この記事でわかること
- 肩こりの「ゴリゴリ」の正体
- なぜマッサージだけでは戻ってしまうのか
- みゅう整骨院で行う根本改善アプローチ
- 実際の改善例とよくある質問
- 再発予防のセルフケアまで紹介
その「肩こりのゴリゴリ」、本当に老廃物が原因ですか?
「肩がゴリゴリする…」「リンパが詰まっている気がする」――そんな悩みを抱えていませんか?
多くの女性が「老廃物を流せば楽になる」と思い、マッサージやリンパケアに通います。
しかし、マッサージ後はスッキリしても、数日で元通りになってしまう。そんな経験をしている方も少なくないはずです。
では、その“戻りグセ”の正体は何なのでしょうか?
マッサージで治らない理由と戻りグセの正体
一時的に血流を促すだけのマッサージでは、根本原因である「構造の乱れ」にはアプローチできません。
例えば、筋膜(ファシア)が癒着していたり、関節の微細なズレが神経にストレスを与えていたりすると、筋肉は「守るため」に再び緊張します。
つまり、身体は元の防御パターンに戻ろうとするのです。
このように、「肩こり=老廃物」「ゴリゴリ=リンパの詰まり」と単純に捉えるだけでは、かえって改善のチャンスを逃してしまうこともあります。
冷え・運動不足・ストレスが肩こりに与える影響
さらに、肩こりを長引かせる“背景要因”として、以下のようなライフスタイルの影響も見逃せません:
- 長時間のデスクワークやスマホ操作による姿勢の崩れ
- 運動不足による筋力低下と血流低下
- 冷えによる代謝不良と循環障害
- ストレスによる自律神経の乱れと筋緊張
これらが複合的に絡み合うことで、「肩こり+頭痛+目の疲れ」といった症状がセットで現れるケースが多くあります。
だからこそ、肩だけを見ても解決できないのが現代の肩こりの難しさなのです。
【専門解説】肩こりの正体は動き方のエラーにあった|FJA理論
みゅう整骨院では、「肩が硬い」だけではなく、「なぜ硬くなったのか?」という原因の構造に着目したアプローチを行っています。
その根底にあるのが、FJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)という独自理論です。
筋膜(ファシア)と滑走性の問題
筋膜は、筋肉や内臓を包み、全身をつなぐネットのような存在です。
このネットが癒着して滑らかに動かなくなると、筋肉が引っ張られたり圧迫されたりし、肩の動きが制限されます。
これが、よく「ゴリゴリする」「詰まった感じがする」と感じる原因のひとつです。
FJAでは、この滑走不全を見極めて、流すのではなく滑る状態に戻すことを目的としたアプローチを取ります。
関節の微細なズレが神経を乱す
肩こりの原因として意外と知られていないのが、関節内の「副運動(滑り・転がり)」の異常です。
関節がほんのわずかにズレていたり、動きのリズムが崩れていたりすると、神経系にストレスがかかり、
筋肉が防御的に緊張するという現象が起きます。
つまり、筋肉をいくら緩めても、関節がズレたままだとまたすぐ戻るという悪循環になります。
FJAでは、関節包や靭帯のテンションまで丁寧に評価し、根本的なズレを調整するJICという手技を使います。
「反射がうまく働かない肩」とは?
神経系の異常というと難しく感じるかもしれませんが、
「無意識に肩に力が入ってしまう」「力を抜きたいのに抜けない」という状態は、まさに神経反射の誤作動です。
FJAでは、こうした反応に対して「神経反射のスイッチを再統合する」ような施術を行います。
これにより、自然に力が抜ける肩へと導くことができ、慢性的な肩こりの根本改善が可能になります。
【施術内容】FJA×姿勢循環整体でゴリゴリしない肩を取り戻す
当院では、ただ痛みを取るだけでなく、「なぜ痛くなったのか」「再発しないためにはどうするか」まで考えた施術を提供しています。
その中核となるのが、FJAによる評価と、姿勢循環整体による全体調整です。
①評価:どこから崩れているかを見極める(F/J/A)
- F(Fascia):筋膜の滑走性や緊張
- J(Joint):関節の動き・位置異常・副運動
- A(Activity):神経反射の過敏・低下
この3つの層から、「どこに本当の原因があるのか」を読み解きます。
②アプローチ:筋膜×関節×神経に層別介入
- AFR(筋膜リリース):動きの滑らかさを取り戻す
- JIC(関節調整):微細なズレを整える
- 神経再教育:反射の統合・力の伝達を正す
③再評価:変化が見えるから納得できる
施術後は、Before→Afterをしっかりと再確認。
- 「肩がスッと上がるようになった」
- 「ゴリゴリが軽くなってる」
- 「目まで楽になった気がする」
こうした実感できる変化こそが、再発防止と信頼構築につながると私たちは考えています。
肩こりに関するよくある質問と当院の考え方
肩こりは非常に多くの方が経験する不調である一方、その改善方法についてはさまざまな誤解や疑問が存在します。
ここでは、実際に患者さんからよくいただく質問に対し、みゅう整骨院の視点からお答えします。
肩こりは整体で本当に改善するのですか?
