「肩甲骨はがしの効果にはどのようなものがある?」
「肩甲骨はがしはどこでやってもらえる?」
「肩甲骨はがしで新陳代謝が上がるって本当?」
このように肩甲骨はがしのことで疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事では肩甲骨はがしに関しての情報をいろいろな角度からご紹介します。健康のため、姿勢改善のためなど様々なことに応用できますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
肩甲骨はがしって何?
肩甲骨はがしと名前だけ聞くと怖いと思われる方もいらっしゃるようですが、肩甲骨はがしとは肩甲骨周りの筋肉を刺激してほぐすというものです。
基本的には痛みはなく、気持ちよく行えるものです。自分でできる方法、道具を使って行う方法、整体で受けるなど様々な方法があります。
肩甲骨はがしの効果
肩こり解消
これは肩甲骨はがしの効果で有名なものです。
肩甲骨周りの筋肉を柔らかくほぐすことで血流が改善し、肩こりを解消できます。
猫背の改善
肩甲骨周りの筋肉をほぐすことで丸くなった背中が自然に伸びて正しい姿勢になるという効果が期待できます。
顔のたるみ予防
肩甲骨周りの筋肉がこると顔の筋肉が肩の方に引っ張られるため、顔のたるみにつながります。
肩甲骨周りの筋肉をほぐして血流・筋緊張を解消することで顔のたるみを防ぐことが出来ます。
ダイエット効果はない!
テレビや雑誌などで肩甲骨はがしを行えばダイエットになるということを耳にしたことがあるという方もいらっしゃるかと思いますが、これには誤りがあります。肩甲骨はがしによるダイエット効果は褐色細胞と呼ばれる脂肪細胞を刺激して燃焼することで痩せるというものですが、大人にはこの褐色細胞は少ないのです。ですので、肩甲骨はがしには残念ながらダイエット効果はありません。
しかし、先述のように姿勢が良くなるという効果は期待できますので、痩せしなくても見た目でのスタイルの変化はみられます。
肩甲骨はがしを自分で行う方法
①壁の前に後頭部・お尻・踵をつけた状態で立ちます。
②そのままの状態で手の甲を上にして肩の高さまで腕を上げます。
③息を吐きながら、腕を肩甲骨からぐっと前に押し出すようにします。この時に後頭部・お尻・踵を壁から離さないように注意してください。
この動きで肩甲骨をしっかりと動かすイメージをつけましょう。壁に体をつけておくことで腕を前に出した際に姿勢が崩れることを防いで、体操の効果をあげます。きちんとしたフォームで行うために、初めのうちは壁の前で行ってください。
タオルを使って肩甲骨はがしを行う方法
①フェイスタオルを準備し、あぐらで床に座ります。
②タオルの両端を持って、手を頭の上へ持っていきます。その時に肘は伸ばしておきましょう。
③タオルがたわまないように少し外側へ引っ張りながら後頭部を通るように両肘を下へ引いていきます。
④下まで引いたらもう一度、頭の上へ戻します。
これを1セットとして10回程度行いましょう。
あくまでも目安の回数ですので、ご自身のペースで行ってください。
あくまでも目安の回数ですので、ご自身のペースで行ってください。
肩甲骨はがしを同じように他の部位で出来るところはないの?
こんなにいろいろ効果があるなら他の部位もやってみたい!とよく言われるのですが、肩以外の関節で行うことは難しいです。
肩以外の関節は体の構造上、靭帯によってしっかり固定されていますので、肩のように自由に動かす事は難しいです。肩は体のなかで一番自由に動く関節ですので、肩甲骨はがしの様な運動が可能となります。
まとめ
テレビなどでも紹介されている肩甲骨はがしですが、ポイントを抑えることで効果を上げることが出来ます。様々な効果がありますので、ご自身で行いながら変化を見つけてみて下さいね。
肩周りの辛さや姿勢改善など気になることがあればお気軽に当院までご相談くださいね。