「あれ?最近、指の曲げ伸ばしがスムーズにいかない…」
朝起きた時や、長時間スマホを触った後などに、指に違和感を感じたことはありませんか?
もしかしたらそれは、「ばね指」のサインかもしれません。
「ばね指」は、放っておくと日常生活に支障をきたすことも…さらに、関節が痛む病気である「リウマチ」と症状が似ているため、不安を感じている方もいるのではないでしょうか?
特に、家事や育児、デスクワークなどで毎日忙しく過ごす女性にとって、指の痛みは深刻な問題ですよね。
「このまま放っておいたらどうなるの…?」
「手術しかないってホント…?」
そんな不安を抱えているあなたへ。
大丈夫!諦めるのはまだ早いです!
こんにちは。手指専門の施術を提供している整体師の平井です。
私は長年、身体の痛みや不調に悩む女性と向き合い、施術やアドバイスを行ってきました。
その経験から、ばね指とリウマチに悩む方が非常に多いことを実感しています。
そこで今回は、指の痛みや動かしにくさで悩む女性に向けて、
- 整体師の視点から見た「ばね指」と「リウマチ」の違い
- それぞれの原因と症状をわかりやすく解説
- 病院での検査や治療法* 効果的なセルフケア
- 手技療法でできること
などについて、整体師の観点から詳しく解説していきます。
この記事を読めば、あなたの症状が「ばね指」なのか「リウマチ」なのか、あるいは他の病気の可能性もあるのかがわかり、適切な対処法を知ることができます。
ぜひ最後まで読んで、指の痛みや違和感を解消し、快適な毎日を取り戻しましょう!
【セルフチェック】あなたの症状はどっち?「ばね指」or「リウマチ」
まずは、簡単なセルフチェックで、あなたの症状が「ばね指」と「リウマチ」どちらの特徴に近いか確認してみましょう。
以下の項目で、当てはまるものにチェックを入れてみてください。
【ばね指】
- 指を曲げ伸ばしする時に、引っ掛かりや痛みがある
- 朝起きた時に、指がこわばって動かしにくい
- 指の付け根に、痛みや腫れがある
- 指を動かすと、「カクッ」「コキン」と音が鳴る
- 特定の指によく起こる(親指、中指、薬指に多い)
- 症状が片手だけに現れることが多い
- 妊娠中や更年期に症状が悪化する
【リウマチ】
- 朝起きた時に、手足の関節がこわばって動かしにくい(朝のこわばり)
- 関節に痛みや腫れがある(特に手首や指の関節に多い)
- 左右対称に関節の症状が現れる
- 微熱や倦怠感などの全身症状が現れる
- 症状が続く場合は、関節の変形が見られることもある
➡︎【ばね指】にチェックが多かったあなたは…
ばね指の疑いがあります。
ばね指は、指の使い過ぎやホルモンバランスの乱れなどが原因で起こりやすく、特に家事や育児、デスクワークなどで手を酷使する女性に多く見られます。
➡︎【リウマチ】にチェックが多かったあなたは…
リウマチの疑いがあります。
リウマチは、免疫の異常によって関節に炎症が起こる病気で、進行すると関節が破壊され、変形してしまうこともあります。
※ 注意点 ※
このセルフチェックはあくまでも目安です。
自己判断は危険ですので、どちらの症状にしても、気になる場合は必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
整体師の視点|「ばね指」ってどんな病気?
「ばね指」は、正式には「弾発指(だんぱつし)」と言い、指を曲げたり伸ばしたりする時に、
ばねのように引っ掛かりや痛みを伴う病気です。
症状が悪化すると、指が曲がったまま伸びなくなったり、逆に伸びたまま曲がらなくなったりすることもあります。
指の骨には、腱を曲げた状態に保つ「腱鞘(けんしょう)」というトンネルのような組織があります。
「ばね指」は、この 腱鞘と腱が摩擦を起こして炎症を起こし、スムーズな動きを妨げてしまうことで起こります。
特に女性に多い原因として、
- 女性ホルモンの影響
女性ホルモンの変動によって、腱鞘が炎症を起こしやすくなるため、妊娠・出産期や更年期に発症するケースが多いです。 - 家事や育児、デスクワーク
手をよく使う作業や、長時間同じ姿勢での作業は、腱鞘に負担をかけ、炎症を引き起こしやすくなります。
更年期以降は、ホルモンバランスの変化により腱や腱鞘の滑りが悪くなることも原因の一つと考えられています。 - 手の使い過ぎによる腱鞘への負担
日常生活での指の使い過ぎや、手を酷使する作業によって腱鞘に負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。 - 関節の柔軟性の低下
加齢や運動不足によって関節の柔軟性が低下すると、腱鞘と腱の摩擦が生じやすくなり、ばね指のリスクが高まります。
などが挙げられます。
一方、「リウマチ」ってどんな病気?
「リウマチ」は、正式には「関節リウマチ」といい、免疫の異常によって関節が炎症を起こす病気です。
進行すると関節が破壊され、変形してしまうこともあるため、早期発見・早期治療が重要です。
整体師が解説|「ばね指」と「リウマチ」を見分けるポイント
「ばね指」と「リウマチ」は、どちらも指の痛みや動かしにくさを伴うため、自己判断でどちらの病気かを見分けることは難しいです。
【ばね指とリウマチの違い】
病院ではどんな検査をするの?
