「ふわふわする」
「地に足がつかない感覚」
「吐き気をともなうぐらつき」
こうした“めまい”の症状が、実は首(頚椎)から来ていることをご存知でしょうか?
病院では「異常なし」と言われた、薬を飲んでも改善しない。
そのようなケースでも、頚椎の歪みや筋肉の緊張、神経の圧迫が根本にあることは少なくありません。
この記事では、手技療法によって改善が見られた具体的な症例や、
めまいと頚椎の密接な関係性、日常で気をつけたい行動、整骨院での施術内容を分かりやすくお伝えしていきます。
頚椎ヘルニアによるめまい・ふらつきの症状とは
めまいとふらつきの特徴
頚椎ヘルニアによる「めまい」は、いわゆる耳の病気から来る回転性のめまいとは異なり、
以下のような感覚が特徴です。
- 頭がフワフワする
- 足元が不安定に感じる
- 地震のような揺れ感がある
- 吐き気や冷や汗をともなうこともある
こうした症状は、頚椎の神経圧迫や血流不良、自律神経の乱れが関与しています。
どんな時に症状が出やすいか
以下のような状況で、めまいやふらつきが強くなることがあります。
- 朝起きた直後に立ち上がったとき
- デスクワークで長時間同じ姿勢が続いたとき
- 高いところから下を見る、首を反らす動作
- スマホやPCを長時間見続けたあと
姿勢や首の角度によって神経が圧迫されると、脳への血流が一時的に低下し、めまいが引き起こされます。
他に現れやすい症状
頚椎ヘルニアによるめまいには、以下のような関連症状が伴うこともあります。
- 肩こり、首の張り
- 手のしびれ(とくに親指・人差し指)
- 後頭部~背中の痛み
- 頭痛、耳鳴り、吐き気
- 集中力の低下やイライラ感
こうした複数の不調が同時に出ている場合、頚椎由来の問題を疑う必要があります。
めまいの原因と頚椎の関係性
神経や前庭の関与
身体のバランスは、内耳の前庭機能・視覚情報・深部感覚・脳の統合処理によって保たれています。
しかし頚椎ヘルニアでは、脊髄や神経根が圧迫されることで、この統合機能に誤作動が起こることがあります。
特に、首の後ろを通る椎骨動脈という血管の流れが妨げられると、
脳幹や小脳への血流が一時的に減少し、フラつきやめまいを感じやすくなります。
頚部の反射・調節機能の障害
首まわりの筋肉や関節は、姿勢を保つための反射を担っています。
頚椎ヘルニアによってこれらの調節機能が低下すると、
- 首を動かすとクラッとする
- 横を向くと視界がぶれる
- 急に立ち上がったときに目の前が暗くなる
といった症状が出ることがあります。
これは、姿勢調整の神経回路のエラーが関係しています。
姿勢や脊椎への負担との関係
猫背・ストレートネック・巻き肩といった姿勢不良が続くと、
頚椎にかかる圧力が増加し、ヘルニアや椎間板の変性を促進します。
その結果、
- 自律神経の乱れ
- 筋肉の過緊張
- 血行不良
といった複数の要因が重なり、めまいを慢性化させる悪循環に陥ります。
日常生活で注意すべき習慣とやってはいけないこと
症状を悪化させるやってはいけないこと
- 首を大きく回すストレッチ
- 無理に首を反らす運動
- スマホを下向きで長時間使う
これらは神経への圧迫や血流障害を強める要因となり、かえってめまいやしびれを悪化させてしまうことがあります。
仕事・家事・スマホなどの注意点
- デスクワーク中は1時間に1回は立ち上がる
- 枕の高さを見直す(首が反らない高さ)
- 肩を上げる癖がある人は深呼吸でリラックス
日常動作の中にある「無意識の首の負担」を減らすだけでも、症状の改善に大きく貢献します。
正しい休息とリラックス法
- お風呂で首の緊張をゆるめる
- 深呼吸で自律神経を整える
- 仰向けでタオル枕を入れて寝る
特に就寝中の姿勢は非常に重要です。
首に負担をかけない姿勢づくりで、回復しやすい体をサポートしましょう。
頚椎ヘルニアのセルフチェックと検査
症状チェックポイント
次のような項目に当てはまる方は、頚椎ヘルニアによるめまいの可能性が考えられます。
✅ 朝起きた直後にふらつきを感じる
✅ 首を動かすと頭がグラつく
✅ 肩や腕にしびれやだるさがある
