「最近、座っているだけで腰が痛くなる」
「仕事中はほとんど座りっぱなしで、夕方になると腰の奥が重い」
そんなお悩みはありませんか?
現代社会では、多くの方が1日7時間以上も座って過ごしていると言われています。
実はこの「座りっぱなし」が、腰痛の大きな原因になることをご存知でしょうか?
この記事では、整骨院にご相談の多い「座りすぎ腰痛」について、
- 腰に負担がかかる姿勢と原因
- 自分でチェックできるポイント
- その場でできるセルフケアとストレッチ
- 整骨院で行う具体的なアプローチ
を丁寧に解説します。
「もう歳だから仕方ない」とあきらめる前に、今日から少しずつ腰のケアを始めてみましょう。
なぜ座りすぎると腰が痛くなるのか?
「ただ座っているだけなのに腰が痛いのはなぜ?」
実は座る姿勢こそ、体にとってかなり過酷なのです。
骨盤の後傾が全身バランスを崩す
長時間座っていると、次のような姿勢になりやすくなります。
- 骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まる
- 頭が前に出て、首・肩の負担が増える
- 背骨の自然なS字カーブが崩れる
この状態が続くと、背中・腰にかかる負担が何倍にもなり、「筋疲労+関節のゆがみ」→「慢性腰痛」の悪循環が生まれます。
血流の低下と筋膜の癒着
筋肉や筋膜は動くことでポンプ作用を発揮しますが、動かさなければ血流が滞り、酸素不足になります。
その結果…
- 筋膜同士が癒着しやすくなる
- 老廃物がたまり「張り」や「鈍痛」が出やすくなる
- 軽い動作でギックリ腰のような痛みが起きる
座りすぎ腰痛セルフチェック
以下の項目に当てはまる場合、あなたの腰痛は“座りすぎ”による可能性が高いです。
- 立ち上がるときに「ピキッ」と痛む
- 朝起きたときより、夕方のほうが腰が重い
- お尻や太もも裏の筋肉がカチカチ
- 仰向けで寝ると腰が床から浮く
- 長く座っていると足がしびれてくる
特に「腰に加えてお尻・太もも・背中も痛む」場合は、骨盤や筋膜のアンバランスによる影響が大きいと考えられます。
今すぐできる!座りすぎ腰痛の対処法
痛みがひどくなる前に、日常に取り入れられる小さな工夫で対処することが大切です。
1時間に1回は立ち上がる
- スマホのアラームやパソコンのタイマーを使って立ち上がる習慣をつけましょう
- 30秒~1分でOK!トイレ・給水・窓際ストレッチも◎
骨盤を立てて座る意識
- 椅子に浅く腰かけて、坐骨で体重を支える
- 背中を少し反らせて、骨盤の前傾をキープ
水分をこまめにとる
- 筋肉・椎間板の柔軟性維持には水分が必要
- 1時間ごとにコップ1杯程度の水が目安
座ったままできるストレッチとリセット法
仕事中でもできる「ながらストレッチ」で、腰と骨盤周りのこわばりをリセットしましょう。
骨盤起こし体操
- 方法
椅子に浅く座る
お尻の下の坐骨でまっすぐ体を支える
背筋を軽く伸ばして10秒キープ × 3回 - ポイント
顎を引いて目線を前へ
お腹に軽く力を入れると姿勢が安定
ハムストリングスストレッチ
- 椅子に座ったまま片足を前に出し、つま先を上に
- 背筋を伸ばしたまま前に倒れる
- 太もも裏が伸びていればOK(10秒×3回)
胸ひらき&背骨リセット運動
- 両手を後ろで組み、胸を開いて深呼吸
- 肩甲骨を寄せながら3~5呼吸キープ
- 丸まりがちな背中をリセット!
整骨院でのアプローチと再発予防ケア
セルフケアで効果を感じにくい、または繰り返す腰痛には専門的なケアが必要です。
整骨院でのチェック内容
- 骨盤・腰椎・背骨のアライメント(整列)確認
- 筋肉の張りや筋膜の滑走性を手技で評価
- 神経の圧迫や姿勢習慣による負担の有無を確認
アプローチ方法の例
- 骨盤調整・背骨のバランス矯正
- 筋膜リリース・深部の手技療法
- ストレッチ&運動療法の指導
再発を防ぐ生活アドバイス
- 正しい座り方の再習慣化
- デスク環境の見直し(椅子・机の高さ)
- 体幹や股関節まわりの筋トレメニュー提案
まとめ
座りすぎによる腰痛は、気づかないうちに進行し、慢性化・ぎっくり腰へとつながるリスクもあるため、早めの対処がカギになります。
今日から始められる「立ち上がる」「骨盤を立てて座る」「ストレッチを習慣にする」といった小さな行動が、未来の体を守ります。
また、セルフケアだけでは難しい症状や再発が気になる方は、整骨院での専門的なアプローチで根本改善+予防を目指してみてください。
あなたの腰痛がラクになり、毎日をもっと軽やかに過ごせるよう、私たちも全力でサポートいたします。
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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
* 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
* 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
* 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。