腱鞘炎ってどういう症状?料理や編み物でなりやすい理由
「最近、パンをこねていると手首が痛い」
「編み物をしていると親指がしびれてくる」
そんな症状を感じたことはありませんか?
その原因として考えられるのが、「腱鞘炎(けんしょうえん)」です。
腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ腱(けん)が通るトンネル「腱鞘(けんしょう)」で、炎症が起きてしまう状態のこと。
特に、手首・親指の付け根・手のひらにかけての場所で起こりやすく、使い過ぎによって痛みや腫れ、動かしづらさなどが現れます。
手首や親指が痛む理由とは?
日常的に「手を酷使する動作」が続くと、腱や腱鞘に摩擦が生じて炎症が起きやすくなります。
具体的には以下のような動作が腱鞘炎の原因になります:
- パンや生地をこねる(力強く同じ動作を繰り返す)
- 包丁やフライパンを長時間持つ(握力を使い続ける)
- 細かい編み物を長時間続ける(同じ手の形で固定)
- 重いフライパンや鍋を片手で持つ(手首に強い負荷)
このような「長時間同じ動作を繰り返す」「細かい作業で固定し続ける」ことが、腱や腱鞘へのストレスを増やし、炎症を引き起こしてしまうのです。
腱鞘炎と滑走障害の関係とは?
痛みの原因は「炎症」だけではありません。実は、近年注目されているのが「滑走障害(かっそうしょうがい)」という状態です。
本来、腱は腱鞘の中を滑るように動く構造になっています。しかし、腱鞘炎によって周囲が硬くなったり、癒着が起きると、「滑らず引っかかる」ような動きになります。
これが「滑走障害」と呼ばれ、ばね指の原因や「カクッ」と指が引っかかる感覚を生む一因でもあります。
みゅう整骨院では、こうした「滑走障害」の評価と改善をFJA理論に基づいて丁寧に行い、ただの“使いすぎ”とは違う、本当の原因にアプローチします。
「指の痛み・手首の炎症」は放っておかないで
腱鞘炎の初期は、「ちょっと疲れてるだけかも」と見過ごされがちですが、放っておくと慢性化し、ばね指や腱断裂のリスクも出てきます。
また、「安静にしていたら一時的に良くなったけど、またすぐに再発した」という声も多く、根本的な改善をしない限りは繰り返す傾向があります。
手首や指の違和感・痛みを感じた時点で、早めに原因を見極めて適切な対処をすることが、早期改善と再発予防の鍵となります。
腱鞘炎はどれくらいで治る?|軽度〜重度別の改善期間と通院の目安
「腱鞘炎ってどのくらいで良くなるの?」という疑問は、多くの方が最初に抱く不安です。
特に、病院では「安静にしてください」としか言われず、先が見えない状況にモヤモヤしている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、腱鞘炎の改善期間は症状の重さや生活環境、治療方法によって大きく異なります。
整体では、「使いながら治す」ことも可能なため、日常生活を大きく変えずに改善していく道が選べる場合もあります。
手術せずに治すにはどれくらい?(軽度〜中程度)
▶ 軽度の腱鞘炎(発症から数日~1週間)
・例:少し痛むが動かせる、作業はできるレベル
・整体通院の目安:週1回 × 2~4週間程度
・改善までの期間:早ければ2~3週間
▶ 中程度の腱鞘炎(痛みが続き、動作制限がある)
・例:重いものを持つと痛む、握力が落ちてきた
・整体通院の目安:週1~2回 × 1ヶ月~2ヶ月
・改善までの期間:1~2ヶ月程度
整体では「肩・肘・姿勢」の調整も行うことで局所の負担を軽減し、回復を早めることが可能です。
慢性化・重度の場合は?放置して悪化するリスクも
▶ 重度の腱鞘炎(ばね指・指が戻らない・強い痛み)
・例:指がカクッと引っかかる、夜中に痛みで目が覚める
・整体通院の目安:週1~2回 × 2~3ヶ月以上
・改善までの期間:3ヶ月~半年程度かかることも
放置して悪化すると、滑走障害や腱の肥厚(分厚くなる)を引き起こし、最終的には手術を勧められるケースもあります。
しかし、みゅう整骨院ではこうした「手術寸前」の症状でも、FJA理論に基づく全身評価と施術で改善実績があります。
「もう無理かも…」と思う前に、一度相談してみる価値があります。
「休めば治る」は本当?よくある誤解とは
「とにかく使わないように」と言われ、手を動かさないように我慢している方も多いですが、実はこれは必ずしも正解ではありません。
確かに安静は必要ですが、原因を改善しないまま“ただ休むだけ”では、根本的な回復にはつながりません。
再び使い始めた瞬間に症状が戻ってしまうケースが非常に多いのです。
みゅう整骨院では、使いながら治す・動かしながら整えるという視点で施術と日常指導を行っています。
その結果、「仕事や趣味を休まずに改善できた」という喜びの声も多くいただいています。
湿布・注射でも改善しない腱鞘炎|その理由と整体という選択肢
「病院でもらった湿布を貼っても全然よくならない…」
「注射で一時的に良くなったけど、すぐまた痛くなった」
このような経験はありませんか?
