「気づくと背中が丸まっている」

「抱っこが続くと肩がパンパン」

「写真に写った自分の姿勢を見て、ちょっとショック…」

育児中のママにとって、猫背と肩こりはあるある不調です。

しかも産後の回復途中に、抱っこ・授乳・寝かしつけが毎日続くので、体は休む暇がありません。

ただ、ここで大事なのはひとつ。

猫背や肩こりは「頑張りが足りない」ではなく、育児という生活の中で、体がそうならざるを得ない姿勢になっているということです。

この記事では、

• 育児中に猫背・肩こりが増える本当の理由

• 姿勢を整えてラクになるための考え方

• 整骨院でできる根本改善のポイント

を、ママの生活に寄り添ってわかりやすく解説します。

育児中に猫背・肩こりが増える理由

育児は、どうしても前かがみ姿勢が多くなります。

• 抱っこで腕を前に出す

• 授乳で赤ちゃんをのぞき込む

• オムツ替えで下を向く

• お風呂や着替えで中腰が続く

これが毎日続くことで、自然と

• 背中が丸まる（猫背）

• 肩が内に巻く（巻き肩）

• 首が前に出る（スマホ首っぽい状態）

になりやすく、肩こりが慢性化しやすくなります。

抱っこの仕方より先に「体の土台」が崩れやすい

抱っこがつらいママほど、「抱っこのやり方」を頑張って変えようとします。

でも実は、産後〜育児期は

• 骨盤が安定しにくい

• 体幹が働きにくい

• 呼吸が浅くなりやすい

といった土台のゆらぎがあるため、腕や肩で支える割合が増えがちです。

つまり、ママが悪いのではなく体が支え方を見失いやすい時期なんです。

猫背が肩こりをつくるメカニズム

猫背になると、背中が丸まり、胸が縮こまります。

すると肩甲骨が外に開いたまま固まり、肩や首が頑張り続ける状態になります。

• 肩甲骨が動かない
  
  → 肩の筋肉がガチガチ
  
  → 首まで緊張して頭痛につながることも

「背筋を伸ばす」だけでは戻る理由

「姿勢を正そう」と思って背筋を伸ばしても、すぐ戻る…。

これ、あるあるです。

理由はシンプルで、背筋だけで頑張っているから。

育児中の姿勢は、背中だけで支えるのではなく

• 骨盤

• お腹（体幹）

• 胸郭（呼吸）

• 肩甲骨

が連動して支える必要があります。

ここが整っていないと、姿勢は意識しても続きません。

マッサージだけでは肩こりが戻りやすい理由

育児中の肩こりは、原因が毎日続きます。

• 抱っこは毎日

• 授乳も毎日

• 寝かしつけも毎日

つまり、ほぐしても翌日には同じ負担が入るので、戻りやすいんです。

ほぐしすぎが逆に疲れやすさを増やすことも

育児中は睡眠不足になりやすく、回復力が落ちています。

刺激が強すぎる施術やセルフケアは、翌日にだるさが出ることもあります。

育児中は、強くやるより「必要なところを必要な分だけ」が正解になりやすいです。

みゅう整骨院が考える「育児中の猫背・肩こり」へのアプローチ

整骨院では、肩こりを肩だけの問題として見ません。

• 姿勢（猫背・巻き肩・ストレートネック）

• 肩甲骨や背骨の動き

• 骨盤の安定性

• 抱っこ・授乳など日常動作のクセ

を整理し、肩に負担が集中しない状態 を作っていきます。

育児中でも続けられる現実的な改善を大切にします

育児中は「毎日30分ストレッチ」なんて、まず無理です（断言）。

だからこそ当院では、

• 1分で終わる

• すき間時間にできる

• 赤ちゃんがいてもできる

この条件で、できることから提案します。

「頑張ることを増やす」のではなく、体の負担を減らす方向に一緒に整理していきましょう。

箕面市で育児中の猫背・肩こりをラクにしたいママへ

猫背や肩こりは、毎日育児を頑張っているママの体が出しているサイン でもあります。

赤ちゃんのお世話は、どうしても前かがみ姿勢が増えます。

抱っこ・授乳・寝かしつけ・オムツ替え…。

