「ふわふわするようなめまいが続いて仕事や家事に支障が出ている」
「病院で検査を受けても異常なしと言われ、どうしたら良いかわからない」
そんなお悩みはありませんか?
実は、首こり・肩こりと「ふわふわめまい」には深い関係があります。
特にデスクワークやスマホの使用が多い方は、姿勢の乱れから首や肩の筋肉が硬くなり、血流や神経の働きが滞りやすくなります。その結果、自律神経が乱れ、めまいやふらつきといった症状につながってしまうのです。
「病院では異常なし。でも症状は続く」
これは、画像検査では見えない機能的な不調が原因となっている可能性が高いサインです。
この記事では、
- 首こり・肩こりがめまいを引き起こす仕組み
- 姿勢の乱れがめまいに関わる理由
- 整体で改善できるポイントと実際の症例
- 自宅でできるセルフケア方法
をわかりやすく解説します。
首や肩のこりを軽くし、姿勢を整えることが「めまい改善の第一歩」になることを知っていただければ幸いです。
首こり・肩こりが「めまい」とつながる意外な仕組み
「ただの肩こりだと思っていたら、めまいまで起こるようになった…」
実は首や肩の緊張は、自律神経や血流に深く関わっており、ふわふわするめまいを引き起こす大きな要因のひとつです。ここでは、首・肩のこりがめまいにつながる具体的な仕組みを解説します。
首の筋肉と自律神経の密接な関係
首には、自律神経のバランスに大きく関わる神経や血管が集中しています。特に首の後ろ側の筋肉が固まると、交感神経が優位になりやすく、血流や酸素供給が滞ります。その結果、脳への情報伝達が不安定になり、「ふわふわする」「くらっとする」といっためまいが生じやすくなります。
肩の緊張が血流と酸素供給に与える影響
肩こりが強いと、首から頭部への血流が妨げられます。
血流が不足すると脳や耳の平衡感覚をつかさどる部分に十分な酸素が届かなくなり、バランス感覚が乱れやすくなります。
特に「肩が重だるい日にめまいが強く出る」という方は、首や肩の緊張が大きな要因となっている可能性があります。
めまいと頭痛・眼精疲労のセット症状
首こり・肩こりからくるめまいは、単独ではなく「頭痛」「眼精疲労」とセットで起こることが多いのも特徴です。
- デスクワークで目を酷使すると眼精疲労 → 首や肩が緊張
- 首肩の緊張が自律神経を乱す → 頭痛・めまいが出やすくなる
この悪循環が長引くことで、慢性的な不調に発展してしまいます。
姿勢の乱れがめまいを悪化させる理由
デスクワークやスマホの使用が日常化した現代では、猫背や巻き肩、ストレートネックといった姿勢の乱れが当たり前のようになっています。
実はこの姿勢の崩れが首や肩の緊張を強め、自律神経や平衡感覚に負担をかけ、めまいを悪化させる大きな要因になるのです。ここでは、その具体的な仕組みを見ていきましょう。
猫背・巻き肩・ストレートネックと平衡感覚の崩れ
猫背や巻き肩、ストレートネックは、頭の重さを支える首に過剰な負担をかけます。
頭はボーリングの球ほどの重さがあるため、わずかな姿勢の乱れでも首の筋肉や関節に大きなストレスがかかります。
この状態が続くと首の動きが制限され、平衡感覚に必要な情報が脳に伝わりにくくなり、「ふわふわする」「まっすぐ立ちにくい」といっためまいが起こりやすくなります。
長時間のデスクワーク・スマホ使用による負担
デスクワークやスマホ操作は、前かがみ姿勢が続くため首や肩に強い緊張をもたらします。
画面を長時間見続けることで目が疲れ、さらに首の筋肉がこわばり、血流が滞ります。
この「眼精疲労 → 首肩のこり → 自律神経の乱れ」という流れが、めまいを繰り返す悪循環を作り出します。
呼吸の浅さと自律神経のアンバランス
姿勢が崩れると胸郭(肋骨まわり)が広がりにくくなり、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと酸素不足や自律神経の乱れを招き、めまいや倦怠感、不安感を強めることになります。
特に猫背やストレートネックの方は、呼吸の浅さが自律神経の不安定さに直結しているケースが多いです。
検査で「異常なし」でも続く首こり・肩こり由来のめまい
「脳や耳の検査では異常がないのに、めまいが続いて困っている」
こうしたケースはとても多くあります。
これは、病院の検査が構造的な異常を見つけるのには優れていても、機能的な不調を映し出すことは難しいためです。
首や肩のこりに伴うめまいは、画像検査では異常が出ないことがほとんどなのです。
CT・MRIで見えない「機能性めまい」
病院で行われるCTやMRIは、腫瘍や出血など「形の異常」を検出するのに役立ちます。
しかし、首や肩の緊張からくる血流障害や自律神経の乱れといった機能的な不調は、画像に映りません。
そのため「異常なし」と言われながらも症状が続く方が少なくないのです。
首肩の緊張から来る特徴的な症状パターン
首こり・肩こり由来のめまいには特徴的なサインがあります。
- 首や肩が重だるい日にめまいが強くなる
- デスクワークやスマホ使用後にふらつく
- 首を回したり、長時間同じ姿勢でいると悪化する
このように「筋肉の緊張や姿勢と連動している」のが大きな特徴です。
危険なめまい(脳・耳疾患)との違いを知る
