腱鞘炎・ばね指が治らないのは滑走障害かも?育児中ママのための根本改善ガイド

「手首が痛くて抱っこがつらい…」「整形外科で湿布を出されたけど良くならない」
そんなお悩み、あなたも経験していませんか?

腱鞘炎やばね指がなかなか治らない原因の一つとして、滑走障害(かっそうしょうがい)という考え方があります。
これは、筋膜・腱・神経などの組織がスムーズに動かなくなることで、痛みや可動域制限を引き起こす状態です。

この記事では、特に育児中のママに多い「繰り返す手首の痛み」の真の原因と、当院が取り入れているFJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)による改善方法を、やさしく丁寧に解説します。

滑走障害って何?痛みや動かしにくさの真の原因かもしれません

「湿布をしても良くならない」「マッサージで一時的に楽になっても、また痛みがぶり返す」
こういった経験をしているママさんは、滑走障害が関係している可能性があります。

手首が疲れて痛む女性

滑走障害とは?

滑走障害とは、筋膜・腱・神経・靭帯などの組織同士が滑らかに動かなくなっている状態のことを指します。
本来、これらの組織は独立してスライドするように動き、お互いをスムーズに助け合っています。
しかし、使いすぎ・姿勢不良・ストレス・疲労の蓄積などがあると、組織同士が「癒着」したり「滑走が妨げられる」状態になります。
これがいわゆる滑走障害で、筋肉や腱に余分な摩擦・抵抗が生まれ、炎症や引っかかり感、だるさ、痛みを引き起こします。

育児中のママに多い理由

育児中のママは、特に以下のような動作が繰り返されます。

  • 授乳で長時間同じ姿勢を保つ
  • 抱っこで手首を不自然な角度にキープ
  • おむつ替えで前傾姿勢+片手作業
  • 睡眠不足やストレスで筋肉が緊張したままに

こうした日常的な反復動作と負担によって、手首〜指〜前腕の筋膜や腱に滑走障害が起きやすくなります。

滑走障害の症状の例

  • 指を曲げ伸ばしすると「引っかかる」感じがある
  • 朝、手指がこわばって動かしづらい
  • 抱っこや家事のあと、じわじわと痛みが増してくる
  • 一度良くなっても、また同じ場所が痛くなる

これらは、滑走性が失われているサインかもしれません。

ばね指や腱鞘炎も引き起こす滑走不全のメカニズムとは?

「腱鞘炎がなかなか良くならないと思っていたら、今度は指がカクカクしてきた…」
このように、腱鞘炎が進行してばね指になるケースは珍しくありません。

その背景にあるのが、滑走不全(滑走障害)の存在です。ここでは、ばね指や腱鞘炎につながるメカニズムをやさしく解説します。

ばね指に悩む女性

筋膜・腱・神経の構造と滑走のしくみ

私たちの体の中では、筋肉、腱、神経がそれぞれ独立して滑るように動くことで、スムーズな動作が実現しています。

この「滑る」という動きのために重要なのが、「筋膜(ファシア)」という薄い膜構造。
筋膜は全身をつなぐ潤滑材のような役割を持ち、腱や筋肉がひっかかることなく動けるように助けてくれています。

滑走が悪くなるとどうなる?

ところが、育児中のママのように特定の筋肉や腱を酷使し続ける生活をしていると、筋膜同士が癒着したり、腱が肥厚してしまい、以下のような状態になります。

  • 組織が「引っかかる」ように動く
  • 滑走できないことで、摩擦・炎症が起きやすくなる
  • 腱や腱鞘(けんしょう)の間が狭くなり、指や手首の動きに制限が出る

このような滑走の不全が起きると、
→ 手首のズキズキした痛み(腱鞘炎)
→ 指が「カクン」と引っかかる(ばね指)
という形で症状として現れてくるのです。

滑走不全とばね指の関係

ばね指(狭窄性腱鞘炎)は、腱が肥厚し、腱鞘と擦れ合うことで引っかかりが起こる疾患です。

これは、長期間にわたる滑走障害がもとになっているケースが非常に多く、
「手首の腱鞘炎が治らないまま指に症状が出た」
「一度ばね指になって再発を繰り返している」
といった方には、滑走性の評価と改善が不可欠です。

