「朝起きたら指が曲がったまま伸びない…」「カクンと指が引っかかって動かしにくい…」
そんな経験はありませんか?
それはもしかしたら「ばね指」のサインかもしれません。
ばね指は、放置すると日常生活に支障をきたすだけでなく、手術が必要になる可能性もある怖い 病気です。
特に、家事や育児、仕事に忙しい女性は、ついつい体の不調を後回しにしがち。
しかし、そのままにしておくと症状が悪化し、さらに日常生活に制限がかかってしまうことも…
「もう我慢できない!でも手術は怖い…」
そんなあなたへ。
この記事では、10年以上、女性のばね指の悩みに向き合ってきた整体のプロである私が、ばね指の原因から症状、そして手技療法による改善方法まで、詳しく解説していきます。
つらい指の痛みから解放され、笑顔で毎日を過ごせるように、ぜひ最後までお読みください。
なぜ?女性に多い「ばね指」
ばね指とは、指を動かす時に、まるでバネのように引っかかったり、曲がったまま伸びなくなっ たりする状態を指します。
正式には「弾発指」や「狭窄性腱鞘炎」と呼ばれ、手のひら側の腱と腱鞘の間で炎症が起こることで発症します。
そして実は、このばね指、男性よりも女性に多いと言われているんです。
一体なぜ女性はばね指になりやすいのでしょうか?
その原因を探るべく、まずはばね指の主な原因について詳しく見ていきましょう。
あなたは大丈夫? 女性のばね指のよくある原因
ばね指を引き起こす原因は、一つではありません。
毎日の生活習慣や身体の使い方、ホルモンバランスの変化など、様々な要因が複雑に絡み合って いると考えられます。
代表的な原因は以下の通りです。
- ホルモンバランスの変化
女性ホルモンの分泌量は、妊娠・出産・更年期など、ライフステージによって大きく変動します。
特に更年期を迎えると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減少することで、腱や腱鞘が柔軟性を失いやすく、ばね指のリスクが高まると言われています。
例えば、40代後半の主婦の方で、家事の最中に指に痛みを感じるようになったというケースが多く見られます。 - 家事や育児による手の使い過ぎ
料理、洗濯、掃除、育児など、女性は日常的に手を酷使する場面が多くあります。
同じ動作を繰り返したり、強い力で握ったりすることで、腱鞘炎を引き起こし、ばね指へと繋がってしまうケースも少なくありません。
特に、小さなお子さんを抱っこする際に、指に負担がかかりやすいと言われています。 - スマホの使い過ぎ
近年、スマホの普及により、長時間同じ姿勢での操作や、指先への負担が増加しています。
このような小さな動作の積み重ねが、腱鞘炎やばね指のリスクを高める要因の一つと考えられ ます。 - 冷え性
冷え性は、血行不良を引き起こし、身体の末梢まで栄養が行き渡りにくくなります。
その結果、腱や腱鞘の修復が遅れ、炎症が長引くことでばね指が悪化する可能性があります。 - 関節リウマチなどの疾患
関節リウマチなどの自己免疫疾患も、ばね指の要因の一つとして挙げられます。
これらの原因に加え、遺伝的な要因や、糖尿病などの基礎疾患も、ばね指の発症リスクを高める可能性があります。
ご自身の生活習慣や体調を振り返りながら、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
放置するとどうなる? ばね指の症状と進行とステージ
ばね指は、自然に治ることもありますが、多くの場合、適切な処置を行わないと症状が悪化し、 日常生活に支障をきたす可能性があります。
初期症状を見逃さず、早期に対処することが大切です。 ばね指の進行段階と、それぞれのステージにおける症状を詳しく見ていきましょう。
ステージ1:初期症状
- 指の付け根に違和感や軽い痛みを感じる。
- 朝起きた時、指がこわばる感覚がある。
この段階では、「あれ?ちょっと変だな?」と思う程度の方が多いです。
ステージ2:進行期
- 指を曲げ伸ばす際に、引っかかりや痛みを感じるようになる。
- カクンと音が鳴ったり、引っ掛かりを自力で戻す必要が出てくる。
炊事や洗濯など、家事をする際に痛みを感じるようになってきます。
ステージ3:固定期
- 指が曲がったまま伸びなくなり、自力で戻せなくなる。
- 常に痛みを伴い、日常生活に支障が出始める。
この段階になると、ボタンの掛け外しや、ペットボトルの蓋を開けるのも困難になってきます。
ステージ4:末期
- 指の関節が変形し、動く範囲が狭くなる。
- 手の機能が低下し、日常生活に大きな支障をきたす。
手を使う作業はもちろん、字を書くことも難しくなり、日常生活に大きな影響を及ぼします。
ばね指は、進行すると手術が必要になるケースもあります。
実際に、当院にも「もっと早く来ればよかった…」と後悔しながら来院される方が少なくありません。
「そのうち治るだろう」と安易に考えず、少しでも気になる症状があれば、早めに専門医に相談することをおすすめします。
手技療法で改善! ばね指に対するアプローチ
「病院に行くのはちょっと…」 「手術は怖いし、できれば避けたい…」 そう感じている方もいるのではないでしょうか?
