「もう何年も頭痛薬が手放せない…」「毎日、肩や首がガチガチでツライ…」
そんな慢性的な痛みを抱えながら、諦めていませんか?
実は、その原因、あなたの顔の奥に潜む副鼻腔炎かもしれません。
「え?副鼻腔炎って、鼻水や鼻詰まりの病気でしょ?」と思われた方もいるのではないでしょうか?
もちろん、それも代表的な症状ですが、実は副鼻腔炎は、頭痛や首こり、顔面痛、めまい、自律神経の乱れなど、全身に様々な不調を引き起こす可能性を秘めているのです。
延べ16万人以上の施術経験を持つみゅう整骨院の代表である私は、長年の臨床経験から、慢性的な頭痛や首こりに悩む方の多くが、実は隠れ副鼻腔炎を抱えていることに気づきました。
今回は、その知られざる関係について、解剖学的な視点も交えながら、わかりやすく解説していきます。
あなたのその症状、隠れ副鼻腔炎かも?
副鼻腔炎とは、鼻の周りの空洞である副鼻腔に炎症が起こり、膿が溜まってしまう病気です。
風邪やアレルギー性鼻炎などがきっかけで発症することが多く、一般的には、鼻水、鼻詰まり、顔面痛、嗅覚障害といった症状が現れます。
しかし、実はそれだけではありません。
副鼻腔は、顔の骨の中に空洞として存在し、眼窩や脳に非常に近い場所にあります。
そのため、炎症が長引くと、周囲の組織に影響を及ぼし、頭痛、顔面痛、眼精疲労、頭重感、めまい、吐き気、自律神経の乱れなど、様々な全身症状を引き起こすことがあるのです。実際に、私の元に来院される患者さんの中にも、
- 「長年、頭痛薬が手放せなかったのに、副鼻腔炎の治療をしたら、頭痛が嘘のように消えた!」
- 「慢性的な首こりや肩こりが、副鼻腔炎の施術で驚くほど軽くなった!」
といった声が数多く寄せられています。
なぜ副鼻腔炎で頭痛や首こりが?そのメカニズムを解説!
副鼻腔炎が、なぜ頭痛や首こりなどの全身症状を引き起こすのでしょうか?
そのメカニズムを、解剖図を用いながら、3つのポイントに分けて解説していきます。
1. 炎症の波及:あなたの顔の中は、まるで「ドミノ倒し」状態!?
副鼻腔は、顔の骨の中に、まるで秘密基地のように張り巡らされた空洞です。
そして、驚くべきことに、この副鼻腔は、眼窩や脳に非常に近い場所にあるのです。
そのため、副鼻腔炎を発症すると、炎症が周囲の組織に、まるでドミノ倒しのように広がっていく可能性があります。
例えば、炎症が眼窩にまで及べば、眼精疲労や視力低下、頭痛を引き起こす可能性があります。
また、脳に近い場所にある蝶形骨洞という副鼻腔に炎症が起こると、頭重感やめまい、自律神経の乱れに繋がるとも言われています。
2. 筋肉の緊張:口呼吸の悪影響で、首や肩はガチガチに…
鼻詰まりがひどくなると、自然と口呼吸になることが増えますよね?
しかし、この口呼吸こそが、首や肩のこりを悪化させる大きな原因の一つなのです。
本来、鼻呼吸によって温めたり、加湿されたりするはずの空気が、口呼吸によってダイレクトに喉や気管に流れ込んでしまうため、喉の乾燥や炎症を引き起こしやすくなります。
その結果、喉を守るために、首や肩、顎周りの筋肉が過剰に緊張し、首こり、肩こり、顎関節症などを引き起こすリスクが高まるのです。
3. 自律神経の乱れ:慢性的な炎症は、体の「司令塔」を混乱させる!?
自律神経は、体の様々な機能をコントロールする、いわば「司令塔」です。しかし、慢性的な炎症や痛みが続くと、この自律神経のバランスが乱れ、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、不眠、便秘、下痢など、様々な不調を引き起こす可能性があります。
さらに、自律神経の乱れは、免疫力の低下にも繋がるため、副鼻腔炎の悪化や慢性化を招く悪循環に陥ってしまうことも…
放置すると手術の可能性も…!?慢性副鼻腔炎の怖さとは
「副鼻腔炎くらい…」と安易に考えて放置してしまうと、慢性化するリスクがあります。
慢性副鼻腔炎になると、急性副鼻腔炎よりも症状が重くなりやすく、長期間にわたってつらい症状に悩まされることになります。
【慢性副鼻腔炎の症状】
- 頑固な鼻詰まり
- 黄色や緑色のドロッとした鼻水
- 後鼻漏(鼻水が喉に流れる)
- 鼻の奥や周りの痛み
- 嗅覚障害
- 頭痛
- 顔面痛
- 集中力の低下
- 倦怠感
- 息苦しさ
- イライラしやすくなる
慢性副鼻腔炎は、自然治癒が難しく、重症化すると、手術が必要になるケースもあります。
手術は、身体への負担も大きいため、そうなる前に、適切な治療やセルフケアを始めることが大切です。
副鼻腔炎の改善に効果的なアプローチとは?