症状を「その場しのぎ」で終わらせないために

サポーターや湿布で一時的に痛みが和らいでも、滑走障害が残っていると再発します。
だからこそ、「動き」に注目した根本的なアプローチが必要なのです。

整形外科と何が違う?整骨院でできる滑走障害へのアプローチ

腱鞘炎やばね指で整形外科に行くと、多くの場合こう言われます。

「腱鞘炎ですね。湿布を出しておきますね」
「サポーターをして、できるだけ安静にしてください」

確かに、炎症を抑えるという点では間違っていません。
でも…育児中に安静なんて、無理じゃないですか?

実は、整形外科での治療は「炎症を抑える」ことを目的としており、なぜ炎症が起きているのかという本当の原因=滑走障害まではアプローチできないことが多いのです。

指の痛みについて専門家に相談する患者

整骨院・整体では「動きの質」にアプローチ

当院をはじめとする整骨院では、「動きそのもの」に注目します。
その中でも私たちが取り入れているのが、FJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)です。

FJA理論とは?

FJA理論は、

  • 筋膜(Fascia)
  • 関節(Joint)
  • 全身の連動(Approach)

を評価し、滑走障害を見つけ出し、整えていくアプローチです。

整骨院で行う「滑走改善」の具体的な方法

  1. 滑走評価
     手首や指だけでなく、腕・肩・背中までの動きをチェックします。
     癒着や詰まりがある部位を見極めることが重要です。
  2. 滑走調整(FJA手技)
     筋膜や腱、神経の滑りを取り戻すためのソフトな施術を行います。
     バキバキするような強い矯正ではなく、やさしく深部に働きかけます。
  3. 関節の可動域改善
     関節が硬くなっていると、滑走も制限されます。肩や肘など関連部位も含めて調整します。
  4. 動作・姿勢指導
     日常の動きの中で滑走を妨げている「クセ」や「姿勢」を見直し、再発予防につなげます。

整骨院ならではのメリット

  • 子連れOK
  • 長時間の待ち時間なし(完全予約制)
  • 根本から改善を目指すオーダーメイドの施術
  • 筋膜・神経・関節を包括的にケアできる

あなたが今まで「良くなりかけてもまた痛くなる」理由は、動きの滑らかさ=滑走が改善されていなかったからかもしれません。

育児ママに多い「滑走障害」3大原因

育児中のママさんに滑走障害が多く見られるのは、日常の動作そのものが負担になっているからです。
ここでは、当院で実際によく見られる「滑走障害を引き起こす主な3つの原因」をご紹介します。

原因を英語で表した

① 抱っこ・授乳・おむつ替えなどの反復動作

赤ちゃんのお世話は、同じ動作の繰り返しがとても多いです。
特に以下のようなシーンでは、手首・前腕の筋肉・腱・筋膜に強い負荷がかかっています。

  • 赤ちゃんの体重を支え続ける「長時間の抱っこ」
  • 手首を返した状態で支える「授乳中の姿勢」
  • 前かがみ+片手で支える「おむつ替え」や「沐浴」

このような動作を毎日、何度も繰り返していると、筋膜同士の癒着や滑走性の低下が起こりやすくなります。

② 姿勢の崩れや産後の骨盤の歪み

出産によって骨盤が緩んだままになっていたり、育児で前かがみ姿勢が続くことで、背骨・肩甲骨・肩関節などの可動域が狭まり、腕全体の動きが硬くなる傾向があります。

結果的に、

  • 動きにくい体を「腕や手首」で補おうとしてしまう
  • 一部分に負担が集中して滑走障害が発生する

という悪循環に陥ってしまうのです。

③ 睡眠不足・ストレス・自律神経の乱れ

産後の生活では、慢性的な寝不足・食生活の乱れ・ストレスが避けられません。
これらは筋肉・筋膜の柔軟性に直接影響し、

  • 筋肉が硬直して“滑らかに動けない”状態になる
  • 自律神経の緊張により、体の回復力が落ちる
  • 筋膜の水分量が減り、癒着しやすくなる

といった問題を引き起こします。
つまり、滑走障害はメンタルや生活環境とも密接に関わっているのです。

セルフチェック|あなたの滑走、止まっていませんか?