軽度なばね指の場合、手技療法によるアプローチも有効な手段となります。
手技療法とは、施術者が手を使って行う治療法で、筋肉や関節、筋膜などにアプローチすることで、身体の機能改善を促します。
薬や手術に頼らず、ご自身の自然治癒力を高めることを目的としているため、身体への負担が少なく、安心して受けて頂けるのが特徴です。
ばね指に対して、手技療法では具体的にどのような施術を行うのでしょうか? 具体的な施術内容は以下の通りです。
1. 筋肉の緊張緩和
マッサージやストレッチなどを行い、指や手首、腕の筋肉の緊張を緩和します。
特に、前腕の筋肉は、指を動かすための腱と繋がっているため、重点的にアプローチすること で、腱への負担を軽減し、炎症を抑える効果が期待できます。
当院では、患者様一人ひとりの身体の状態に合わせて、最適なマッサージやストレッチを提供し ています。
2. 関節モビライゼーション
手首や指の関節を丁寧に動かすことで、関節の動きを滑らかにし、可動域の改善を促します。
関節の動きが改善することで、腱と腱鞘の摩擦が軽減され、炎症の抑制に繋がります。
3. 筋膜リリース
筋膜とは、筋肉や臓器を包む薄い膜のことです。
手技療法では、筋膜のねじれや癒着を解放することで、筋肉や関節の動きを改善し、血行促進効果も期待できます。
筋膜リリースは、身体の柔軟性を高め、痛みを根本から改善する効果が期待できます。
4. 姿勢指導
猫背や巻き肩など、姿勢が悪くなると、肩や首の筋肉が緊張し、その影響で手や指の動きが悪く なることがあります。
手技療法では、正しい姿勢を指導することで、身体の歪みを整え、根本的な改善を目指します。
姿勢が良くなると、見た目も美しくなりますし、健康にも良い影響を与えます。
5. セルフケア指導
ご自宅でもできるストレッチやマッサージ、テーピング方法などを指導することで、再発防止をサポートします。
日常生活における手の使い方や、姿勢のアドバイスなども行い、根本的な改善を目指します。
セルフケアを続けることで、効果を維持し、再発を予防することができます。
当院の手技療法で、指の痛みから解放されましょう!
「ばね指かも…?」と感じたら、一人で悩まず、ぜひ当院にご相談ください。
当院では、経験豊富な女性施術者が、あなたの症状やお悩みに寄り添いながら、丁寧にカウンセ リングを行います。
痛みの原因を根本から改善し、笑顔で毎日を過ごせるよう、心を込めてサポートさせていただきます。
当院では、経験豊富な施術者が、あなたの症状やお悩みに寄り添いながら、オーダーメイドの施術を提供しています。
もし、ばね指の症状でお悩みなら、無料相談も受け付けておりますので、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
Webサイト限定でばね指の専門家の施術が半額で体験できます https://myuseikotsu.com/category/hand/baneyubi-kensyouen/
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
この記事は情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。 症状が気になる場合は、必ず医師の診断を受けてください。
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