後鼻漏がツラい?その不快感、実は体の歪みが原因かも! 整体師がそのメカニズムを徹底解説

「鼻の奥に何かがへばりついているような不快感…」

「咳が止まらず、夜も眠れない…」

これらの症状、もしかしたら後鼻漏のサインかもしれません。そして、その陰に隠れている可能性があるのが副鼻腔炎、さらにその奥には、身体の歪みが潜んでいるケースがあるんです。

耳鼻科に通ってもなかなか改善しない後鼻漏にお悩みの方へ。
今回は、整体師である私が、長年の臨床経験と解剖学的な観点から、後鼻漏と身体の歪みの関係について、分かりやすく解説して いきます。

後鼻漏ってどんな症状? 放っておくとどうなるの?

後鼻漏とは、鼻水などの分泌物がのどに流れ落ちる症状のこと。健康な状態でも、1日に約1.5リットルの鼻水が分泌されていますが、通常は意識することはありません。

しかし、鼻炎などで 鼻水の量が増えたり、粘り気が強くなったりすると、のどに流れ落ちやすくなり、後鼻漏として自覚するようになります。

後鼻漏は、単に不快なだけでなく、以下のような問題を引き起こす可能性も。  
  • 集中力の低下
    後鼻漏による不快感や咳き込みによって、仕事や勉強に集中しにくくなる。
  • 睡眠障害
    就寝時に後鼻漏が気になり、睡眠の質が低下する。
  • 口臭の悪化
    のどに溜まった鼻水が腐敗し、口臭の原因となる。
  • 中耳炎
    後鼻漏が耳管を通じて中耳に流れ込み、炎症を起こすことがある。
  • 慢性副鼻腔炎
    副鼻腔炎が慢性化し、治療が困難になる。

後鼻漏を放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、QOL(生活の質)を低下させる可能性もあるのです。

後鼻漏の原因は? なぜ副鼻腔炎になるの?

後鼻漏の原因は様々ですが、その中でも代表的なものが副鼻腔炎です。

副鼻腔とは、鼻の周りにある空洞のこと。この副鼻腔に炎症が起こるのが副鼻腔炎です。
細菌やウイルス感染によって引き起こされることが多く、鼻水過多や鼻詰まり、顔面痛、嗅覚障害などの症状が現れます。

副鼻腔炎になると、炎症によって鼻粘膜が腫れたり、粘液の分泌が過剰になったりするため、鼻水がのどに流れ落ちやすくなり、後鼻漏を引き起こすのです。

副鼻腔炎以外で後鼻漏を引き起こす原因としては、

  • アレルギー性鼻炎
    花粉やダニなどが原因で起こる鼻の炎症
  • 血管運動性鼻炎
    気温や湿度の変化、ストレスなどが原因で起こる鼻の炎症
  • 逆流性食道炎
    胃酸が食道に逆流することで、鼻やのどに刺激を与える
  • 薬剤性鼻炎
    一部の降圧剤や精神安定剤などの副作用
  • ホルモンバランスの乱れ
    月経周期や妊娠などによるホルモンバランスの変化
  • 乾燥
    空気の乾燥によって鼻粘膜が刺激される

などが挙げられます。

後鼻漏と身体の歪みとの意外な関係とは? 整体師の視点から解説

実は、後鼻漏の原因となる副鼻腔炎、その背景には身体の歪みが関係しているケースも少なくありません。

私たちの身体は、頭蓋骨、背骨、骨盤などを中心とした骨格によって支えられています。
そして、 この骨格を筋肉が支え、バランスを保っているのです。

しかし、日常生活での姿勢の悪さや、同じ体勢での作業、運動不足などが続くと、特定の筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなってしまいま す。

筋肉が硬くなると、骨格を引っ張り、身体に歪みが生じます。

特に、デスクワークなどで長時間猫背の姿勢が続くと、首や肩周りの筋肉が緊張し、頭蓋骨や顔 面の骨が歪んでしまうことがあります。

この歪みは、副鼻腔炎に様々な影響を及ぼします。

  • 頭蓋骨の歪みによる影響
    頭蓋骨は、複数の骨が組み合わさって形成されています。
    頭蓋骨に 歪みが生じると、この骨と骨の継ぎ目にズレが生じ、副鼻腔への血流が悪くなってしまいます。
    血流が悪くなると、免疫細胞や酸素が十分に届かず、炎症が悪化したり、治癒が遅れたりする原因になります。
  • 顔面骨の歪みによる影響
    顔面骨の歪みは、鼻腔を狭くし、鼻呼吸を困難にすることがあり ます。
    鼻呼吸がスムーズにできなくなると、口呼吸になりがちです。
    口呼吸は、細菌やウイルスを 体内へ取り込みやすく、副鼻腔炎のリスクを高める原因となります。
  • 首や肩の筋肉の緊張による影響
    首や肩の筋肉は、頭や顔への血流に大きく関わっています。
    これらの筋肉が緊張すると、頭や顔への血流が悪くなり、副鼻腔炎の症状を悪化させる可能性があります。
  • 自律神経の乱れによる影響
    身体の歪みは、自律神経のバランスを乱す原因となります。
    自律神経は、免疫やホルモンバランス、消化吸収など、身体の様々な機能をコントロールしています。
    自律神経が乱れると、免疫力が低下し、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱まってしまうため、 副鼻腔炎を引き起こしやすくなるのです。

このように、身体の歪みは、一見関係ないように思える後鼻漏とも深く関わっているのです。

手技療法で身体の歪みを整え、後鼻漏を改善!

