その首の痛み、軽く考えていませんか?
「朝起きたら首が動かしにくい」
「首から肩にかけて重だるい感じが続いている」
「最近、腕のしびれも気になるようになってきた…」
このような症状が続いているなら、もしかすると【頸椎ヘルニア】が原因かもしれません。
首の痛みは、単なる肩こりや寝違えと誤解されがちですが、椎間板の異常による神経圧迫が隠れている場合もあります。
放置すれば症状が悪化することもあるため、正しい知識と早めの対処が重要です。
第1章|頸椎ヘルニアとは?|首の痛みの原因になる仕組みを解説
頸椎ヘルニアとは、首の骨(頸椎)の間にある「椎間板」が飛び出して神経を圧迫してしまう状態です。
椎間板と神経の関係
- 頸椎は7つの骨で構成されており、その間にある椎間板がクッションの役割を果たしています
- 長時間の不良姿勢や加齢により椎間板が変性すると、内部の髄核が外に飛び出すことがあります
- 飛び出した髄核が神経根や脊髄を圧迫することで、痛み・しびれ・可動域制限などの症状が出るのです
なぜ首に痛みが出るのか?
- 神経が圧迫されることで「神経性の痛み(放散痛)」が起こる
- 圧迫部位によっては、首だけでなく肩・腕・指先まで症状が広がることもあります
第2章|頸椎ヘルニアの主な症状|初期症状・進行症状をチェック
頸椎ヘルニアは、症状が軽い初期段階から進行段階へと変化していきます。
初期症状
- 首の片側に痛みや張りを感じる
- 肩や肩甲骨のあたりが重だるい
- 首を回す・反らす動作で違和感がある
- 寝違えと勘違いされることも多い
進行すると…
- 腕や手にしびれ・感覚の鈍さが出る
- 物をつかみにくくなる(細かい作業がしづらい)
- 握力の低下
- 頭痛・めまい・ふらつきといった自律神経症状を伴うケースも
見逃しがちな症状
- 慢性的な肩こりと勘違いする
- デスクワーク後だけ症状が出るため「疲れ」と判断して放置
- 朝だけ痛む/夜に悪化するなど、変動する症状は要注意
第3章|セルフチェック|頸椎ヘルニアの疑いがあるサインとは?
頸椎ヘルニアかどうかは、簡単なセルフチェックで目安をつけることができます。
チェックリスト
以下の項目に当てはまるものにチェックを入れてください。
3つ以上当てはまる方は、頸椎ヘルニアの可能性があります。早めの専門相談をおすすめします。
ワンポイント:スパーリングテスト(簡易版)
- 首を後ろ+痛い側に傾ける
- 肩~腕~指先にかけてしびれが強くなるなら、神経根圧迫の可能性あり
※このチェックはあくまで目安です。ひとつでも該当すれば、早めに専門機関で診てもらいましょう。
第4章|放置は危険?|頸椎ヘルニアが悪化したときのリスク
「とりあえず様子を見よう」
「市販の湿布で何とか…」
そんなふうに軽視してしまうと、症状はじわじわと悪化します。
悪化した場合のリスク
- 日常動作がつらくなる
洗髪・洗顔・着替えなども痛みで困難に - しびれが常に続く
仕事や家事に集中できない - 感覚麻痺や筋力低下
手の動きが不自由に - 歩行障害や排尿トラブル
重度では脊髄の圧迫により歩けなくなることも
重症化すると、手術が必要になるケースもあるため、早期対応がとても重要です。
第5章|整形外科との違いは?|病院と整骨院の役割の違い
「病院と整骨院、どちらに行けばいいの?」と迷う方は多いです。
病院(整形外科)の役割
- レントゲン・MRIなどの画像診断
- 痛み止め・湿布・ブロック注射などの対症療法
- 重症の場合は手術を検討
整骨院の役割
- 姿勢や筋肉・関節のバランスを評価
- 首・肩・背中・骨盤など、全身のバランスを整えて神経圧迫の原因にアプローチ
- 再発予防のためのセルフケア指導
整骨院では、画像に写らない「機能的な問題(筋肉や動作のクセ)」に対して根本改善を目指す施術を行うのが特徴です。
第6章|今日からできる!首の痛みを和らげるセルフケア習慣
整骨院での施術とあわせて、自宅でできるセルフケアも非常に大切です。
姿勢の見直しポイント
- デスクワークではモニターの高さを目線に合わせる
- 背もたれに深く座り、骨盤を立てて座る
- スマホを見るときは、顔の高さまで持ち上げる
軽いストレッチ
- 首を前・後・左右にゆっくり動かす(痛みが出ない範囲で)
- 肩甲骨を動かす肩回し運動
- 温めたタオルを首に当てて血流改善
NG行動
- 首をバキバキ鳴らす癖
- 高すぎる枕の使用
- 寝転んでスマホ操作
「毎日続けられる簡単なケア」を習慣にすることが、予防と改善につながります。
第7章|首の痛みが続くなら…専門家への相談が早期改善のカギ
「痛いけど、まだ我慢できる…」
「湿布や薬で様子を見ている…」
その状態が1週間以上続いているなら、自己判断せず専門家に相談することをおすすめします。
整骨院では以下のような施術を行っています。
- 姿勢・可動域のチェック
- 頸椎・肩・背中・骨盤のバランス調整
- 筋膜リリースや関節モビライゼーション
- 自宅でできるストレッチ・エクササイズの指導
「痛みの根本に向き合う」ことが、早期回復・再発防止につながります。
まとめ|首の痛みは、体からのSOS。早めの対処を!
頸椎ヘルニアは、初期の段階であればあるほど改善しやすい症状です。
放置して重症化すると、生活の質が大きく下がってしまう可能性もあります。
もし「ただの肩こりだと思っていた」「最近しびれが出てきた」と感じているなら、それは体からの重要なサインです。
まずは姿勢を見直し、セルフケアを始めてみましょう。
それでも改善しない場合は、早めに専門家のサポートを受けることをおすすめします。
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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
* 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
* 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
* 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。