整骨院で腰痛が悪化する4つの理由とそのメカニズム
もみ返しと好転反応の違いとは?
施術後に腰が痛くなると、多くの方が「失敗されたのでは?」と不安になります。しかし、すべてが「施術ミス」とは限りません。
整骨院での施術後に起こる反応には、主に「もみ返し」と「好転反応」があります。
- もみ返し:筋肉に過剰な圧がかかったことで起こる炎症。一般的には「悪い反応」です。
- 好転反応:血流改善や自律神経への刺激により、一時的に痛みやだるさを感じる自然な過程。数日以内に改善することが多いです。
特に、初めて整体を受けた方や慢性的な緊張が強い方は好転反応が起きやすい傾向があります。
ただし、2~3日経っても症状が悪化し続ける場合は要注意です。
引用:日本柔道整復師会「施術後の反応とその見極め方」(2023年)
筋膜・滑走障害による炎症メカニズム
実は、腰痛悪化の裏には筋膜の滑走障害(=筋膜が関節や骨、他の筋肉とスムーズに動かない状態)が隠れていることがあります。
FJA(ファシアティックジョイントアプローチ)理論では、「筋膜・関節包・腱」などの軟部組織が本来の動きを失い、滑走性が低下している状態こそが、慢性腰痛の根源とされています。
この滑走障害がある状態で無理なマッサージや矯正を加えると、かえって炎症が起きやすくなるため、「整体で悪化した」と感じてしまうケースが増えるのです。
誤った強い力・姿勢矯正が招く悪化ケース
「強く押す=効く」と思われがちですが、これは大きな誤解です。
特に、強すぎるマッサージや骨格矯正は、筋肉や関節をかえって傷めることもあります。
FJA理論では、痛みの根本的な原因を評価することなく力任せに矯正することを“危険”と定義しています。
一人ひとりの状態に応じて適切な圧・角度・頻度で施術を行わなければ、逆に腰痛は悪化するのです。
その他原因
施術そのものではなく、施術後の生活習慣に原因があることも。例えば:
- 長時間のデスクワーク
- 重い荷物の持ち運び
- ストレスによる筋緊張
腰痛は、“その場”だけの問題ではなく、“日常全体”の積み重ねが影響します。
整骨院の施術がきっかけで痛みを意識するようになり、結果として「悪化した」と感じることもあるのです。
患者さんの事例紹介:「施術後悪化→回復したストーリー」
ビフォー・アフターの経過と具体的変化
事例:40代女性・主婦・慢性腰痛歴8年
初診時、Aさんは「整骨院に通ったら逆に腰が痛くなった」と不安げな表情でした。
以前通っていた整骨院では、強めのマッサージと骨盤矯正を受けていたとのこと。施術後2~3日で痛みが強まり、「動くのが怖い」と来院されました。
当院ではまず、FJA理論に基づいた滑走障害の検査を実施。結果、腰そのものではなく「股関節周辺の滑走不全」が原因と判明。
実際のアプローチは以下の通りです:
- 【施術1回目】:滑走改善のための極軽刺激のアプローチ+安静指導
- 【施術3回目】:「前よりラクになった」「寝返りがしやすくなった」
- 【施術6回目】:日常の動作(家事・洗濯)が無理なくできるように
- 【施術8回目】:痛みが消失し、姿勢も明らかに改善
現在は月1回のメンテナンス通院で良好な状態をキープしています。
なぜ当院のFJAアプローチで改善したのか?
みゅう整骨院では、痛みのある部分を無理に押したり矯正するのではなく、「なぜその部分に痛みが出ているのか?」という原因の評価を最重要視しています。
FJA理論における評価ポイント:
- 関節の滑走性
- 筋膜の可動性
- 重心の崩れ
- 体幹と四肢の連動性
これらをチェックすることで、「腰が悪いと思っていたけど実は股関節が原因だった」というケースが多く見つかります。
Aさんのように「整骨院で悪化した」と感じた方でも、正しい評価と施術を受ければ必ず改善の道が開けます。
よくあるQ&A|施術後の痛みへの正しい対応とは?