副鼻腔炎を根本的に改善するためには、医療機関での適切な治療はもちろんのこと、日常生活におけるセルフケアも非常に大切です。
ここでは、整骨院の施術者として視点から、副鼻腔炎の改善に効果的なアプローチ方法を3つご紹介します。
1. 医療機関での治療:まずは原因を特定し、適切な治療を!
副鼻腔炎の原因は、ウイルス、細菌、アレルギーなど、様々です。自己判断で市販薬を使用したり、放置したりせずに、まずは耳鼻咽喉科を受診し、正確な診断を受けるようにしましょう。
医師の指示に従って、薬物療法、ネブライザー治療、鼻洗浄など、適切な治療を受けることが大切です。
2. セルフケア:毎日の習慣で、鼻腔環境を改善!
副鼻腔炎の改善には、鼻腔環境を整えることが非常に重要です。
毎日のセルフケアを習慣化して、炎症の悪化や再発を予防しましょう。
- 生理食塩水による鼻うがい
鼻の奥に溜まった膿や細菌を洗い流し、清潔な状態を保ちます。生理食塩水は、薬局やドラッグストアで購入できますし、自宅でも簡単に作ることができます。【生理食塩水の作り方】
水 500ml に対して、塩 4.5g (小さじ1杯弱) を溶かします。 - 蒸気吸入
温めた蒸気を吸い込むことで、鼻の奥の粘膜を潤し、鼻詰まりを和らげます。
洗面器にお湯を張り、顔を近づけて蒸気を吸い込む方法や、市販の蒸気吸入器を使用する方法があります。 - 加湿器の使用
適切な湿度を保つことで、鼻の粘膜の乾燥を防ぎます。
冬場など、乾燥しやすい季節は、加湿器を使用するようにしましょう。 - 適度な運動
ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を習慣的に行うことで、全身の血行を促進し、免疫力を高める効果も期待できます。 - バランスの取れた食事
免疫力を高めるためには、栄養バランスのとれた食事を心がけることが大切です。
特に、ビタミン、ミネラル、タンパク質を積極的に摂取するようにしましょう。 - 質の高い睡眠
睡眠不足は、免疫力低下や自律神経の乱れに繋がります。
質の高い睡眠を十分に取るように心がけましょう。
3. 手技療法:身体の深部へアプローチし、根本改善を目指す!
手技療法とは、 整骨院で提供されている施術者が自分の手を使って、筋肉や関節、筋膜などにアプローチしていく方法です。
副鼻腔炎に対しては、頭蓋骨や顔面、首肩周りの筋肉にアプローチすることで、副鼻腔周囲の血流を改善し、炎症の軽減や症状の緩和に導きます。
【手技療法で期待できる効果】
- 頭痛の軽減
- 首こり・肩こりの改善
- 顔面痛の緩和
- 眼精疲労の軽減
- めまい症状の改善
- 自律神経のバランス調整
- 鼻詰まりの改善
- 呼吸が楽になる
「病院で治療を受けているけど、なかなか症状が改善しない…」
「薬や手術に頼らず、自然療法で根本から改善したい…」
とお悩みの方は、ぜひ一度、手技療法を試してみてはいかがでしょうか?
まとめ|諦めないで!つらい症状から解放されるために
副鼻腔炎は、鼻の病気と思われがちですが、頭痛や首こり、顔面痛など、様々な全身症状を引き起こす可能性があります。
これらの症状を放置すると、慢性化したり、日常生活に支障をきたしたりする可能性もありますので、早めに対処することが大切です。
つらい症状でお悩みの方は、我慢せずに、耳鼻咽喉科や専門知識を持った整骨院にご相談ください。
あなたのその症状、適切な治療とケアで、きっと楽になります。
※注意点
この記事の内容は、あくまでも一般的な情報提供であり、医学的アドバイスではありません。
具体的な症状や治療法については、必ず医師の診断を受けてください。
また、セルフケアを行う際は、ご自身の体調に合わせて無理のない範囲で行うようにしてください。もし、副鼻腔炎の症状でお悩みなら、無料相談も受け付けておりますので、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
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