【腱鞘炎は自然に治る?】症状別にみる回復期間と早く治すためのコツ

腱鞘炎、放っておいても大丈夫?

「手首が痛いけど、時間が経てば治るかな…」
「腱鞘炎って自然に治るって聞いたけど、本当?」

そんな不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
腱鞘炎は、使いすぎによる炎症が主な原因です。放っておくことで自然に治ることもありますが、症状の程度や生活環境によっては悪化することも少なくありません

本記事では、腱鞘炎が自然治癒するまでの期間を症状レベル別に解説し、できるだけ早く治すためのセルフケアや注意点、整骨院でのアプローチについてもお伝えします。

腱鞘炎は自然に治るのか?

軽度の腱鞘炎なら自然治癒することも

使いすぎによって一時的に炎症が起きただけであれば、安静にして数日~2週間程度で痛みが和らぐことがあります。特に、以下のような場合は自然治癒が見込めます。

  • 痛みが軽く、使わなければ気にならない
  • 引っかかりや可動制限がない
  • 夜間や朝方に強い痛みがない

こんな場合は自然治癒が難しい

反対に、以下のような状態が続く場合は、炎症が深く進行しており、自然に治るのを待っている間に悪化するリスクが高いです。

  • 痛みが1~2週間以上続いている
  • 指が「カクン」と引っかかる(ばね指の兆候)
  • 腫れや熱感がある
  • 家事や育児に支障が出ている

症状レベル別|腱鞘炎の自然治癒にかかる期間

2】症状レベル別|腱鞘炎の自然治癒にかかる期間

腱鞘炎の回復期間は個人差がありますが、一般的には以下のような目安があります。

症状レベル

自然治癒の目安期間

特徴

軽度

約1~2週間

違和感や軽い痛み、動かせば痛いが支障は少ない

中程度

約1ヶ月~3ヶ月

日常生活に支障、繰り返す痛みと炎症が特徴

重度

3ヶ月~半年以上

ばね指や強い痛み、関節が動かしづらい状態

 

年齢や生活習慣による差も

  • 高齢者や更年期の方は回復が遅れやすい
  • 育児中・PC作業が多い方は負担が継続しやすく、自然治癒が難しい
  • 慢性的な炎症は関節や腱の変形につながることも

自然治癒が遅れるNG習慣とは?

腱鞘炎の自然治癒を妨げる生活習慣は、実は日常の中にたくさんあります。
以下に該当する場合は、回復が遅れる原因となります。

よくあるNG習慣

  • 我慢して家事や育児を続けてしまう
  • 手首・指を固定せずに使い続けている
  • スマホやPC作業で手指を酷使している
  • 無理なストレッチやマッサージをしてしまう
  • 睡眠不足・ストレスによる体力低下
  • 炎症があるのに温めすぎている

早く治したいなら「使い方の見直し」が第一歩

「使いながら治す」は難しく、一度しっかり休ませて回復を優先することが重要です。

自然治癒を促すセルフケアのコツ

自然治癒を早めるには、正しいセルフケアがカギになります。
やみくもに冷やしたり温めたりするのではなく、症状に応じたケアが大切です。

セルフケアの基本

  • 患部の安静
    • 家事やPC作業をできるだけ控える
    • 抱っこ・荷物持ちは反対の手で行うなどの工夫
  • 固定する
    • サポーターやテーピングで負担軽減
    • 就寝時の固定も効果的
  • 冷却・温熱の使い分け
    • 痛みや熱がある:冷やす(保冷剤を布で包んで10~15分)
    • 鈍痛・慢性的な違和感:温める(ホットタオルなどで血行促進)
  • 血行促進
    • 入浴、軽い指の運動、ふくらはぎや肩甲骨周りのストレッチも◎

整骨院での施術アプローチと当院の考え方

自然治癒が期待できない場合や、痛みが長引いている場合には、整骨院での早期対応が効果的です。

当院ではこんな施術を行っています

腱鞘炎といえば「サポーターで固定」「テーピングで安静」といった対処を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、それだけでは根本改善にはつながらず、かえって指の動きを悪くし、ばね指に進行してしまうリスクもあるのです。

当院では「使いながら治す」「動かせる手を取り戻す」ことを目的に、次のような整体アプローチを行っています。

Step 1|手を柔らかくする

まず最初に行うのが「手そのものを柔らかくする」施術です。
手を緩めずに他のアプローチを行っても再発しやすく、根本改善にはつながりません
そのため、手から腕にかけてしっかり緩めることが最優先となります。

Step 2|手首の歪みを整える

手首には「手根骨」と呼ばれる8個の小さな骨があり、これが正しく動くことで指の動きがスムーズになります。
この骨の歪みを調整することで、無理なく指を使えるようになり、日常生活でも症状が悪化しにくくなります。

Step 3|指の歪みをとる

手首や手根骨の歪みが整うと、指のねじれが軽減されます。
それに関連する筋肉の緊張を緩めていくことで、腱鞘への負担も減り、自然に指の動きが改善されていきます。

「どこに行っても改善しなかった」「サポーターで固めるしかないと思っていた」
そんな方にこそ、ぜひ一度当院の施術を体験していただきたいと考えています。

こんな方は一度ご相談ください

腱鞘炎は、痛みを我慢する時間が長いほど、回復に時間がかかる傾向があります。以下のような場合は、早めの相談をおすすめします。

受診をおすすめする症状

  • 痛みが2週間以上続いている
  • 指や手首に引っかかる感覚がある
  • 荷物が持てない、子どもを抱っこできない
  • 家事や仕事に集中できないほどの痛み
  • 夜間や起床時に強く痛む

まとめ|自然治癒を待つ前にできることを

腱鞘炎は、早期対応すれば自然に治るケースもありますが、放置はリスクです。

この記事のまとめ

  • 軽度であれば自然治癒も期待できるが、放置は注意
  • 中~重度では自然治癒が難しく、悪化や再発のリスクも
  • 自然治癒を促すには安静・固定・ケアが必須
  • 整骨院では根本原因の調整と再発予防のサポートが可能

あなたの症状に合わせたケアで、無理なく・早く回復することが可能です。
気になる痛みは、どうか我慢せず、早めに専門家にご相談ください

Webサイト限定で腱鞘炎の専門家の施術が半額で体験できます

https://myuseikotsu.com/category/hand/kensyouen/

※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。

※ 免責事項

* 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。

* 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。

* 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。