こんなお悩みありませんか?|頭痛が治らず、むしろ悪化している
頭がズキズキして仕事に集中できない。
家事をしたくても、何も手につかないほどの痛み。
そんな「つらい頭痛」に悩まされ、整骨院に通ったのに
「施術後にかえって頭痛が悪化した…」
「電気治療のあとから頭が重くて吐き気まで…」
「好転反応って言われたけど、本当に大丈夫なの?」
このようなご相談を、みゅう整骨院でもたびたびお受けします。
実は、整骨院での電気治療や不適切な手技が原因で、
頭痛が悪化するケースは少なくありません。
本記事では、頭痛が悪化する原因と対処法を、
専門的な見地からわかりやすく解説します。
さらに、FJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)に基づく
“本当に効果のある頭痛施術”についてもご紹介します。
頭痛が悪化する原因|整骨院の電気治療や施術で何が起こる?
「治療に行ったのに、逆に悪化した」
この現象には、いくつかの理由があります。
特に整骨院でよく行われる電気治療やマッサージによって、かえって頭痛が強くなるケースもあります。
電気刺激が筋緊張を高めるケース
本来、電気治療(低周波やEMSなど)は筋肉のこわばりを緩める目的で使われます。
しかし、頭部や首肩まわりは自律神経や血流のバランスに敏感な領域。
強い電気刺激や不適切な部位への通電により、逆に筋緊張や血流障害が悪化することがあります。
とくに交感神経が過敏になっている状態(ストレス過多・睡眠不足など)では、
刺激が身体を「戦闘モード」にしてしまい、頭痛を誘発しやすくなるのです。
頭蓋周囲の過敏な神経系への過剰刺激
頭痛には、「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」などさまざまなタイプがあります。
これらの多くは、神経系の過敏性と深く関係しています。
そのため、頚部や頭部に近い部位に過度な刺激(押圧・電気)が入ると、
三叉神経や後頭神経といった部位が反応しやすく、頭痛が誘発されることがあります。
本来の原因にアプローチできていない「処置的施術」
多くの整骨院では、
「肩こりですね」→「電気かけますね」→「少しもみますね」
というように、症状のある場所に対してその場しのぎの処置を行う傾向があります。
しかし、頭痛の原因が“首”や“背中”以外の連動異常にあることも少なくありません。
たとえば、股関節や骨盤の歪みが頚部の緊張を生み、それが頭痛に繋がる——
そんなケースでは、局所だけの電気治療では逆にバランスを崩す可能性もあるのです。
好転反応との違いとは?|注意すべき「本当の悪化」
整骨院の施術後に頭痛が起きた場合、よく耳にするのが「それは好転反応ですよ」という言葉です。
では実際に、どこまでが“良くなるサイン”で、どこからが“危険な兆候”なのでしょうか?
好転反応とは何か?いつまで続くのか?
好転反応とは、身体が回復する過程で一時的に症状が強くなることを指します。
施術によって血流や神経伝達が変化し、「だるさ」や「眠気」、「軽い痛み」などが出ることがあります。
これは数時間~翌日程度で自然に軽減していくのが特徴です。
✔ 軽い頭痛や疲労感がある
✔ 睡眠をとったら和らいだ
✔ 1~2日で自然に引いてきた
これらは一般的に好転反応と考えられ、問題ありません。
「良くなる痛み」と「悪くなる痛み」の見分け方
問題なのは、以下のような継続的または悪化傾向のある頭痛です。
✘ 頭痛がどんどん強くなる
✘ 吐き気・めまい・耳鳴りが加わってくる
✘ 痛みが数日以上、慢性的に続く
✘ 施術を受けるたびに悪化している
こういった症状は、施術による刺激が体に合っていない、あるいは原因を的確に捉えていない可能性があります。
「好転反応だから様子を見てください」と安易に済ませず、早めに施術内容を見直す必要があります。
頭痛の増悪が続く場合は注意!
とくに注意したいのが、電気治療や強すぎる手技が続けられている場合です。
自律神経のバランスが乱れたり、感覚過敏の状態に陥ってしまうこともあります。
「これって普通なのかな?」と感じたら、違和感そのものが“サイン”です。
みゅう整骨院では、こうした繊細な反応を読み取り、“悪化しない施術”を第一に設計しています。
頭痛改善に効果的な整骨院の施術とは?
整骨院での施術がすべて悪いわけではありません。
問題は「頭痛の原因を正しく捉えたうえで施術ができているかどうか」です。
その視点を持つと、必要なのは“処置”ではなく、“評価と対話”のある施術です。
FJA理論に基づいた「滑走不全」と「神経反射」への評価
みゅう整骨院では、頭痛に対する施術の土台としてFJA理論(Fasciatic Joint Approach)を採用しています。
これは、筋膜(ファシア)、関節、神経の3層にわたる“動きの破綻”を捉え、
原因構造を的確に見抜き、再現性ある変化を出す施術です。
たとえば…
- 頭痛の裏にある頸椎の滑走不全
- 肩甲骨と頭蓋骨の運動連鎖の破綻
- 呼吸パターンの乱れによる自律神経の不調
こうした「隠れた原因」を、単なるマッサージや電気ではなく、構造評価と触診から探ります。
触れることで反応を読み取る“観察主体”の施術
FJAでは、施術者が「変える」ことを目的としません。
身体の反応を観察し、変化のサインを引き出すという、“観察主体”のスタンスで向き合います。
- 触れた瞬間の呼吸や表情の変化
- 筋膜の滑りのスピードや張力の変化
- 神経反射による筋の反応
これらをリアルタイムに読み取りながら、体が“変わろうとする流れ”に沿って調整することで、
身体はスムーズに痛みのない状態へ移行します。
再現性が高く、身体の反応を引き出す手技とは?
