こんなことも原因になる!?様々な自律神経失調症の原因

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「姿勢不良が原因で自律神経失調症になることはある?」「自分には自律神経失調症になるようなストレスに思い当たるところがないが、実際に困っている。」「原因を知って自律神経失調症を克服したい。」
自律神経失調症はなかなか他人にはわかってもらえないこともあり、相談できずにいる方もたくさんいらっしゃいます。この記事では自律神経失調症になり得る原因についてご紹介します。

自律神経失調症を引き起こす4つの原因

① 過度なストレス

ストレスと言っても種類がありますので、詳しくご紹介します。

・精神的なストレス

一般的にストレスと言われるものがこの精神的なストレスです。人間関係や家庭環境、仕事などで嫌だな・・と感じてしまうことです。自律神経失調症の原因と言われると精神的なストレスが主と考えられがちですが、そんなことはありません。精神的なストレスはたくさんある原因のうちのひとつです。

・体のストレス

これは体の歪みや姿勢不良など、自分自身の体の問題です。自律神経は脳から脊髄へと伸びていきます。この途中で流れが止まってしまうと、自律神経はうまく働く事が出来ず、指令を出した脳はストレスを感じます。

・外環境のストレス

外環境とは気温や湿度のことを指します。自律神経は体温調整もしておりますので、あまりにも暑いまたは寒い状態が長く続くと体温調整に体力を使い過ぎてしまい、自律神経を使う体力までなくなってしまうのです。そのため、温度さえも自律神経失調症の原因となることがあります。お風呂の温度も例外ではありません。少しぬるめですが、39度くらいの温度が自律神経失調症の方には良いとされています。

② 生活リズムの乱れ

夜遅くまで起きている、休みの日は昼や夜まで寝ているから運動はしない。このような生活リズムの乱れがあると体はオンオフのスイッチの切り替えが出来ずに疲れ切ってしまいます。こうなると自律神経はいつ休めば良いのか分からずに常に緊張状態となります。

③ 環境の変化

今の社会はストレス社会と言われるように様々な場面で先ほどご紹介したようにいろいろなストレスがかかりやすい状態です。例えば、人事異動があったりして朝早くに出社したりテンションが高くなりすぎる場合などはありませんか?家庭環境が変わってすぐの場合などもありますよね。もちろんこれが悪いという訳ではありません。ですが、このように過剰にやる気が上がる状態の続くことが自律神経失調症の原因になることもあります。

④ 女性ホルモンの乱れ

 

自律神経失調症は女性に多い病気です。その大きな原因として女性ホルモンの影響が考えられています。自律神経をコントロールする場所はホルモン調整を行う部分と似たような場所にあり、相互に影響しあいます。初潮〜毎月の生理、妊娠出産や閉経と一生を通してホルモンバランスが変わることが原因のひとつになっています。

スマートフォンの使いすぎも原因になる!?

今なにかと問題になっているブルーライトも自律神経失調症の原因となります。ブルーライトを多く浴びると交感神経が刺激され、眠りに着きにくい、眠りが浅い等の弊害を引き起こすとされています。画面を暗めに設定する、夜は暗めの部屋で過ごすなど、光の刺激を抑える工夫をしましょう。また、スマホでニュースチェックなどの情報収集が欠かせなかったり、メールやSNSが気になってしかたがないような人も自律神経失調症に陥りやすいです。常にスマホが気になり悪循環となって、自律神経失調症に陥りやすくなるので注意が必要です。

まとめ

自律神経失調症はここにご紹介したような様々な原因が重なり合って症状を引き起こしています。原因で思い当たる部分があれば日常生活を変えてみることも時には大切です。また、自律神経失調症はエネルギーの使いすぎ・頑張りすぎですので、意識的にゆっくり休む時間を取ってあげてくださいね。整体で体を整えることで自律神経の働きを正常にすることも可能です。試してみたい!という方は当院までご相談くださいね。