に、手首のところです。 IMG_0554 そして、指という順番で発生します。 写真のところとは、違うところに痛みが出ていたり朝起きたら手が変形している場合は、腱鞘炎ではないかもしれません。 病院で1度、検査を受けてみることをお勧めします。写真の所が痛いという方は、そのまま読み進めてくださいね。

この検査で痛みがでますか?

次に、この写真のようにすると痛みが発生しますか? IMG_0553 (1) これは、最も簡単な親指の腱鞘炎の検査です。 これが痛かったり親指が曲げにくくなっていると、腱鞘炎の可能性が高くなります。 そうではなく、親指がロックがかかり、カクッとなる場合は腱鞘炎を通り越してバネ指という状態になっています。 親指ではなく、手首が痛い場合の検査法は IMG_0552 このように、指を伸ばした状態で反対の手で指を押してください。この時に、伸ばしている指は負けないように抵抗します。これで痛い場合は、手首の腱鞘炎です。

腱鞘炎の症状を3段階に分けて解説

腱鞘炎による症状は、初期、中期、後期の3段階にわけることができます。 あなたは、どの段階でしょうか?腱鞘炎は悪化するとバネ指にレベルアップしてしまいます。 最悪のケースは手術になりますので、あなたがどの段階にいるか理解しておく必要があります。

初期:指や手首が動かしにくく違和感を感じるが、気が付いたらマシになっている

最初は、指や手首が硬く動かしにくい感じがします。痛みがあっても、動かしているうちにマシになってきます。 ちょっとストレッチしたり、お風呂で揉むと一旦マシになったりするので、この段階で問題視される方は少ないですね。 徐々に硬く感じる頻度や時間帯が多くなり、痛みの質が強くなってくる前の段階です。 検査をしたり、病院に行くと安静にしてくださいと言われるレベルですが、この時に対処すると早く治ります。

中期:指や手首が腫れっぽくなり熱を感じます。痛みが取れにくくなり病院を探す人が増えます。

この段階で、日常生活に支障が出てきます。それでも、料理や家事、抱っこは何とか頑張れば出来ます。 このあたりで、病院や整骨院を探される方が増えます。そして、安静にしたら治ると言われるわけです。 でも、手を安静にすることは不可能ですよね。 やはり、ここまでくると病院や整骨院で上手なところと出会えたら改善していきますが、出会えなかったら悪化してしまうということになります。

後期:何もしてなくても痛い!腫れて動かせない!

ここまでくると、日常生活で出来ないことが多発します。最初の検査もできないくらい痛くなります。 病院に行くと注射をして様子をみます。それでダメなら手術を勧められます。 整骨院や針は、腕次第ですね。下手な所に行くとテーピングをして何も変わらないか揉まれて悪化するケースもあります。 そして、ここまでくると精神的な負担も多くなりますので、腱鞘炎以外の体の異常も伴います。   このように、症状は3段階にわかれています。あなたは、どの段階でしたか? 初期の方は、早めに対処してくださいね。中期後期の方は、良い先生が見つかれば幸いです。

腱鞘炎の男女による違い

症状の3段階の次は、女性と男性では腱鞘炎の違いを説明していきます。

女性の腱鞘炎

th_th_2015821mn-144 女性の場合は、ホルモンが腱鞘炎に関係してきます。女性ホルモンに「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というものがあります。 このホルモンは妊娠・出産を助けるホルモンです。このホルモンは卵巣と少量ですが副腎、神経細胞でも作られています。 女性は特に、プロゲステロンとエストロゲンというホルモンのバランスにより体が変化します。

産後の女性

例えば、プロゲステロンの働きで出産後には、出産で動いた骨盤や骨を元の位置に戻そうとして体の腱を縮める働きがあります。 その状態で、家事や抱っこをして過度に手首を使うことで産後の腱鞘炎の症状が発生します。

更年期

また、更年期になると、プロゲステロンはほとんどなくなってしまいます。(エストロゲン50%以下に減ります) そのため、体の腱が硬くなり腱鞘炎になりやすくなってしまいます。 このように、女性は産後や閉経後に腱鞘炎の症状が発生するリスクが男性より高くなります。 筋力が女性の方が少ないのも悪化させる要素の一つですが、ホルモンの関係の方がとても重要になってきます。 ですから、病院で痛いとこに注射をしても整骨院で痛いところを揉んでも解決しないわけです。

男性の腱鞘炎

男性は、簡単です。間違えた手の使い方、もしくは手の使い過ぎです。 パソコンやスマホで手を酷使している方が、週末にゴルフをするとどうでしょうか?毎日、手を使うことになります。 手の筋肉や腱は、それほど大きくなく柔軟性にも欠けます。 手を毎日のように、ケアしている人か手の使い方上手い人でないと毎日使っていたら腱鞘炎になります。 私たちの業界も同様に下手な人が腱鞘炎になります。 整骨院に行って、手首や指にテーピングをしていたり、手がカサカサ、爪がボロボロの先生は100%下手なので違うところを探した方がよいでしょう。 上手い先生は、毎日8時間以上施術をしていても、潤っていて柔らかい手をしています。

悪化すると手術になります

腱鞘炎は、悪化すると腱を切る手術になります。手は出来る限り手術を避けるべきです。 それは、手と脳は密接に関わっているからです。 老化防止には、手を動かすことが推奨されているように「手=脳」と考えるべきです。 そうならないように、日ごろから腱鞘炎の初期段階でケアするクセをつけていきましょう。初期であれば、改善は早いですから。

まとめ

th_th_2015821mn-357 それでは、最後にまとめていきますね。手首や親指を動かしたら硬く感じたり、痛い場合は腱鞘炎の可能性が大です。 先ずは、あなたの腱鞘炎の段階がどれくらいか理解しておきましょう。そして、男性と女性では根本的な問題が違うという点もおさえておいてください。 女性だとホルモンが関係して、男性だと使い過ぎです。 これらを考慮して、病院は整骨院に行くか自分で治すかということになります。 また、手は脳に密接に関係していますので、放置して我慢することは避けるべきです。手の痛みや動かしにくさは、脳に影響がでます。 そして、精神的負担もどんどん大きくなっていきますので。   大阪府箕面市で、腱鞘炎にお困りの方は みゅう整骨院の腱鞘炎・ばね指専門整体がオススメですよ。