ばね指を治したい!自分で出来るケア方法

 
「ばね指を手術なしで治したい!」「テーピングによる固定でばね指を治せる?」「ばね指を自力で治した人はどんな方法で治したんだろう・・」
このようにばね指になってしまい、治し方でお悩みではないでしょうか?何とか自分で出来ることがあればまずはやってみたい!という方のために、この記事ではばね指に対して自分で行える治し方をまとめています。ばね指を治したいという方は参考にしてみてください。
 

セルフマッサージ

ばね指を発症し、マッサージを試した・これから試してみたい方は多いのではないでしょうか。ばね指で痛みが出ている時には炎症を起こしている状態です。ばね指のマッサージはご自身で無理に行うと症状を悪化させる可能性がありますので、痛みを我慢してまで行わないようご注意ください。症状の度合いによって方法は変わってきます。正しい方法で行うためにもマッサージを行なっても良いか・どのように行えば良いかは専門家に教えてもらいましょう。
 

テーピング

テーピングによる固定はばね指を起こしている患部の動きを制限させるものです。テーピングはあくまで患部を固定したり、痛みを軽減したりするための処置に過ぎませんので、テーピングを行うことで痛みが緩和したからといって、ばね指が完治したというわけではありません。痛みが緩和することは事実ですので、状況に応じて行うというイメージを持っておくと良いでしょう。ただし、マッサージと同じくテーピングも巻き方や巻く順序を誤ると十分な効果が得られません。専門の医療機関で正しいテーピング方法の指導を受けてください。
 

温・冷の交代浴

交代浴とはお湯とお水に交互に手を付けることで循環を良くするという方法です。まずはお湯で約30秒、次に水に約30秒、またお湯・・と5回ほど繰り返してみてください。段々と手がぽかぽかしてくるのを実感できるでしょう。可能であれば手をつけながらグーパーなどの体操をしてみると効果アップです。治癒効果促進の方法ですので、即効性はあまり強くありませんが、手軽に行える方法ですので、他の方法と組み合わせながら気長に続けてみてください。
 

食べ物(栄養)も関係している!

人間が本来もつ自然治癒力を高める効果が期待できます。例えば、風邪を引いた時、インスタントラーメンを食べている人と栄養があって消化の良いものを食べている人。どちらが早く治りそうでしょうか?もちろん後者ですよね。これと同じことがばね指にも当てはまります。ばね指を治すためにはグルコサミンやタンパク質など基本的に体を構成する上で重要な栄養素が必要となります。これらを含んでいる食べのものの代表的なものには豚や牛・鳥の軟骨やうなぎがあります。もちろん、こればかりとるのではなく、バランスの良い食事を心がけてください。
 

肩こり・首こりなどの部分のケア

ばね指を治すためには指先の緊張を解いてあげることが重要です。そのため、肩や首のこりがあり、上肢が緊張状態になっている場合にはリラックスさせてあげます。指先の力が抜ける状態を作ることもばね指の悪化を防ぎ、根本的に治すためには重要です。
 

全体の体のケアを行う

先ほどの肩・首こりの延長線ですが、体のケアはばね指を治すためにとても重要です。ばね指になる原因でよく言われるのが手の使いすぎです。では、同じように手を使っている人でもばね指になる人とならない人がいるのはなぜか、ここに体の使い方が関係しています。ほかの人と同じように使っているつもりでも手に余計な負担がかかっていることが考えられるのです。体のケアを行い、正しく体を使えるようになることはその場しのぎではなく、再発も防げる治し方です。
 

PC周りの環境を変える

ばね指になっている方で、PCを使うことが多いという方は指にかかる負担が少ないように工夫することも良いでしょう。キーボードを打つときに、手の甲を手前に反らせて作業すると、腱が炎症を起こしやすくなります。なるべく薄いキーボードやノートパソコンを使い、手首の下に厚手のパッドやクッションを敷いて、腱への負担を減らすということで症状が軽減したという方もいらっしゃいます。最近では手への負担が少なくなるように人工工学に基づいた形のキーボードも販売されているようです。こうしたパッドなどは、家電量販店で入手できますので、探してみてください。
 

まとめ

実践出来そうな治し方はありましたでしょうか?放っておいて悪化する前にご自身で出来る対処を行うことは重要です。もう手術しかないと病院で言われた方でもしっかりと克服した方もたくさんいらっしゃいますので、出来そうなことがあれば実践してみてくださいね。手術しかないと言われた、注射は嫌だとお悩みの方はお気軽に当院までご相談くださいね。