「滑走障害」と言われても、まだピンとこない…
そんな方のために、ご自宅で簡単にできるチェック項目をご用意しました。
あなたの手首や指の動きは、本当に“滑らか”に動けていますか?

チェックリストを表すイラスト

以下の項目、いくつ当てはまりますか?

✅ 朝起きたときに、指がこわばって動かしにくい
✅ 手を使うと、だんだんと痛みやだるさが増してくる
✅ 指や手首を動かすと「引っかかる」ような違和感がある
✅ 湿布やサポーターで一時的に良くなるけど、すぐ戻る
✅ 「また再発した…」を何度も繰り返している
✅ 痛い場所を押すとズーンと響くような痛みがある
✅ 家事・抱っこ・授乳後に指先や手首にジワっとした痛みが出る

3つ以上当てはまったあなたは…

滑走障害が起きている可能性があります。
特に、「朝のこわばり」や「再発の繰り返し」がある方は要注意です。
滑走性の悪化は、炎症の慢性化やばね指の発症・進行にもつながりかねません。

放置するとどうなる?

  • 痛みが長引き、家事や育児がますます苦痛に
  • 指が曲がったまま戻らなくなり、整形外科で手術をすすめられるケースも
  • 抱っこができなくなり、精神的にも負担が増す

早期の対応で、これらの悪化を防ぐことができます。

ご自身の体の声に、ぜひ耳を傾けてみてください。
「少し変だな」と思ったその時が、ケアを始めるベストタイミングです。

みゅう整骨院のFJA施術による改善ステップ

滑走障害によって引き起こされる腱鞘炎やばね指。
「湿布では良くならなかった…」「何度も再発している…」という方こそ、みゅう整骨院のFJA理論に基づいたアプローチをぜひ知っていただきたいです。

整体で前腕から手の筋肉を丁寧にケアしている施術風景

FJA理論とは?

FJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)とは、筋膜(Fascia)・関節(Joint)・体全体の動き(Approach)を統合的に評価・改善する理論です。

痛みのある部位だけでなく、そこに負担をかけている全身の動きのクセや歪みを見極め、根本から滑走障害を改善することを目的としています。

FJA施術のステップ

① 評価(滑走のチェック)

  • 手首や指の動きだけでなく、腕・肩・背骨・骨盤までチェックします
  • 筋膜や腱の「滑らかさ」、神経の伝達のスムーズさも確認します

② 調整(筋膜・関節・神経の施術)

  • 癒着している筋膜や硬くなった関節を、やさしい手技でゆるめていきます
  • 無理な矯正やバキバキする施術は一切ありません
  • 神経の滑りも促すため、重だるさやしびれにも効果的

③ 動作改善・再教育

  • 抱っこや授乳時の手首の使い方のクセを見直し
  • 「力を入れずに支える」ための体の使い方を一緒に練習します
  • 自宅でできるストレッチやケア方法もお伝えします

当院が選ばれる理由

  • 子連れ通院OK
  • 完全予約制で待ち時間なし
  • 国家資格者による施術で安心
  • 滑走障害を専門的に評価・改善できるFJA理論を導入

あなたの「手首の痛み」は、今まで気づかれてこなかった滑走障害かもしれません。
動きを取り戻す施術で、本来の軽やかさを取り戻しましょう。

改善事例|育児で再発・慢性化していたママが改善した理由

「手首が痛くて抱っこがつらい」
「整形外科では湿布と安静だけ。でも育児に安静なんて無理」
そんな悩みを抱えたママさんが、当院の施術で改善された実例をご紹介します。