肩こりは単なる筋肉の張りや老廃物の滞りではなく、筋膜の滑走不全や関節の位置異常、神経系の反応異常など、構造的な複合要因から発生しています。そのため、身体全体の構造を正しく評価し、問題の層に応じたアプローチを行えば、整体によって改善は十分に可能です。
特にFJA理論に基づく当院の施術は、原因の層を見立てて介入するため、施術の精度と再現性が高く、効果の持続性も得られやすくなっています。
一度の施術で改善しますか?どれくらいの頻度が必要ですか?
初回の施術で大きく変化を感じる方も多いですが、慢性的な肩こりや構造の乱れが強い場合には、数回の継続が必要になるケースもあります。
通院の頻度としては、最初の3〜4回は週1回、その後は状態に応じて2週に1回、月1回と間隔を空けながら、再発予防を目的に調整していくのが理想的です。
当院では、施術のたびに再評価を行い、改善状況を確認しながら無理のない通院計画をご提案しています。
医療機関との併用は可能ですか?
はい、もちろん可能です。病院での検査や診断が必要なケースや、重篤な疾患が疑われる場合には、提携医療機関をご紹介することもあります。
整骨院と医療機関は対立するものではなく、患者さんにとって最適な選択をサポートする役割を担うべきだと考えています。
必要に応じて、連携したケアをご提供しますのでご安心ください。
改善事例のご紹介:施術を受けた方のリアルな変化
実際に施術を受けた方の症例をご紹介します。ここでは、肩こりを中心に頭痛や目の疲れも抱えていた方が、どのように改善されていったかをお伝えします。
症例1:40代女性/デスクワーク中心/慢性的な肩こりと頭痛
この方は10年以上、パソコン業務が中心の職場で働いており、肩から首にかけてのゴリゴリ感と頭痛を日常的に感じていました。
市販の鎮痛薬やマッサージには頼っていたものの、その場しのぎで根本的な改善には至っていませんでした。
初回の評価では、肩甲骨の可動域低下と頚椎周辺の滑走不全が確認され、特に後頭下筋群の緊張と関節包の滑りに異常が見られました。
施術では、AFRにより筋膜の滑走を促進し、JICによって関節の受容器を刺激。
2回目の施術後には、頭痛の頻度が減少し、肩の重さが明らかに軽減。4回目には肩甲骨の動きがスムーズになり、目の奥の疲労感も解消されたと実感されました。
施術を重ねるごとに、朝起きた時の身体の軽さが違うと喜ばれ、その後も月1回のメンテナンスで良好な状態を維持しています。
再発しない体をつくるためのセルフケアと生活改善
整体で肩こりが軽減しても、日々の生活習慣が変わらなければ、再び元の状態に戻ってしまうこともあります。
みゅう整骨院では、施術と並行して、患者さん自身が取り組めるセルフケアの提案にも力を入れています。
姿勢の見直しが肩こり改善の第一歩
長時間同じ姿勢を続けると、筋膜や関節はその姿勢に固定され、動きにくくなります。
特にパソコン作業やスマホ操作では、頭部が前に出て、肩が内巻きになる姿勢が習慣化しています。
日常の中で、1時間に1回立ち上がる、肩を大きく回す、深呼吸をするなど、こまめなリセット動作を取り入れるだけでも、肩こりの再発を大きく防ぐことができます。
肩甲骨まわりのストレッチで滑走性をキープ
簡単なセルフストレッチとして、壁に手をついて肩を開く、またはバンザイの姿勢でゆっくり腕を上下に動かすなど、肩甲骨まわりの可動域を広げる体操を推奨しています。
これにより、筋膜の滑走が維持され、肩が動かしやすい状態を保つことができます。ポイントは、力を入れずにゆっくりと呼吸を意識しながら行うことです。
デトックス思考から構造改善思考へ
老廃物を流すことは確かに大切ですが、根本的な原因が構造にある場合、体の流れを良くするためにも、まずはその構造自体を整えることが優先されるべきです。
肩こりを繰り返さないためには、流すことよりも整えること。その意識が変わるだけで、身体の反応は大きく変わります。
みゅう整骨院からあなたへ:体と向き合うきっかけを
肩こりは、頑張っている人ほど放置しがちな不調です。家事や仕事、家族のことを優先して、自分のことを後回しにしてしまう。
でも、体の声に耳を傾けることは、自分自身を大切にするということでもあります。
みゅう整骨院では、代表の平井大樹が20年以上、のべ10万人以上の患者さんに向き合ってきた経験をもとに、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術を行っています。
初めての方には、じっくり30分以上かけてカウンセリングを行い、不安を取り除いたうえで最適な施術をご提案します。
その肩のゴリゴリ、あきらめないでください。軽くなったと感じる未来を、私たちと一緒につくっていきましょう。
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
- 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。