少しあるくと腰から足に強いしびれや痛みが出て歩けなくなるが、しばらく休むと痛みが治まることはありませんか?
これは脊柱管狭窄症の特徴的な症状(間欠性跛行)と言われるものです。
多くは中高年以降の加齢にともなう症状と言われていますが、多彩な痛みやしびれを伴うため日常生活に支障をきたします。
まずは自分の状態をチェックしてみましょう
1□ 太ももからふくはぎやすねにかけて、しびれや痛みがある
2□ しびれや痛みはしばらく歩くと強くなり、休むと楽になる
3□ しばらく立っているだけで、太ももからふくらはぎやすねにかけて、しびれたり痛くなる
4□ しびれはあるが、痛みはない
5□ 前かがみになると、しびれや痛みは楽になる
6□ しびれや痛みは足の両側にある
7□ 両足の裏側にしびれが出る
8□ お尻の周りにほてりが出る
9□ 歩くと尿が出そうになる
チェック項目の1~4すべてにチェックがついた場合は、脊柱管狭窄症と判定します。
チェック項目の1~4のうち、1つ以上にチェックがつき、項目の5~9のうち2つ以上に当てはまる場合は、馬尾障害を有する腰部脊柱管狭窄症と判定します。
脊柱管狭窄症になったどうなるの?
一般的には、病院でレントゲンやMRIなどの検査を行って診断します。画像初見だけでは診断が難しく、多彩な症状が現れるため他の原因と間違われることも少なくありません。
病院に行くと、非ステロイド性の鎮痛剤や下肢の血流を改善して、しびれを和らげる薬が用いられることがあります。
それに合わせて、腰に電機を行ったり牽引という機械で腰を引っ張ることが多いようです。
それでも改善しない方は、手術を行うこともあるようですが、多くの場合は、保存的に経過をみるケースばかりです。
いずれにしても、どこに行ったらいいかわからなくて困っている方が多いのが正中間狭窄症という病気です。
おススメの運動は自転車こぎ
長時間歩くことができないのが特徴ですので、運動不足になりがちです。
そうすると、骨や筋肉、関節はどんどん衰えて寝たきりになるリスクが高くなります。なるべく体を動かしたいので、おススメは自転車こぎです。
自転車をこぐ姿勢は自然と前かがみになるため、脊柱管が広がり神経の圧迫が軽減されます。脊柱管狭窄症の方の腰に負担をかけずに運動できるということです。
安全性を配慮すればフィットネスクラブなどの民間のジムに通い
1日に10~30分程度の自転車こぎを行うことがよいでしょう。
なかには、これだけで長時間歩けるようになった方もいらっしゃいました。
整体との組み合わせが特に効果的
整体もおススメです。
脊柱管狭窄症の原因の一つに姿勢の問題があります。
姿勢が悪いと、背骨の弯曲が全体的にバランスが悪くなり腰にとっては間違いなく負担が多くなります。
整体で姿勢が保てるようになると歩く時の安定性やバランス能力が高まって背骨や腰に対しての負担が軽減されます。
まとめ
脊柱管狭窄症になると、少しあるくと腰から足に強いしびれや痛みが出て歩けなくなるが、しばらく休むと痛みが治まるという特徴的な症状が出ます。
整形外科などの病院に行くと、レントゲンやMRIで診断を受けてよっぽどの場合は手術を勧められます。
しかし、痛みやしびれは残る場合もあるためどこに行ったらいいか、どうしたらいいのかわからずに困っている方がとても多いようです。
まずは、整体で姿勢をできる限り改善しましょう。そしてフィットネスクラブなどで自転車こぎをして運動不足を解消し、腰にかかる負担を減らしましょう。
そうすることで、手術を受けずに脊柱管狭窄症を克服された方がたくさんいらっしゃいます。
あきらめずに、良い整体に出会えることを願っています。
箕面の整体 みゅう整骨院 平井大樹