FJAの手技は、以下の3つに分類されます。
- TFM(組織の摩擦刺激):癒着の改善
- AFR(ファシアの滑走改善):動きやすさを回復
- JIC(関節包の調整):神経系の再統合
どれも一時的な緩和ではなく、“構造を整えて再発しにくい身体へ導く”ことが目的です。
つまり、FJAは“電気に頼らずとも結果が出る”、
根拠に基づいた構造的施術なのです。
みゅう整骨院の頭痛施術の特長|“観て・考えて・触れる”FJAアプローチ
みゅう整骨院では、「なぜこの人に頭痛が出ているのか?」という“問い”から施術が始まります。
その答えを導き出すために、私たちは「FJA理論」に基づき、3つの視点を大切にしています。
構造のズレを“動き”から評価する独自の技術
まず行うのは、静止姿勢や動作、呼吸のパターン、筋肉の緊張バランスのチェック。
ここで読み取るのは、関節の滑り・ファシアの滑走・神経の反射のどこに異常があるかです。
✔ 股関節のズレが背中や首に波及し、最終的に頭痛として表れる
✔ 肩甲帯の可動性低下が、首~後頭部の血流や神経伝達を阻害している
など、表面の症状だけでなく「連鎖の中の崩れ」を診るのが特長です。
手技の前に“触れる理由”を明確にする
みゅう整骨院では、施術に入る前に「どこを・なぜ・どのように施術するのか」を丁寧に説明します。
その理由は、納得感=安心感=治癒力の活性化に繋がるからです。
✔ どの層(筋膜・関節・神経)に問題があるかを解説
✔ どのように反応を引き出すかを事前に共有
✔ 安心して“身体をゆだねられる関係”を築く
「ただ施術を受ける」から「一緒に変化を作る」へ。
それが、再現性ある改善の第一歩です。
改善までのプロセスを丁寧に説明・再評価
FJA理論では、施術は常に「再評価」で完結します。
みゅう整骨院でも、施術後に以下を確認します。
- 可動域や姿勢の変化
- 筋の緊張や反射の変化
- 痛みの質・位置・出現タイミングの変化
これにより、「良くなっているのかどうか」が明確になります。
感覚に頼らず、変化を“見える化”することで、次回の施術設計もより精密に行えるのです。
整骨院で頭痛が悪化した方へ|失敗しない整骨院選びのポイント
「整骨院に行って、むしろ頭痛が悪化した」
そんな経験をされた方にこそ知っていただきたい、“整骨院の選び方”のポイントがあります。
これは、頭痛だけでなく、慢性症状全般にも通じる「失敗しないための目線」です。
「電気治療ありき」でないかチェック
一部の整骨院では、来院者全員に電気治療+マッサージのルーティン施術が行われています。
しかし、頭痛の原因が電気刺激で解消するとは限りません。
むしろ症状に合っていない刺激が、神経系を混乱させて悪化させる可能性もあります。
☑︎ 「とりあえず電気を流す」が常態化していないか?
☑︎ 評価なく電気をつけていないか?
☑︎ 身体の反応を丁寧に見てくれているか?
こうした視点で、施術内容を振り返ってみてください。
「触れる前に評価」があるか?
頭痛の本当の原因は、患部にあるとは限りません。
むしろ、構造のバランスや運動連鎖の崩れが背景にあるケースが大半です。
✔ 股関節の歪みが背骨を通じて頸椎に波及
✔ 骨盤の不安定さが肩や首の筋緊張を生む
このように、「どこを診るか」が症状改善のカギになります。
いきなり揉む・流す整骨院よりも、“まず診る”整骨院を選びましょう。
手技の根拠と効果を説明してくれるか?
施術前に、あなたの身体に何が起きていて、
それをどうアプローチするのか——
その“理由”を説明してくれる整骨院かどうかも重要なポイントです。
- どの構造に何が起きているのか?
- どんな技術で、どう変化を起こすのか?
- 施術後はどんな変化があるのか?
こうした説明があることで、安心して施術を受けられますし、回復の実感も大きくなります。
まとめ|あなたに合った整骨院を選び、頭痛改善を本質から
整骨院の施術で頭痛が悪化した——
その体験は決して「あなたの身体が弱いから」でも「治療が間違っているから」でもありません。
問題は、“その施術があなたの頭痛の本当の原因に合っていなかった”ということです。
電気治療がすべて悪いわけではない
低周波や微弱電流などの電気治療は、本来は正しく使えば効果的な手段の一つです。
ですが、それは「適切な評価」があってこそ成立する手段であり、
誰にでも効果が出る“万能薬”ではありません。
でも、あなたの頭痛には“構造評価”が必要かもしれません
慢性化した頭痛、整骨院でも改善しなかった痛みには、
筋膜や関節、神経の協調が崩れていることが原因であるケースが多くあります。
それを見抜くためには、「FJA理論」のような構造的な評価と臨床思考が必要です。
本当に信頼できる整骨院で、根本改善を
あなたの頭痛は、「押す・揉む・電気を流す」だけでは変わらないかもしれません。
でも、“診て・考えて・触れる”整骨院なら、改善への道は必ずあります。
みゅう整骨院では、FJA理論に基づいた評価と施術で、
頭痛の根本から向き合う治療を提供しています。
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
- 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。