身体の歪みを整え、副鼻腔炎を改善するためには、手技療法が有効です。

手技療法とは、専門家の手によって身体の歪みを調整する療法です。
筋肉や骨格にアプローチすることで、身体のバランスを整え、自然治癒力を高める効果が期待できます。

【手技療法で期待できる効果】

  • 頭蓋骨・顔面骨の歪み調整
    頭蓋骨や顔面の骨の歪みを、ソフトな力で優しく調整することで、 副鼻腔への血流を改善し、鼻腔の換気を促します。
  • 首・肩周りの筋肉の緊張緩和
    首や肩周りの筋肉の緊張を、マッサージやストレッチなどを用いて緩和することで、頭部への血流を改善し、副鼻腔の炎症を抑えます。
  • 自律神経のバランス調整
    全身の筋肉や関節の調整を行うことで、自律神経のバランスを整え、免疫力を高めます。

実際に、当院でも、後鼻漏に悩まされていた多くの方が、全身の整体による調整を受けることで 症状の改善を実感されています。

例えば、長年、後鼻漏と慢性的な頭痛に悩まされていた40代の女性。
病院で検査を受けても原因が分からず、対症療法を続けていましたが、なかなか改善しませんでした。そこで、みゅう整骨院の整体を試してみたところ、初回の施術後から頭痛が軽減し、数回の施術後には、後鼻漏の症状も大幅に改善されました。

後鼻漏にお悩みの方は、一度、手技療法を試してみてはいかがでしょうか?

後鼻漏を改善するためのセルフケア

  1. 鼻うがい
    生理食塩水で鼻腔を洗浄することで、鼻水や膿を洗い流し、炎症を抑えます。
    薬局などで市販され ている鼻うがい用の洗浄液や生理食塩水を利用します。
  2. 蒸しタオル
    温めたタオルを鼻に当てることで、血行が促進され、鼻詰まりの解消に役立ちます。
  3. 湿度管理
    乾燥は後鼻漏を悪化させる要因の一つです。室内では加湿器を使用するなどして、湿度を50~ 60%に保つように心がけましょう。
  4. 水分補給
    水分をこまめに摂ることで、鼻水をサラサラにし、排出を促します。
  5. 食生活の改善
    バランスの取れた食事を心がけ、免疫力を高めましょう。
    特に、ビタミンCやビタミンE、亜鉛な どの栄養素は、免疫機能の維持に役立ちます。
  6. 禁煙
    タバコは鼻粘膜を刺激し、後鼻漏を悪化させる原因となります。
    禁煙することで、後鼻漏だけでなく、様々な病気のリスクを減らすことができます。
  7. ストレス軽減
    ストレスは免疫力を低下させ、後鼻漏が悪化する原因となります。
    十分な睡眠や休息を取り、ス トレスを溜めないように心がけましょう。
  8. アレルギー対策
    アレルギー性鼻炎が原因で後鼻漏が起こっている場合は、アレルゲンを避けることが大切です。
    外出時はマスクを着用したり、帰宅後はうがい・手洗いをするなどして、アレルゲンとの接触を減らしましょう。
  9. 正しい姿勢を意識する
    猫背などの姿勢は、身体の歪みにつながり、後鼻漏の原因となる可能性があります。
    日頃から正しい姿勢を意識しましょう。
  10. 適度な運動
    適度な運動は、血行促進や免疫力向上に効果的です。
    ウォーキングなどの軽い運動を習慣にしましょう。

後鼻漏で悩んでいるなら、我慢せずに専門家へ相談を!

後鼻漏は、日常生活に大きな影響を与えるだけでなく、放置すると様々な合併症を引き起こす可能性もあります。
自己判断で市販薬を使用したり、放置したりするのではなく、少しでも気にな る症状があれば、早めに耳鼻咽喉科を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。

そして、耳鼻科に通ってもなかなか改善しない後鼻漏でお悩みの方、長引く後鼻漏の原因が身体の歪みにあるかもしれません。

手技療法は、身体の歪みを整え、自然治癒力を高めることで、後鼻漏の根本改善に貢献します。 一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

この情報は一般的な情報提供であり、医学的アドバイスではありません。症状が続く場合は、必ず医師の診察を受けてください。

もし、副鼻腔炎の症状でお悩みなら、無料相談も受け付けておりますので、一人で抱え込まず、 お気軽にご相談ください。

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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を 受診し、医師の指示に従ってください。