赤ちゃんを抱っこする笑顔の若いママ

患者プロフィール

  • 年齢・性別:30代前半・女性
  • 育児状況:第1子、6か月の赤ちゃんを育児中
  • 症状:両手首の親指側がズキズキと痛み、朝は指が動かしにくい。特に抱っこ後に悪化。
  • 既往歴:産後2ヶ月から腱鞘炎の症状あり。整形外科ではドケルバン病と診断、サポーターと湿布処方。改善せず当院へ。

FJA評価でわかった本当の原因

初回の滑走評価では以下の問題が見つかりました:

  • 前腕〜手首の筋膜が癒着し、腱の滑りが悪化
  • 猫背による肩甲骨の動きの制限 → 手首に過剰な負担
  • 育児姿勢による首・背中の緊張 → 自律神経の乱れで回復しにくい状態

手首の痛みは「結果」であり、原因は全身の連動性の低下と滑走不全でした。

施術の流れと経過

通院回数 内容 経過
初診 全身のFJA評価+前腕〜手首の滑走調整 抱っこ時の痛みが軽減
2回目 肩甲骨と背中の滑走改善+姿勢調整 朝の指のこわばりが緩和
4回目 日常動作の再教育(授乳・抱っこの姿勢) 家事・育児の負担が楽に
6回目 肘・首までの連動調整+セルフケア指導 再発なし。施術間隔を延長

患者様の声

「また抱っこできるようになったのが本当に嬉しかったです」
痛みがあると、赤ちゃんを抱くのも苦痛でした。でも先生に見てもらって、「手首だけじゃなくて全身から見てくれる」施術にびっくり。
今では痛みもなくなり、毎日の育児がまた楽しくなりました。

このように、滑走障害を正しく評価し、全身からアプローチすることで、「あきらめていた育児の喜び」を取り戻すことができるのです。

まとめ|滑走を整えることが、腱鞘炎・ばね指を根本から改善する鍵

腱鞘炎やばね指に悩む育児中のママさんにとって、「湿布やサポーターだけでは治らない」という現実は、とてもつらいものです。
今回の記事でお伝えしたように、その背景には「滑走障害」という見えない動きのトラブルが隠れている可能性があります。

出産して赤ちゃんを抱っこする産休中の女性

腱鞘炎・ばね指が治らない理由は動きにある

  • 筋膜や腱、神経が滑らかに動かなくなることで起きる炎症
  • 手首や指だけの問題ではなく、全身の使い方・姿勢・生活習慣が影響している
  • 症状を繰り返す・慢性化するのは、「原因」が取り除かれていないから

滑走を取り戻せば、育児も快適に

みゅう整骨院では、FJA理論に基づいて全身から滑走を回復させる施術を行っています。

  • 痛みの原因を見極め
  • やさしく深部から整え
  • 日常生活での負担を減らすアドバイスも行う

これらを組み合わせることで、
「また抱っこできる」「家事がつらくない」「痛みが戻らない」という未来につながります。

あきらめないで、一歩踏み出してみませんか?

「育児中は仕方ない」と、我慢しているママさんはたくさんいます。
でも本当は、もっと楽に、もっと笑顔で育児を続ける方法があるのです。

痛みは体からの大事なサイン。
放置せず、あなた自身のためにも、少しだけ時間を作ってケアしてみてください。

ご予約・ご相談はこちら|完全予約制・子連れ歓迎

腱鞘炎やばね指など、育児による手首や指の痛みに悩むママさんへ。
みゅう整骨院は「子育て中のあなたを本気でサポートする整骨院」です。

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当院が選ばれる理由

  • 赤ちゃん連れOK!
  • 完全予約制で待ち時間なし。スムーズにご案内します
  • 国家資格を持つ施術者が、FJA理論に基づき丁寧に施術
  • 施術後もセルフケア・育児動作のアドバイスつきで再発予防

LINEから24時間ご予約可能!

「電話は苦手…」「子どもがいると時間が読めない…」というママさんでも安心。
LINEなら24時間いつでも、ご都合の良いタイミングでご予約いただけます。

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※ただし、自己判断は禁物です。 痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。

※免責事項

  • 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
  • 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
  • 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。