Q:「施術後すぐに痛くなったらどうすれば?」
A:まずは安静にし、2~3日は無理をせず様子を見るのが基本です。
整骨院での施術後、すぐに痛みが強くなる場合は「もみ返し」や「炎症反応」の可能性があります。
まずは安静を保ち、入浴や過度な運動は控えましょう。
ただし、痛みが24時間以上続く場合は施術院へ相談してください。
みゅう整骨院では、施術後のLINE相談も受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。
Q:「痛みが続く場合、整形外科と整骨院どちらに相談すればいい?」
A:まずは整骨院で「原因の再評価」を受けるのが理想です。
整形外科ではレントゲンなどの画像検査が中心ですが、整骨院では動きの評価や滑走障害の有無など、より「機能面」から見た分析が可能です。
ただし、以下のような症状がある場合は整形外科の受診もおすすめです:
- 明らかな発熱や腫れ
- 感覚麻痺・排尿障害
- 強い打撲・外傷
当院では必要に応じて医療機関との連携も行っております。
Q:「通っても大丈夫?やめた方がいい症状は?」
A:無理に通うより、“合わないかも”と感じたら他院の評価を受けてください。
以下のような場合は、その整骨院との相性が合っていない可能性があります:
- 毎回同じ施術をされる(評価がない)
- 痛みが増すのに説明がない
- 一方的に「好転反応です」と片付けられる
施術者との信頼関係や説明力も、整骨院選びの大切なポイントです。
当院では「なぜその施術を行うのか」「今どのような状態か」を毎回丁寧にお伝えしています。
整骨院を選ぶ31のチェックポイント【悪化を避けるために】
評価&説明力:施術前後の丁寧な評価をしてくれるか?
施術前に「なぜ痛いのか」「どこが原因か」を評価もせずにいきなり施術を始める整骨院は要注意です。
正しい施術は、評価(アセスメント)→説明→施術の順で行う必要があります。
ポイントチェック:
- 姿勢・歩行・可動域などを毎回評価してくれるか
- 施術の意図や計画をわかりやすく説明してくれるか
- 質問したときにきちんと答えてくれるか
実績・資格・所属団体の信頼は?
国家資格である「柔道整復師」の免許はもちろん、専門技術(FJA理論など)の認定や所属学会があるかどうかも大切な基準です。
また、施術実績(例:年間来院数・地域での開業年数など)も安心材料になります。
当院では:
- FJA認定施術者が在籍
- 国家資格保持の院長が対応
- 10年以上の臨床経験と施術件数3万件以上
口コミ・患者満足度の具体数値で見る
Googleやエキテンなどの口コミサイトや患者アンケートの評価は、実際の信頼性を測るバロメーターです。
単に「星の数」だけでなく、具体的な施術内容や対応の丁寧さに触れているかを確認しましょう。
カウンセリング姿勢・セルフケア指導の有無
良い整骨院は、ただ痛みを取るだけでなく、「再発しない体づくり」も考えています。
- 自宅でできる簡単なストレッチ
- 姿勢や動作のアドバイス
- 日常の注意点やメンタルケア
こうした指導があるかどうかで、施術の質と信頼度は大きく異なります。
悪化後にやるべき具体セルフケア&施術再開マニュアル
急性期のアイシング vs 温め、どちらが有効か?
