「肩甲骨のストレッチにはどのようなメリットがあるのか知りたい。」
「肩甲骨のストレッチを調べたが上手く出来ない。」
このように肩甲骨のストレッチの効果ややり方でお困りではないでしょうか?
いいとは聞くけどよくわからないという方のために肩甲骨ストレッチに関しての情報をまとめています。
これをきっかけに肩甲骨ストレッチを始めてみてください。
肩甲骨ストレッチで得られる効果
1.肩こり解消
固まった肩甲骨周囲の筋肉を動かし、循環を上げることで肩こりの解消になります。
肩甲骨ストレッチで頭痛が軽減したという方も多くいらっしゃいます。
薬を飲まずに手軽に行える方法としてよく知られている効果です。
2.猫背改善
猫背は肩こり・腰痛の原因になることで良く知られていますね。
実は猫背は間接的に消化への悪影響、便秘、手足のしびれ、最悪のケースでは脳梗塞やくも膜下出血にもつながる可能性があります。
肩甲骨のストレッチを行うことで肩甲骨が正しい動きに戻れば、猫背が改善され姿勢が良くなることが期待できます。
3.顔のたるみ予防
猫背と関連したお話ですが、猫背ぎみになると、首が下に引っ張られ、顎が前に突きだし、頬がたるんで老け顔に。
また、血流の悪さからむくみやすくもなってしまいます。
肩甲骨のストレッチには猫背を改善させることで顔のたるみ、むくみなど美容面にも良い効果があります。
肩甲骨の柔軟性チェック
両腕を後ろに回して左右の手を上下に組んでみましょう。
全然つかないという場合にはあなたの肩甲骨はかなり硬くなっている状態です。
肩甲骨のストレッチがちゃんと出来ているか分からないという場合にはストレッチをした後にもう一度チェック出来るよう、今の状態を覚えておいてください。
左右差があればそれも覚えておきましょう。
きちんと出来ていれば変化が見られます。
肩甲骨をほぐすストレッチの行い方
・肩甲骨を左右に広げるストレッチ
① 立った状態で息を吸いながら両肘を後方へ引きます。
② 左右の肩甲骨を近づけるイメージを持って5秒キープ。
③ 次に息を吐きながら両腕を前に出します。手の甲をつけ、親指は下にしておきましょう。
④ 左右の肩甲骨を離すイメージで5秒キープ。
⑤ これを1セットとして5回ほど行いましょう。
どの動きをしている時でも肩が上がらないよう気をつけましょう。
② 左右の肩甲骨を近づけるイメージを持って5秒キープ。
③ 次に息を吐きながら両腕を前に出します。手の甲をつけ、親指は下にしておきましょう。
④ 左右の肩甲骨を離すイメージで5秒キープ。
⑤ これを1セットとして5回ほど行いましょう。
どの動きをしている時でも肩が上がらないよう気をつけましょう。
・肩甲骨を上下に動かすストレッチ
① 立った状態で両腕を天井へに向けてあげましょう。指先は上にしておきましょう。
② 両肘を横に広げながら肩甲骨を下に下ろしていきます。肘は90度くらいに曲げておいて、胸の高さくらいまで下ろすようにしましょう。
③ 下ろした姿勢で10秒キープ。
④ 10セットほど行いましょう。
動きの中で呼吸を止めないよう深呼吸を心がけましょう。
② 両肘を横に広げながら肩甲骨を下に下ろしていきます。肘は90度くらいに曲げておいて、胸の高さくらいまで下ろすようにしましょう。
③ 下ろした姿勢で10秒キープ。
④ 10セットほど行いましょう。
動きの中で呼吸を止めないよう深呼吸を心がけましょう。
きちんと出来ているのか分からないという方は運動前後で先ほどご紹介しました肩甲骨の柔軟性チェックを行ってみてください。
肩甲骨の動きを悪くする生活習慣
1.長時間のパソコンやスマホ作業、車の運転が多い
腕を前に出している姿勢が続くと肩甲骨周囲の筋肉が外側に引っ張られたまま動かしづらくなります。
せっかくストレッチで動きを良くするのであれば、固まらないようにこまめに動かしておくことが重要です。
2.猫背など普段からの姿勢不良
こちらも先ほどと同じ理由で肩甲骨周囲の筋肉の緊張を招きます。
うつ伏せで本を読んだり、頬杖を突いたりするクセがある方は注意して見ましょう。
3.運動不足
運動不足が体の動きを悪くすることはよくご存知の方も多いでしょう。
運動不足は体の循環が悪くなるばかりではなく、柔軟性もなくなるので、いざ動かそうとしてもなかなか動かない状態になります。
隙間時間を有効活用して肩甲骨ストレッチを行ってみてください。
まとめ
いかがでしょうか?体操は簡単なものをご紹介しましたので、もっと出来る!という方はいろいろ試してみてくださいね。
息を止めない、肩に力を入れないということはどの体操においても共通の注意点ですので意識をして行ってみてください。
なかなか解消されない肩こりや肩甲骨ストレッチについてご質問がある際には当院までご連絡くださいね。