「外反母趾は悪化したら手術と聞いて怖い。何か出来る治療はないか。」
このように外反母趾の治療に関してお悩みではないでしょうか?
外反母趾は歩き方の不良で起こります。
この記事では痛みを和らげる治療法から歩き方を正しくするための方法までをお伝えします。
外反母趾の治療でお悩みの方は参考にしてみてください。
足底板やインソール
比較的軽度~中度の外反母趾で、足が疲れやすい、痛み・しびれなどの障害を感じている方に足底板療法が適しています。
足の変形やアーチの崩れがひどく、なかなか合う靴がない人にもよく使用されます。
使い始めはなかなか足に合わずに疲れることもありますので、少しずつ慣らしていってください。
・足底版・インソールの4つの効果
①足裏のアーチを持ち上げ、関節が変形するのを予防する
②痛み・しびれなどの苦痛を軽減する
➂歩行時に適切な力が入るようになり、疲れにくくなる
④外反母趾による関節の角度や、足裏のアーチの矯正効果
このような効果が期待できます。
足底板は靴との相性もありますので、靴選びも慎重に行ってください。
②痛み・しびれなどの苦痛を軽減する
➂歩行時に適切な力が入るようになり、疲れにくくなる
④外反母趾による関節の角度や、足裏のアーチの矯正効果
このような効果が期待できます。
足底板は靴との相性もありますので、靴選びも慎重に行ってください。
靴による治療
私たち人間は重力とのバランスを効率的に保つことを第一優先にしている動物であり、その重力とのバランスを最も多くコントロールしているところが「足裏のバランス機能」です。
先ほどの足底板を使うにしても、まずは土台である靴が足に合っていることが重要です。
・靴選びのポイント4つ
① 横幅が広すぎず、靴の中で足が滑らない。
②痛い場所が押されないように改良されている。
③中足骨頭の中枢部で中足骨が横に広がらないように、横アーチ・縦アーチが下がらないように、しっかり支持されている。
④靴が柔らかすぎて歩いた時にへたらない。
②痛い場所が押されないように改良されている。
③中足骨頭の中枢部で中足骨が横に広がらないように、横アーチ・縦アーチが下がらないように、しっかり支持されている。
④靴が柔らかすぎて歩いた時にへたらない。
正しいご自身に合った靴を履くことで足や身体の歪みを防ぎ、関節にも余分な負担がかからなくなり、悪化を防ぐことができます。
クッション材
タコや、魚の目のためのスポンジやシリコンラバーでできたドーナツ状のクッションなどは、外反母趾にも使用できます。
外反母趾では、親指の付け根の出っ張りに貼ります。
靴を広げておかないとクッションを当てた分だけ靴がきつくなり、かえって痛みが増します。
そのため、これらのグッズを使うときには靴のゆとりに十分気をつけてください。
外反母趾では、親指の付け根の出っ張りに貼ります。
靴を広げておかないとクッションを当てた分だけ靴がきつくなり、かえって痛みが増します。
そのため、これらのグッズを使うときには靴のゆとりに十分気をつけてください。
ホーマン体操
外反母趾の体操として知られている有名な体操です。
この体操の目的は親指の付け根の関節が外向きになった状態(つまり外反母趾の状態)での拘縮の予防と改善です。
この体操の目的は親指の付け根の関節が外向きになった状態(つまり外反母趾の状態)での拘縮の予防と改善です。
以下に方法をご紹介します。
1・幅の広いゴムバンドを用意します。
2・足を伸ばして床に座ったら、両側の親指にゴムバンドを掛けます。
3・踵を合わせたまま、そこを支店にして、それぞれ外側へ引っ張ります。
4・5~10秒、この位置を保って足を戻します。
この体操を1クール30回、1日3クールを目安にします。
2・足を伸ばして床に座ったら、両側の親指にゴムバンドを掛けます。
3・踵を合わせたまま、そこを支店にして、それぞれ外側へ引っ張ります。
4・5~10秒、この位置を保って足を戻します。
この体操を1クール30回、1日3クールを目安にします。
体操②
この体操は母趾外転筋という親指を外に動かす筋肉の強化を目的に行います。
座って足の裏を床につけ、ホーマン体操と同じように踵と踵、親指の付け根と付け根が合うように両足をくっつけます。
外反母趾では、親指の付け根を合わせても親指は離れてしまいます。
この離れた親指同士をくっつける努力をします。
この時、親指を底屈しないで頑張ります。
最初、どうしても出来なければ少し足を床から浮かせて、親指を少しだけ屈曲しながら行いましょう。
座って足の裏を床につけ、ホーマン体操と同じように踵と踵、親指の付け根と付け根が合うように両足をくっつけます。
外反母趾では、親指の付け根を合わせても親指は離れてしまいます。
この離れた親指同士をくっつける努力をします。
この時、親指を底屈しないで頑張ります。
最初、どうしても出来なければ少し足を床から浮かせて、親指を少しだけ屈曲しながら行いましょう。
薬物療法
原因となる歩き方の崩れや筋力の低下を薬で治す事はできません。
しかし、痛みや炎症で歩いたり、動かしたりなんてそれどころじゃない・・という方は病院へ行って薬を処方してもらった方がいいでしょう。
しかし、痛みや炎症で歩いたり、動かしたりなんてそれどころじゃない・・という方は病院へ行って薬を処方してもらった方がいいでしょう。
外用薬
・湿布
温湿布、冷湿布共に炎症鎮痛効果がありますのでお好みの方をご使用いただいて問題はありません。
効果はほぼ1日持続しますが、靴が履きにくくなってしまうというデメリットがあります。
効果はほぼ1日持続しますが、靴が履きにくくなってしまうというデメリットがあります。
・塗り薬
皮膚への刺激が少なく、ベタベタすることも靴を履いて邪魔になることもありません。
ですが、こちらは効果の持続時間が短く2〜3時間で貼り直しが必要となります。
ですが、こちらは効果の持続時間が短く2〜3時間で貼り直しが必要となります。
外用薬を使用する場合はその時の状況に合わせて使い分けると良いでしょう。
内服薬
処方されるのは痛み止めです。
外用薬では収らないほどの強い痛みがある際に処方されます。
外用薬では収らないほどの強い痛みがある際に処方されます。
整骨院での治療
整形外科同様、指の変化の度合い、痛みだけでなく、左右の体重バランス、歩き方のチェックも行う場合がほとんどです。
足の状態をしっかりチェックしてから本格的な治療を始めることになると思います。
マッサージやサポーター、テーピング、その他にも歩き方などといったそれぞれ違った方法で少しずつ矯正していくことになります。
整骨院に治療をまかせっきりにするのではなく、普段の生活の中で自分できることを行い、その上で先生と一緒に取り組んで行く姿勢が大切です。
足の状態をしっかりチェックしてから本格的な治療を始めることになると思います。
マッサージやサポーター、テーピング、その他にも歩き方などといったそれぞれ違った方法で少しずつ矯正していくことになります。
整骨院に治療をまかせっきりにするのではなく、普段の生活の中で自分できることを行い、その上で先生と一緒に取り組んで行く姿勢が大切です。
まとめ
外反母趾は放っておくと悪化していく場合が多くあります。
どの治療を行うにしても早期に始めることが重要となりますので早めに治療を始めましょう。
何をすればいいのか分からないという場合はお気軽に当院までご相談くださいね。
どの治療を行うにしても早期に始めることが重要となりますので早めに治療を始めましょう。
何をすればいいのか分からないという場合はお気軽に当院までご相談くださいね。