腱鞘炎で整形外科を受診すると、一般的には湿布・痛み止め・サポーター・ステロイド注射などが処方されます。
これらは「炎症を抑える」ことが目的であり、一時的な痛みの緩和には効果があります。
しかし実際には「再発した」「ずっと良くならない」と感じている方も多くいらっしゃいます。
なぜ、これらの対処だけでは不十分なのでしょうか?
なぜ病院の治療で改善しないケースがあるのか
原因は、病院の治療が「対症療法」にとどまっているからです。
つまり、炎症を抑えることはできても、その“炎症を引き起こした根本原因”にはアプローチできていないのです。
例えば、手首や親指の負担が肩や姿勢のゆがみから来ていた場合、いくら手だけに湿布を貼っても、その負担は変わりません。
これでは、症状がぶり返すのは当然なのです。
整骨院での施術はどんなことをする?
整体や整骨院では、「今起きている炎症」ではなく、「なぜそこに負担がかかるのか?」を全身から評価していきます。
みゅう整骨院では、FJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)を用い、以下のような視点でアプローチします:
- 手首や親指の動きの検査
- 肘・肩・肩甲骨の可動域チェック
- 姿勢や使い方のクセを評価
- 筋膜・関節の滑走性(動きやすさ)の改善
- 再発しにくい動作や使い方の指導
このように「炎症を起こした結果」ではなく、「炎症を生み出す原因」に対応することで、再発しにくく根本からの改善が可能になるのです。
再発しないための「根本改善」とは
本当の意味での改善とは、「痛みが一時的に取れたこと」ではなく、再発せずに趣味や生活を思い切り楽しめる状態に戻ることです。
腱鞘炎を何度も繰り返している方は、手首だけではなく使い方・姿勢・生活習慣などにも目を向けていく必要があります。
みゅう整骨院では、そういった「生活背景を含めた原因の分析」と、再発を防ぐ日常指導・セルフケアの提案までを一貫して行っており、多くの患者さんから「ここに来て初めて納得できた」という声をいただいています。
整体でできる腱鞘炎対策|FJA理論に基づく施術の全体像
「整体で腱鞘炎が良くなるの?」
「マッサージや電気治療では意味がないって聞いたけど…」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
確かに、ただ手首を揉んだり、電気を当てるだけでは十分とは言えません。
大切なのは、“どこに原因があるのかを正確に見極め、その原因に対して的確な施術を行うこと”です。
みゅう整骨院では、腱鞘炎の本質的な原因にアプローチするために、「FJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)」という独自の評価・施術メソッドを取り入れています。
手首だけじゃない?肩・肘・姿勢まで見る理由
腱鞘炎の原因が「手首の使いすぎ」だけだと思っていませんか?