多くの首こり・肩こり由来のめまいは命に関わるものではありませんが、中には重大な病気が隠れている場合もあります。
- 突然の激しい頭痛
- ろれつが回らない、手足にしびれや麻痺
- 急に聞こえが悪くなった、強い耳鳴りがある
- 嘔吐が止まらない
これらは脳や耳の疾患の可能性があるため、まずは医療機関を受診してください。
危険な病気でないことを確認したうえで整体に取り組むことが、安心して改善へ進む第一歩です。
整体だからできる首こり・肩こり由来めまいへのアプローチ
首や肩の緊張が背景にあるめまいは、薬や一時的なマッサージだけでは根本改善が難しい場合が多くあります。
整体では「筋膜・関節・神経」に注目し、姿勢や動きのバランスを整えることで、首こり・肩こりからくるめまいに根本的にアプローチすることができます。
筋膜リリースや関節調整による血流・神経改善
整体では、首や肩の筋肉に覆いかぶさる筋膜の滑走性を改善し、固まった関節の動きを取り戻すことで、血流と神経伝達をスムーズにします。
これにより、脳への酸素供給が安定し、自律神経の働きも整いやすくなります。
「肩が軽くなると、めまいも減ってきた」という声は、こうしたメカニズムに基づいています。
FJA理論を使った「首と自律神経」の評価と施術
みゅう整骨院では、独自の FJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ) を用いて施術を行います。
- 筋膜(Fascia) → 滑走不全を改善
- 関節(Joint) → 動きの制限を解除
- 神経(Activity) → 自律神経の調整を促す
首と自律神経のつながりを意識したこのアプローチにより、首肩の緊張を和らげるだけでなく、めまいそのものの再発防止にもつながります。
改善事例:首肩の緊張を整えてめまいが減ったケース
50代女性、デスクワーク中心の生活。半年以上続くふわふわめまいで耳鼻科を受診するも「異常なし」と診断。
慢性的な首こり・肩こりが強く、当院に来院されました。
初回の施術で首肩の緊張が軽くなり、「頭の重さが和らいだ」と実感。
3回目にはめまいの頻度が半減し、6回目の施術後には日常生活に支障がないレベルまで改善しました。
現在は月1回のメンテナンスで再発を予防しています。
セルフケアでできる「姿勢リセット習慣」
整体で首や肩を整えても、日常生活で同じ姿勢や習慣を繰り返していると、また緊張が蓄積してめまいが再発しやすくなります。大切なのは「施術 × セルフケア」の両立です。
ここでは、ご自宅や職場で手軽にできる姿勢改善の習慣をご紹介します。
デスクワーク中にできる簡単ストレッチ
長時間のパソコン作業やスマホ使用で首肩が固まったときは、「首のうなずきストレッチ」がおすすめです。
椅子に座ったまま背筋を伸ばし、顎を軽く引いて10秒キープ。
首の後ろが伸びて、頭への血流が促されます。1時間に1回、数回繰り返すだけで首こり・肩こりの予防になります。
肩甲骨の可動性を高めるセルフエクササイズ
肩甲骨を大きく動かすことで、首や肩の筋肉の緊張が和らぎ、姿勢もリセットされます。
両腕を前に伸ばし、大きな円を描くように後ろに回す「肩回し運動」をゆっくり10回行ってみましょう。
呼吸に合わせて行うと副交感神経が働き、リラックス効果も得られます。
正しい座り方・スマホの使い方で再発予防
- 椅子に深く腰をかけ、背中を背もたれに預ける
- パソコンの画面は目線と同じ高さに調整する
- スマホは下を向かず、目線の高さに持ち上げて操作する
こうした小さな習慣の積み重ねが、首や肩の負担を大きく減らし、めまいの再発防止につながります。
整体を選ぶときのチェックポイント
「整体に行ってみたいけれど、どこを選べばいいのかわからない…」
そんな声をよく耳にします。首こり・肩こりに伴うめまいは、施術者の知識や経験、施術方針によって結果が大きく変わることがあります。ここでは、安心して通える整体院を見極めるためのポイントをご紹介します。
慰安目的ではなく「根本改善」を重視しているか
リラクゼーション目的のマッサージや一時的な揉みほぐしでは、めまいの根本改善は難しいことが多いです。
症状の原因をしっかり評価し、改善と再発予防をゴールに掲げているかどうかが、整体院を選ぶ際の大切なポイントです。
首や肩だけでなく全身をみてくれるか
首や肩に不調が出ていても、その背景には姿勢の崩れや骨盤のアンバランス、呼吸の浅さなど、全身の機能が関わっています。部分的な施術ではなく、全身のバランスを見ながら根本原因を整えてくれる院を選ぶことが改善への近道です。
丁寧なカウンセリングと再評価があるか
初回のカウンセリングでしっかり話を聞いてくれるか、施術の前後で体の変化を確認してくれるかも重要です。
「どこが原因で、どのように改善していくのか」を説明してもらえると、安心して施術を受けられます。
患者さんと二人三脚で改善に取り組む姿勢のある整体院を選びましょう。
患者さんからよくある質問(Q&A)
首こり・肩こりに伴うめまいで整体を検討される方からは、共通するご質問を多くいただきます。
ここでは、よくある疑問にお答えし、不安を解消できるようにまとめました。
首こりからくるめまいは本当に整体で良くなりますか?