どれも「ママの体を丸める動作」が中心で、自分の姿勢を気にする余裕はほとんどありません。

だから、

「気づいたら背中が丸まっている」

「肩が常に重たい」

という状態になるのは、とても自然なことです。

ただし、頑張り続けるほど、体に負担が積み重なってしまうのも事実です。

そこで大切になるのが、次の考え方です。

肩だけを見ない

肩こりがあると、どうしても肩そのものに目がいきがちですが、実際には 姿勢を支える土台（骨盤・背骨・体幹） が関係していることがほとんどです。

肩は「結果としてつらくなっている場所」であるケースが多く見られます。

姿勢・骨盤・動作を一緒に整える

猫背は、ただの姿勢の問題ではなく、育児動作の積み重ねによって作られた体のクセです。

そのため、姿勢だけを意識しても長続きしません。

体の使い方ごと整えることで、無理なく変えていくことができます。

再発しにくい体づくりを目指す

育児は毎日続きます。

だからこそ「一時的に楽」よりも、負担がたまりにくい体の状態を作ることが重要です。

今のつらさを整理するだけでも、改善への一歩になります。

「抱っこがつらい」「背中が丸まる」には、ちゃんとした理由があります。

理由が分かれば、対処法も自然と見えてきます。

こんな育児中ママはご相談ください

次のようなお悩みがある方は、猫背や肩こりが慢性化しはじめているサインかもしれません。

• 写真で猫背が気になってきた

• 肩こりが慢性化していて、楽な時間が少ない

• 首までつらく、頭痛が出ることがある

• 抱っこが苦痛で、気持ちにも余裕がなくなる

• マッサージをしてもすぐ元に戻ってしまう

• 育児が落ち着いても姿勢が戻らない気がする

これらは、肩だけをケアしても改善しにくい状態を示しています。

特に育児中は、

「まだ我慢できるから」

「今は仕方ないから」

と後回しにしがちですが、その積み重ねが産後数年たっても不調が続く原因になることもあります。

「これ、私のことかも…」と感じたら、一度、体の状態を整理してみるタイミングかもしれません。

まとめ｜姿勢が整うと、育児は少しラクになります

• 育児中は前かがみ姿勢が増え、猫背・肩こりが起こりやすい

• 猫背は肩甲骨の動きを悪くし、肩こりを慢性化させやすい

• 肩だけではなく、姿勢・骨盤・動作を整えることが改善の近道

育児中の体の不調は、「気合」や「我慢」で乗り切るものではありません。

姿勢が少し整うだけでも、

• 抱っこが軽く感じる

• 肩や首の緊張が抜けやすくなる

• 気持ちに余裕が戻る

といった変化を感じるママは多くいらっしゃいます。

「育児中だから仕方ない」と我慢しなくて大丈夫です。

ママの体が楽になることは、育児をさぼることではなく、育児を続けるための大切な準備です。

無理のない形で体を整える選択肢として、みゅう整骨院も思い出していただけたら幸いです。

育児中ママの猫背・肩こりQ&A

Q. 育児が落ち着けば姿勢は自然に戻りますか？
戻る方もいますが、姿勢のクセが定着すると不調が続くこともあります。早めに整えることで戻りにくくなります。

Q. 子どもを抱っこしながらでも改善できますか？
はい。育児を続けながら、負担が集中しにくい体の使い方を整えていくことが大切です。

Q. 写真を撮ると自分だけ猫背に見えるのはなぜですか？
育児中は胸が縮こまり、肩が前に出やすくなるため、客観的に見ると姿勢の変化が目立ちやすくなります。

Q. 子どもが大きくなっても猫背が戻らないことはありますか？
あります。姿勢のクセが体に定着すると、育児が落ち着いても猫背が残ることがあります。早めに整えることで防ぎやすくなります。

箕面市で多い「肩こり・首こり・姿勢のお悩み」別に詳しく解説しています

肩こり・首こり・猫背といった不調は、原因や生活背景によって 改善のポイントが大きく異なります。

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