実は、手首に負担がかかる背景には、肩や肘の動きの悪さ、さらには姿勢の崩れが関係していることが多いのです。
例えば…
- 猫背によって肩が前に出る → 肘や手首の角度が不自然に
- 肩の可動域が狭い → 本来肩で分散すべき負担が手首に集中
- キッチン作業中の姿勢が崩れる → 同じ筋肉に常にストレスがかかる
このような「全身の連動の崩れ」が、局所に炎症を起こす根本的な原因となります。
整体では、こうした全身の使い方を見直すことができるのが大きな強みです。
FJA理論とは?滑走障害への独自アプローチ
FJA理論とは、「関節と筋膜の滑走性(すべり)を回復させること」を目的とした評価と施術法です。
腱鞘炎のような症状では、「滑走障害」が発生しているケースが多く、それが痛みや動作の引っかかりの原因となっています。
みゅう整骨院では、
- 関節や筋膜が「本来どう動くべきか」を評価
- 滑走が妨げられている部分を特定
- 筋膜の癒着や関節の動きに対してアプローチ
- 動作改善と姿勢指導も含めて再発予防までサポート
といった流れで、その場限りで終わらない施術を提供しています。
患者様からは、「病院では“使いすぎ”としか言われなかったけど、ここでは“なぜそこが使われすぎてしまうのか”まで見てもらえた」との声も多く寄せられています。
実際の施術回数・頻度と期間の目安
腱鞘炎の改善には、「どのくらいの期間通えば良いのか?」も大切なポイントですよね。
当院では以下のような目安で施術を行います:
症状レベル | 通院頻度 | 改善目安期間 |
軽度 | 週1回 | 2~4週間 |
中等度 | 週1~2回 | 1~2ヶ月 |
重度・慢性 | 週1~2回 | 2~3ヶ月以上 |
ただし、これはあくまで目安であり、お一人お一人の生活スタイル・体の状態・趣味の内容に合わせた計画をご提案しています。
「どのくらいで良くなりそうか」「どれくらい続ければ安心か」など、通院中も随時ご相談いただけますのでご安心ください。
好きなことを諦めない!再発予防とセルフケアのポイント
「腱鞘炎が治っても、また同じことをして再発するんじゃないか…」
「手の使い方を変えないと、また痛くなるって言われたけどどうしたらいいの?」
腱鞘炎の治療でよくあるのが、「一度は良くなったのに再発してしまう」ケースです。
原因は、日常生活の中に“再発の原因”が残ったままになっていることにあります。
整体での施術に加え、日常でのセルフケアと身体の使い方の見直しを取り入れることで、
「再発しない状態」「好きなことを痛みなく続けられる状態」に近づけていきましょう。
日常でできる手首のセルフケア法
腱鞘炎にお悩みの方にお勧めしているのが、毎日のセルフケア習慣です。
一度の施術で完全に治すのではなく、「良くなる力を引き出すサポート」を日常で続けることが、安定した回復に繋がります。
▪️ ホットパック(温め)
・毎日10~15分、手首や肘を温めることで血流を促進
・朝起きた時や作業前に温めるのがおすすめ
▪️ 軽いストレッチ(痛くない範囲で)
・手首を反らせてゆっくり前腕の筋肉を伸ばす
・指先を軽く引っ張るようにして、指の腱も柔らかくする
▪️ グーパー運動
・軽くグー・パーを繰り返すことで、滑走性が回復しやすくなる
・テレビを見ながら、寝る前などの「ながら時間」におすすめ
無理に強く伸ばしたり、痛みが出る動作は逆効果になるため、「痛みのない範囲で、毎日コツコツ続ける」ことが大切です。
再発しないための動き・姿勢の見直し
手を酷使してしまう背景には、姿勢や身体の使い方のクセがあることも。
みゅう整骨院では、患者さん一人ひとりの生活や趣味の様子をヒアリングし、以下のような点もアドバイスしています。
▪️ 作業台の高さを見直す
・パン作りや料理では、作業台が高すぎると肩が上がり、手首に余計な負担がかかります。
・理想は「肘が90度になる高さ」。
▪️ 力の入れ方を変える
・「手首に集中していた力を、肘や肩にも分散する」意識
・例えば、こねる動作を“全体で押す”ようにするだけでも大きな違いがあります
▪️ 作業時間の区切りを意識する
・30分作業したら、5分だけでも手を休める
・タイマーを使うなど、“無理なく休む工夫”も有効です
LINEでのサポートと来院後のアフターケア
「セルフケア、やってみたけど合っているか不安…」
「ちょっとした違和感、相談だけでもいいのかな?」
そんな方のために、みゅう整骨院ではLINEでのアフターサポートも行っています。
施術後の経過観察や、ご自宅でのセルフケアの確認、日常の質問まで、お気軽にご相談いただけます。
「痛みが戻らないようにするための“その後のサポート”」までしっかり行うのが、みゅう整骨院の特徴です。
整骨院を選ぶときのポイント|失敗しない治療院の見分け方
「整体っていっぱいあるけど、どこに行けばいいの?」
「口コミがいいところに行ったのに、あまり変わらなかった…」