はい、改善が期待できます。首や肩の緊張を緩め、姿勢や自律神経のバランスを整えることで、めまいが軽減するケースは少なくありません。
病院で「異常なし」と言われた方でも、整体のアプローチで体の機能を整えることで改善につながることがあります。
整体を受けると頭痛や眼精疲労も良くなりますか?
首や肩のこりは、頭痛や眼精疲労とも深く関わっています。
整体で首肩の緊張が解消され、血流が改善されると、頭の重だるさや目の疲れが軽減する方も多くいらっしゃいます。
めまいと同時に複数の症状が楽になるケースも少なくありません。
施術は痛くないですか?
当院で行う施術は、強く押したりボキボキと関節を鳴らすような方法ではなく、体の反応を引き出すソフトな調整です。
リラックスして受けられるため、「気持ちよくて眠くなった」という声もいただきます。
初めての方でも安心して受けていただけます。
通院ペースはどれくらいが理想ですか?
症状の強さや生活習慣によって異なりますが、初期は週1回ペース、その後改善が見えてきたら2~3週間に1回、安定期には月1回のメンテナンスをおすすめしています。
症状や生活背景に合わせて、一人ひとりに合った通院計画をご提案します。
まとめ|首こり・肩こりを軽くすることがめまい改善の第一歩
首こり・肩こりは単なる不快感にとどまらず、自律神経や血流に影響し、ふわふわするめまいを引き起こす大きな原因となることがあります。
病院で「異常なし」と言われても続く症状の背景には、こうした機能的な乱れが隠れているケースが少なくありません。
めまいの背景にある首・肩のこりを軽視しないこと
「ただの肩こりだから」と放置すると、めまい・頭痛・眼精疲労など複数の不調につながり、慢性化することもあります。
首や肩のこりをケアすることは、めまいの改善だけでなく健康全体に良い影響を与えます。
整体で姿勢と自律神経を整えるメリット
整体では、筋膜や関節、神経に働きかけることで首肩の緊張を根本から改善し、再発しにくい身体へ導きます。
姿勢を正しく整えることで血流や呼吸も改善し、自律神経の安定につながるのが大きなメリットです。
安心して改善に取り組むための第一歩
まずは医療機関で重大な病気がないことを確認し、そのうえで整体を取り入れるのが安心・安全な方法です。
首や肩の緊張を和らげ、姿勢と自律神経を整えることが「めまいから解放される第一歩」となります。
首こり・肩こり由来のめまいでお悩みの方へ
首や肩のこりが原因で起こる「ふわふわするめまい」は、放置しても自然に改善するとは限りません。むしろ、姿勢や生活習慣が同じままだと再発を繰り返し、日常生活や仕事に支障をきたすこともあります。
みゅう整骨院では、FJA理論に基づいた独自の施術で、首・肩の緊張と自律神経の乱れを同時にケアします。
- 首肩の筋膜と関節を整えて血流と神経の働きを改善
- 姿勢をリセットして再発しにくい身体をつくる
- 丁寧なカウンセリングで安心できる環境を提供
首肩の不調だけでなく、更年期のホルモンバランスもめまいの原因となります。詳しくはこちら。
▶︎ 更年期とめまいの関係|ホルモンバランスと自律神経を整える整体法
病院の検査で「異常なし」と言われためまいの改善法については、こちらをご覧ください。
▶︎ 病院で異常なしのめまいに整体は有効?原因不明の不調と向き合う方法
初めての方にも安心していただけるように、初回の施術は半額でご提供しています。
「本当に整体で改善できるのかな?」と不安な方も、まずは一度体の変化を体感してください。
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
- 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。