肩こりが悪化するお風呂の入り方とは?原因と正しい入浴法を整体師が解説

「お風呂に入ると肩こりが悪化する…」その理由を専門家が解説

血流が良くなるのに痛くなる?その裏にある「滑走障害」

「お風呂に入れば肩こりがラクになると思ったのに、逆に重だるくなったり、ズーンと痛みが増すことがある…」
そんな経験はありませんか?

これは一時的に血流が良くなることで筋肉が緩んだように感じる一方、筋肉や筋膜(ファシア)同士がスムーズに滑らず、動作時に「引っかかり」や「突っ張り」を生む状態=“滑走障害”が隠れている可能性があります。

特に、デスクワークやスマホ操作で同じ姿勢が続くと、肩や首の筋膜が癒着しやすくなります。
その状態でお風呂に入ると、一時的に筋肉が膨張・柔らかくなり、逆に「滑走しにくさ」が顕在化することがあるのです。

熱すぎるお湯が交感神経を刺激する理由とは

42℃以上の熱いお湯は、一見気持ちよく感じるものの、交感神経(=緊張モード)を優位にしてしまうリスクがあります。

肩こりは「自律神経のバランス」が崩れることで悪化するケースが多く、特に交感神経が過剰に働いて血管が収縮し、筋肉が硬くなる傾向があります。

つまり、「熱めのお風呂でスッキリ!」は一時的で、その後に体が冷え、筋緊張が強くなるという“逆効果”が起こってしまうのです。

悪化させないための浴槽内の姿勢・時間のポイント

長湯・うつむき姿勢・浴槽の縁にもたれる姿勢は要注意。
肩や首に無理な角度がかかることで、血行不良や筋肉の緊張が強まり、入浴後に「肩がパンパンになる」ことも。

理想的な入浴姿勢は、「背筋を伸ばして、リラックスして座る」「15分以内で湯温3840℃」です。
肩までしっかりお湯につかる「全身浴」を基本としながら、肩まわりに力が入らない姿勢を意識することが大切です。

整骨院が推奨する「肩こりを悪化させない正しい入浴法」

温度・時間・タイミングの黄金バランス(38〜40℃/15分)

肩こりを緩和させたいなら、「ちょっとぬるめ」と感じる3840℃のお湯で、1015分の全身浴が基本です。

この温度帯は副交感神経(=リラックスモード)を優位にし、筋肉の緊張を和らげる効果が高いとされています。
入浴時間が長すぎると逆にのぼせたり、体力を消耗してしまうため「短く、深くリラックス」を意識しましょう。

おすすめの入浴タイミング:

  • 食後1時間以上あけてから
  • 就寝の1~2時間前がベスト
  • 肩こりが強いときは朝より夜がおすすめ

お風呂でできる肩甲骨ストレッチ3選

ぬるめのお湯につかりながら、肩甲骨をほぐす軽いストレッチを加えると、効果はさらに高まります。

  1. 肩回しストレッチ
     肩をゆっくり「前→上→後ろ→下」と大きく円を描くように10回
  2. 肘を後ろに引く肩甲骨寄せ
     両肘を背中側で寄せるように動かし、5秒キープ×5セット
  3. 肩甲骨を上下に動かすストレッチ
     肩をすくめて5秒キープ→ストンと下げる×5回

※お風呂の中では滑りやすいため、無理のない範囲で行ってください。

入浴後の冷え対策・着衣のポイント

「お風呂で温まったのに、すぐに肩が冷える…」という人は要注意。
入浴後に冷たい空気に触れると、筋肉は一気に収縮し、再び肩こりを招く原因になります。

対策としては、

  • タオルドライを念入りに
  • 乾いた服・パジャマをすぐに着る
  • ドライヤーで髪を完全に乾かす
  • 湯冷めしないよう、靴下や首元の保温も重要

「温めたあとに冷やさない」これが肩こり改善の鍵です。

FJA理論から見る「肩こりと入浴」の科学的関係

筋膜・神経・血流の関係性を評価するFJA理論とは?

当院が導入しているFJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)は、「筋膜(ファシア)」「関節」「神経」の滑走状態を評価・調整する先進的な手技理論です。

肩こりにおいては、筋肉だけでなく、筋膜が滑らかに動けているかどうか(=滑走性)が重要な鍵を握っています。
筋膜同士の癒着や滑走障害があると、動作に引っかかりが生まれ、結果的に「血流悪化」「神経の圧迫」「慢性炎症」を引き起こすのです。

この理論に基づけば、ただ温める・ほぐすだけではなく、「なぜ動きにくいのか」「どこが引っかかっているのか」を見極めることができます。

FJAによる施術事例:40代女性・肩こりと不眠のケース紹介

【症例紹介】
40代・主婦/肩こり歴10年/「お風呂に入ると肩がだるくなる」「夜中に肩の張りで目が覚める」

  • 評価:僧帽筋と肩甲挙筋の間に滑走障害を確認。肩甲骨の動きも制限されていた。
  • アプローチ:FJA理論に基づき、滑走テストを行い、筋膜間の癒着をピンポイントで施術。
  • 結果:3回目の施術後から「入浴後のだるさがない」「夜ぐっすり眠れる」と報告あり。