腱鞘炎の改善を目的に整骨院を探す際、多くの方が“何を基準に選べばいいかわからない”と悩まれます。
確かに、チラシやWEBサイト、Googleの口コミだけでは判断しづらいのが現実です。
そこでここでは、「失敗しない整骨院選びのポイント」を、専門家目線で3つご紹介します。
口コミだけで選ばないで!見るべき3つの視点
整骨院を選ぶとき、まず大切なのは「実際に通った人の体験談を見ること」ですが、それだけでは不十分です。
以下の3つの観点から、情報を見極めるようにしましょう。
① 原因の説明があるか
→ 痛みの原因を「使いすぎですね」で終わらせず、「なぜそこに負担が集中してしまったのか」まで説明してくれるかどうかが重要。
② 全身を評価してくれるか
→ 手首だけでなく、肩・肘・姿勢などの連動も見てくれる院は、根本改善の意識が高いです。
③ 施術計画を提示してくれるか
→「何回くらいでどうなるか」「どんなことをしていくか」が明確になっていると、安心して通えます。
「あなたの生活を理解してくれるか」が重要
腱鞘炎は“身体だけ”を診るのではなく、“生活背景”を理解してくれる院を選ぶことが大切です。
たとえば、
- 「パン作りが趣味なんです」
- 「毎日編み物をしていて…」
- 「子どものお弁当作りを休みたくない」
といったあなたの“日常”に寄り添った提案ができるかどうかが、治療効果を大きく左右します。
みゅう整骨院では、趣味や家事をあきらめずに治すという方針を大切にしており、患者さん一人ひとりの生活に合わせた施術計画を提案しています。
手術以外の選択肢を提案してくれる院を探そう
「これ以上悪化したら手術しかないと言われた…」
「注射も効かないし、もう選択肢がないかも」
そんな方にこそ伝えたいのが、「手術以外にも方法はある」ということ。
整骨院でも、滑走障害や姿勢の崩れなど、病院では見逃されやすい原因を見つけて対処できるケースがあります。
ポイントは、「その整骨院が“手術以外の方法”を提案しているかどうか」。
初回の相談時に、「どうすれば手術を回避できるか」や「どんなセルフケアが効果的か」を具体的に伝えてくれる院は、信頼性が高いといえるでしょう。
みゅう整骨院の腱鞘炎施術とは?再び趣味を楽しむためのサポート
「料理も編み物も、また思い切り楽しみたい」
「もう“痛みがあるのが当たり前”なんて、思いたくない」
そんなあなたの願いを叶えるために、みゅう整骨院では腱鞘炎に対して専門的な視点からアプローチし、再び“やりたいこと”を諦めずに過ごせる体づくりをお手伝いしています。
あなたの「やりたい」を守る治療方針
腱鞘炎の多くは、「もう趣味をやめたほうがいいんですか?」という不安から始まります。
でも私たちは、「無理に休ませる」ことをゴールにはしていません。
✔️ 趣味や家事を続けながらでも改善できるケースは多い
✔️ 手を休める=人生の楽しみを手放す必要はない
✔️ だからこそ「原因を見つけ、負担を減らす」ことが重要
私たちが大切にしているのは、「手を使う生活に戻れること」です。
ただ症状を抑えるだけではなく、安心して趣味や日常に向き合えるようになるまで、しっかりとサポートします。
FJA理論による評価・施術の特徴
みゅう整骨院では、腱鞘炎の根本改善に向けて「FJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)」を用いています。
これは、筋膜や関節の滑走性(すべり)に着目した独自の評価・施術法です。
▪️ FJAの特徴
- 関節の動きと筋膜の滑走障害を正確に評価
- 「なぜそこに負担がかかっているのか」を分析
- 手首だけでなく、肩・肘・姿勢から全身を調整
- 根本原因を整えることで、再発も防ぐ
「腱鞘炎=手の使いすぎ」と片付けず、“体の使い方のクセ”を見直し、滑らかな動きを取り戻すことが、再発しない鍵となります。
まとめ|腱鞘炎はあきらめなくていい。整体で“好きなことを続ける”選択を
腱鞘炎は、「手を使うことが好きな人」にとって、本当に辛い症状です。
痛みがあると、大好きな料理も、パン作りも、編み物も心から楽しめなくなってしまいます。
けれど、痛みを我慢する日々が当たり前になる必要はありません。
みゅう整骨院では、腱鞘炎の症状だけを見て対処するのではなく、
「なぜそこに負担がかかるのか?」という本質的な原因を見極め、全身の使い方や生活スタイルまで含めてサポートしています。
- 湿布や注射では良くならなかった方へ
- 手術を避けたい方へ
- 「また趣味を思い切り楽しみたい」と願うすべての方へ
あなたの“好きなこと”を、あきらめないでください。
整体という選択肢が、きっとあなたの力になります。
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
- 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。