「ばね指」と「リウマチ」を疑う症状がある場合は、整形外科またはリウマチ科を受診しましょう。
ばね指の検査
- 問診
症状や生活習慣などについて詳しく聞かれます。 - 触診
指の付け根の腫れや圧痛などを確認します。 - レントゲン検査
骨の状態を確認します。 - 超音波検査
腱や腱鞘の状態を詳しく確認します。
リウマチの検査
- 問診
症状や家族歴などについて詳しく聞かれます。 - 視診・触診
関節の腫れや圧痛、動きの制限などを確認します。 - 血液検査
リウマチ因子や炎症反応などを調べます。 - レントゲン検査
関節の破壊の程度などを確認します。 - MRI検査
関節の炎症や滑膜炎などを詳しく確認します。
これらの検査結果に基づいて、医師が診断を下します。
「ばね指」と「リウマチ」それぞれの西洋医学的な対処法は?
「ばね指」と「リウマチ」の対処法は、それぞれ異なります。
ばね指の対処法
保存療法
- 安静
指を安静にすることが大切です。 - 薬物療法
炎症を抑える薬や痛み止めの薬を内服したり、患部に注射したりします。 - テーピングや装具療法
指の動きを制限し、腱鞘への負担を軽減します。 - ステロイド注射
炎症を抑える効果の高いステロイド薬を、腱鞘に直接注射します。
手術療法
- 腱鞘切開術
狭くなった腱鞘を切開し、腱の動きをスムーズにする手術です。
リウマチの治療法
薬物療法
- 抗リウマチ薬
免疫の異常を抑え、関節の炎症や破壊を抑制します。 - 生物学的製剤
炎症を引き起こす物質を抑える薬です。 - ステロイド薬
炎症を抑える効果の高い薬ですが、長期服用による副作用に注意が必要です。 - JAK阻害薬
炎症を引き起こす信号伝達経路を阻害する薬です。
それぞれの治療法にはメリット・デメリットがあるため、医師とよく相談し、自分に合った治療法を選択することが大切です。
整体師がおススメする「ばね指」と「リウマチ」を予防するためのセルフケア
「ばね指」と「リウマチ」の予防には、日々のセルフケアが重要です。
特に、手技療法の観点から、以下のようなセルフケアをおススメします。
ばね指の予防ケア
- ストレッチ
指を一本ずつ優しく伸ばしたり、手のひら全体を広げるストレッチを行いましょう。
腱と腱鞘の柔軟性を保ち、摩擦を軽減します。 - マッサージ
指の付け根を優しくマッサージすることで、血行を促進し、筋肉や腱の緊張を緩和します。 - 温熱療法
温かいタオルや湯たんぽで手を温めることで、血行が促進され、筋肉や腱の緊張が和らぎます。 - 指の使い過ぎに注意
長時間同じ動作を繰り返す場合は、こまめな休憩を取り、指への負担を減らしましょう。
リウマチの予防ケア
- 適度な運動
ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。
関節の柔軟性を維持し、免疫力の向上も期待できます。 - バランスの取れた食事
野菜や果物を積極的に摂り、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
免疫力を高め、炎症を抑える効果が期待できます。 - 質の高い睡眠
睡眠不足は免疫力低下につながるため、十分な睡眠を心がけましょう。
これらのセルフケアを継続的に行うことで、「ばね指」や「リウマチ」の予防、症状の改善を目指しましょう。
「ばね指」と「リウマチ」に手技療法が効果的な理由とは?
「ばね指」や「リウマチ」の症状緩和に、手指専門整体は効果が期待できます。
【手指専門整体とは?】
手指専門整体とは、 整体師が自分の手を用いて、筋肉、関節、神経などにアプローチする手技療法です。
マッサージやストレッチとは異なり、身体の構造や機能に精通した専門家によって行われます。
【手指専門整体で期待できる効果】
- 関節の動きをスムーズにする
関節モビライゼーションというテクニックを用いることで、関節の動きを滑らかにし、可動域を拡大します。 - 筋肉の緊張を緩和する
筋膜リリースなどのテクニックを用いることで、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進します。 - 痛みの軽減
痛みの原因となっている部位に直接アプローチすることで、痛みを軽減します。 - 姿勢の改善
身体の歪みを整えることで、姿勢を改善し、関節への負担を軽減します。 - 自己治癒力の向上
身体の自然治癒力を高めることで、根本的な改善を目指します。
【ばね指とリウマチに対する手指専門整体の効果】
「ばね指」に対しては、
- 腱鞘周囲の組織への手技療法
- 手首や指の関節のモビライゼーション
- 前腕の筋肉へのアプローチ
などを行い、腱と腱鞘の滑りを改善し、炎症を抑え、痛みを軽減します。
「リウマチ」に対しては、
- 関節の炎症を抑える
- 関節の可動域を拡大する
- 筋肉の萎縮を予防する* 痛みの軽減
などを目的とした施術を行います。
手指専門整体を受けるメリット
- 薬や手術に頼らずに、自分の自然治癒力を高めながら改善できる
- 身体への負担が少ない
- 痛みの根本原因にアプローチすることで、再発しにくい身体作りを目指す
まとめ|「ばね指」と「リウマチ」は、専門家のサポートで改善を目指せる!
今回は、「ばね指」と「リウマチ」の違い、それぞれの原因や症状、病院での検査や治療法、セルフケアについて解説し、手技療法の効果についてもお伝えしました。
「ばね指」も「リウマチ」も、早期発見・早期治療はもちろんですが、日々のセルフケアや専門家のサポートを受けることで、症状の改善や進行の抑制が期待できます。
当院では、経験豊富な施術者が、あなたの症状やお悩みに寄り添いながら、オーダーメイドの施術を提供しています。
もし、ばね指の症状でお悩みなら、無料相談も受け付けておりますので、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
Webサイト限定でばね指の専門家の施術が半額で体験できます
https://myuseikotsu.com/category/hand/baneyubi-kensyouen/
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
この記事は情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。
症状が気になる場合は、必ず医師の診断を受けてください。
\この記事は私が書きました/