このように、FJAでは「どこをどの順番で触れるべきか」が明確に評価できるため、ムダのない・的確な肩こり改善が可能です。

整体がおすすめな人の特徴|セルフケアで治らない方へ

慢性疲労・頭痛・目の奥の痛みも併発している方

肩こりが単なる「筋肉の疲れ」ではなく、慢性疲労や頭痛、目の奥の痛みまで引き起こしている方は、整体による専門的なアプローチが必要です。

これらの症状は「筋膜の滑走障害」や「自律神経の乱れ」といった深部の問題と密接に関わっています。
市販の湿布やマッサージで一時的に楽になっても、根本の原因が残っていれば再発を繰り返すのが特徴です。

湯船に入っても改善しない/余計につらくなる

本来、リラックス効果があるはずのお風呂で肩こりが悪化する場合、表面的な疲労ではなく、筋膜や関節、神経の滑走異常が隠れている可能性があります。

こうした状態はセルフケアでは発見しづらく、整体での「評価→原因の特定→ピンポイントの施術」が必要不可欠です。

整骨院の施術とセルフケアの“ちがい”とは?

セルフケアでは、ストレッチや温熱療法など、あくまで「全体的なほぐし」にとどまるのが一般的です。
一方、当院が行う施術では…

  • FJA理論で筋膜・関節・神経の状態を評価
  • 動作テストを通じて引っかかりの部位を特定
  • 癒着を解消し、再発しにくい体に導く

というように、原因に対して直接働きかける技術があるため、回復が早く、再発予防にもつながります。

みゅう整骨院の肩こり改善アプローチと信頼体制

【院長紹介】平井大樹の想いと経歴(専門性と人柄)

みゅう整骨院の院長・平井大樹は、施術歴20年以上。これまで延べ5万人以上の患者様を診てきました。
現場で培った経験と「痛みの原因を見抜く力」で、マッサージでは取れない肩こりの根本改善を追求しています。

彼の治療哲学は、「患者さんの生活を犠牲にせずに治す」こと。
肩こりがあるからといって家事や仕事を諦めるのではなく、生活を続けながら、痛みの根っこを見つけて整えるのがFJA理論に基づくスタンスです。

【施術紹介】FJA理論×個別評価で再発まで予防

当院では、初回の問診・評価をとても大切にしています。
なぜなら、肩こりの原因は「肩」だけにあるとは限らないからです。

  • 首の動きの悪さ
  • 肩甲骨の滑走不全
  • 胸椎・肋骨の固さ
  • 姿勢や骨盤バランスの乱れ

こうした全体像を評価し、最短ルートで施術計画を立てることで、肩こりの根本原因に対し、最適な順序でアプローチします。

【患者様の声】40代女性の喜びの声

「お風呂に入っても肩が重だるく、夜も寝つきが悪くて…。でも、みゅう整骨院に通い始めてから、初回で体が軽くなった感覚があり、3回目には熟睡できるようになりました!
先生の説明がとても丁寧で“ここなら任せられる”と思いました。」

よくあるご質問(FAQ)

Q1:お風呂に入ったあと肩こりが悪化した場合、すぐに整骨院に行ったほうがいいですか?

A 一度の入浴で悪化した場合でも、時間が経てば落ち着くケースもあります。ただし、毎回悪化する・だるさが長引く・頭痛や吐き気を伴う場合は、早めに整骨院での評価をおすすめします。
FJA理論に基づいたチェックで、「滑走障害」や「筋膜の癒着」などの根本原因が明らかになります。

Q2:市販の入浴剤でも肩こり改善に効果はありますか?

A 入浴剤には血行促進やリラックス作用のある成分が含まれていることが多く、補助的な効果は期待できます。
ただし、根本的な滑走障害や筋膜の癒着には効果が及ばないため、入浴剤だけで治すのは難しいというのが現実です。

Q3:入浴後は冷やすのと温めるの、どちらが正解ですか?

A 原則として、肩こりには温めるケアが基本です。
ただし、入浴後に体がほてっている場合は、軽く冷風を当てるなどで体温調整を行い、その後しっかりと保温するのがおすすめです。
ポイントは「冷やさないこと」。冷気が筋肉の収縮を招き、肩こりの悪化を引き起こします。

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「お風呂のあとはぐったり…」「肩こりと一緒に不眠やめまいもある…」
それ、もしかすると自律神経の乱れが関係しているかもしれません。

まとめ|正しい入浴と整体の併用で肩こりは改善できる

「お風呂で肩こりがひどくなるのはなぜ?」
そんな疑問の答えは、入浴方法のミスや、筋膜の滑走障害による深層トラブルにあるかもしれません。

  • 熱すぎるお湯や長風呂で交感神経が過剰に働く
  • 間違った姿勢・時間で筋肉が緊張する
  • 湯上がりに冷えて肩まわりが再び硬くなる

これらを避け、適切な温度・時間・姿勢での入浴と、整体による深部評価と施術を組み合わせることで、肩こりは確実に改善へと向かいます。

特に当院では、FJA理論に基づいた「根本原因の見極め」と「再発しない身体づくり」を大切にしています。

「セルフケアだけでは限界を感じている」
「もっと深いレベルで良くなりたい」
そんな方は、ぜひ私たちにご相談ください。

肩こりでお悩みの方は、みゅう整骨院へお気軽にご相談ください

「お風呂で肩こりが悪化するのは私だけ?」
「どこに行けば本当に良くなるのかわからない…」

そんな悩みを抱えるあなたへ。
みゅう整骨院では、FJA理論に基づいた精密な評価とオーダーメイド施術で、肩こりの根本改善を目指します。

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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。

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  • 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
  • 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
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