腰痛が悪化した直後は、「冷やした方がいいの?温めた方がいいの?」と迷う方が多いですが、基本的な考え方は以下の通りです:
- 急性期(痛み始め~2日程度):アイシングが効果的
炎症を抑え、腫れや痛みの拡大を防ぐために、1回15~20分程度、数時間おきに冷やすのがベスト。 - 慢性期・コリが強いタイプ:温めが効果的
血流を促進し、緊張した筋肉を緩める目的で使用します。お風呂や蒸しタオルなどで、心地よい温度を保つことが大切。
間違った対処は痛みを悪化させる可能性があるため、状態を見極めて行いましょう。
再発予防ストレッチ&トレーニング
痛みが落ち着いたら、再発予防のための軽いストレッチや体幹トレーニングを行いましょう。
- 骨盤まわりをほぐす3分ストレッチ
- お尻と体幹を鍛える寝ながら体操
- 姿勢改善のための立ち方チェック法
みゅう整骨院の安心施術が選ばれる理由
FJA理論で深層の滑走障害まで見極める評価力
みゅう整骨院の施術は、FJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)に基づき、「滑走障害(関節・筋膜・靭帯の動きのズレ)」を徹底評価することから始まります。
単なる「痛いところを揉む」ではなく、
- 動きの連動性
- 筋膜の滑走性
- 重心の崩れ
- 日常動作のクセ
を総合的に見て、根本原因に対してアプローチするのが特徴です。
症例ごとのビフォーアフター・施術実績データ
当院では、施術の「根拠」として以下のような実績を記録・公開しています:
- 年間施術件数:約3,500件
- 腰痛・坐骨神経痛の改善率:93.2%(2024年実績)
- 初回来院からの平均改善期間:6.1回(約3~4週間)
また、施術前後で姿勢や可動域を比較するビフォーアフター写真を患者様の同意のもとで活用し、変化が“見える”施術を心がけています。
平井大樹院長の専門性・想い
院長・平井大樹は、柔道整復師の国家資格に加え、FJA理論の認定施術者。
10年以上にわたって地域の痛みに寄り添ってきた臨床経験があります。
「私が大切にしているのは、“痛み”ではなく“人”を見ることです。
痛みの裏には必ず、日常生活の苦労や不安がある。
一人ひとりの人生に寄り添える整骨院でありたいと思っています。」
この言葉の通り、無理に通わせない・無駄な施術はしない・自立を支援するをモットーに、患者さんの「卒業」をゴールとしています。
外部専門機関によるガイドラインと整骨院施術との違い
整形外科ガイドラインの推奨措置とは?
厚生労働省および日本整形外科学会が示す腰痛診療ガイドライン(2021年版)では、以下のような方針が取られています:
- 急性腰痛は、できるだけ早く日常生活に戻す
- 画像診断(レントゲン・MRI)は、重篤な疾患の可能性がある場合に限定
- 手術は最後の選択肢として考慮する
また、心理的要因(ストレス・不安・抑うつ)なども腰痛の要因として評価することが推奨されています。
このように、現代医学においても「痛みの場所」だけを見て治療する時代ではないことが明らかになっています。
当院の施術がどう合致しているのか比較表付き
項目 | 整形外科(一般的) | みゅう整骨院 |
評価 | 画像診断中心 | 動作・滑走性・筋膜の評価 |
痛みの捉え方 | 局所的 | 全身的・つながりを重視 |
アプローチ | 投薬・リハビリ | 手技+原因追求+セルフケア指導 |
対応スピード | 検査結果待ち | 初回から評価・施術が可能 |
ストレス要因への対応 | カウンセリング | 自律神経や姿勢改善でアプローチ |
このように、現代医療の方向性と当院のFJAアプローチは、十分に連動しており、むしろ個別性の高い施術が可能です。
整形外科との連携も視野に入れつつ、「できるだけ早く日常生活に戻れる身体づくり」を全力でサポートしています。
まとめ|「信頼×専門性×安心」で腰痛悪化を防ぐ整骨院選び
「整骨院に行ったのに腰痛が悪化した……」
そう感じたとき、多くの方は不安や後悔を抱えながら日常生活を送っています。
しかし、その「悪化」の裏には、原因の見極め不足や、あなたの身体に合わない施術があるかもしれません。
この記事では、腰痛が悪化する代表的な原因と対処法、そして本当に信頼できる整骨院の選び方について詳しくご紹介しました。
大切なのは、痛みのある場所だけで判断せず、「なぜ痛みが出ているのか?」という根本原因を見極める力を持つ整骨院に出会うことです。
みゅう整骨院では、FJA理論に基づいた評価と、身体への優しい安全な施術で、腰痛の本質にアプローチし、早期回復をサポートしています。
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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
- 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。