✅ 頭痛や後頭部の重さが頻繁にある
✅ スマホやPCを長時間使ったあとに気分が悪くなる
2つ以上当てはまる方は、早めの対処が必要です。
整形外科での診断と画像検査
医療機関では以下のような検査で診断が行われます。
- MRI検査:椎間板の状態や神経の圧迫を可視化
- CT検査:骨の変形・骨棘の有無を確認
- 神経学的検査:反射・筋力・知覚異常の有無を調べる
整骨院ではこれらの検査はできないため、重度のしびれや麻痺がある場合は整形外科と連携して対応します。
医療機関に相談すべき症状
以下のような症状がある場合は、整骨院だけでの対応では不十分な場合があります。
- 手足の力が入りにくい(筋力低下)
- 排尿障害や歩行困難
- 吐き気をともなう激しいめまい
- 顔のしびれや構音障害(呂律が回らない)
早期に医療機関へ相談しましょう。
整骨院で行う手技療法と当院のアプローチ
筋緊張と自律神経のバランスを整える
頚椎ヘルニアによるめまいの多くは、筋肉の過緊張と神経の過敏状態が原因です。
当院では、以下のようなアプローチを行います:
- 頚部・肩・背中の筋膜リリース
- 背骨や骨盤のバランス調整
- 自律神経の安定を促す手技療法
体全体の緊張を緩めることで、首への圧力を減らし、神経や血流の流れを改善します。
血流改善と神経圧迫の緩和
当院の施術では、特に椎骨動脈の圧迫解除と脳への血流回復に重点を置いています。
- 首の角度を調整しながらの手技
- 肩甲骨まわりの可動域を広げる調整
- 呼吸と連動させたリズム整体
これにより、フワフワ感やふらつきの軽減を早期に実感いただけるケースも多くあります。
頚椎に負担をかけない全身調整
首だけを施術しても、根本的な改善にはつながりません。
そのため当院では、
- 姿勢バランス(猫背・骨盤の傾き)
- 足元の安定(インソール・足首調整)
- 内臓の働き・循環系への配慮
など、全身のコンディションを整えることで頚椎への負担を減らすことを大切にしています。
症例紹介と患者様の声
めまいに悩んだ患者様の改善例
◆ 40代女性|看護師
「毎朝のふらつきが辛く、病院でも異常なしと言われて不安でした。こちらで3回目の施術後、朝のめまいがほとんどなくなりました。」
◆ 60代男性|元建設業
「首の痛みと一緒に、下を向くとクラッとする症状が続いていました。5回ほどの施術で、首が軽くなり、めまいも消失。仕事も再開できました。」
よくある質問
Q. ボキボキ鳴らす矯正はしますか?
A. 当院では行っておりません。筋肉と関節に優しいソフトな施術です。
Q. 病院と併用しても大丈夫?
A. もちろん可能です。画像診断結果を参考に、施術プランを立てることもあります。
Q. どのくらいで改善しますか?
A. 早い方は初回で変化を感じますが、根本改善には継続施術が必要です。
まとめ|頚椎ヘルニアによるめまいは整骨院でも改善が期待できます
病院で異常が見つからず、「このめまいは一生付き合うしかないのか」と不安を抱える方が多くいらっしゃいます。
しかし、頚椎や筋肉のバランスを整えるだけで、症状が軽減・改善した例は数多く存在します。
当院では、あなたの不安に寄り添いながら、身体の仕組みに基づいた施術で本来の回復力を引き出すお手伝いをしています。
「めまいが怖くて外出できない」
「毎朝がつらくて仕事にも集中できない」
そんな日々を、少しでも早く終わらせられるよう、私たちが全力でサポートします。
ぜひ一度、あなたの身体の声に耳を傾けに来てください。
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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
* 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
* 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
* 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。