「肩こりがひどくてどうにもならない。原因が知りたい。」
「この肩こりのひどさの原因は何かの病気では・・」
「ひどい肩こりが原因で起こるほかの症状にはどんなものがある?」
このように肩こりがひどく、対処をするにも原因も分からず不安になっていませんか?
この記事では主にひどい肩こりに対して考えられる原因をご紹介します。
どのような場合に病気を疑った方がよいのかも併せてご紹介しますので、お悩みの方は参考にしてみてください。
ひどい肩こり・・原因は?
1・姿勢
猫背が肩こりの原因になっている、これは肩こりに悩むほとんどの方が聞いたことがあるのではないでしょうか?
ですが実は、猫背だけではなく、頭の位置が悪くなることが原因で肩こりの症状がひどくなることが考えられます。
人の頭の重たさは体重の約10%あるとされています。
この重たい頭を肩や首周りの筋肉がしっかりと支えてくれています。
ですが、頭が体よりも前に行ってしまうことで頭を支えている筋肉にさらに大きな負担がかかることになります。
これがひどい肩こりの原因となっていることがあります。
2・食事
過食をしていませんか?食事はバランスよく摂れていますか?
ひどい肩こりは筋肉の問題のみではなく体の中の部分から疲れが取れない状態になっていることが考えられます。
現代の食事は過食とバランスの悪さが目立つ献立が多いです。
よく噛んで食べる、たくさん食べた次の日には量を少なくするなどの工夫をしてみましょう。
もちろん、食べ過ぎで体重が増えてしまうことも肩こりがひどくなる原因のひとつです。
3・顎の不調
ひどい肩こりに悩んでいる方は顎に原因がある方も多くいらっしゃいます。
ストレスや多忙による睡眠不足、睡眠の質の低下などがあり、疲労が抜けずストレスが続くと、無意識のうちに歯を食いしばっている場合が多くあります。
顎関節症のように顎で音が鳴るという方も要注意です。
また、顎で筋肉のバランスの差が出ると、ここから肩周りの筋肉の血行不良や筋肉の疲労につながります。
この顎の不調が原因でひどい肩こりが起こっているということが考えられます。
4・内臓の不調
内臓の不調が原因となっている場合もひどい肩こりが出る場合があります。
具体的には心臓・胃腸障害・肺疾患・肝臓不調などがひどい肩こりを引き起こすとされています。
入浴などで血行が良くなっても肩こりの症状に何ら変化がない、肩こりに伴って、胸の痛みや動悸、発熱、頭痛、吐き気、片側に偏った痛みやしびれ、体重減少などの症状が思い当たる時は、念のため内科で診察を受けてみても良いかもしれません。
肩こりがひどくなるとこんな症状が出ることも!
肩こりがひどくなると、肩こり以外にも様々な症状が出てきます。
肩こりが原因でその症状が起こっている場合には病院で調べても何も出てこず、なかなか対処法が見つからないという場合もあります。
頭痛
肩こりから頭痛が起こるという話は聞いたことがあるかと思います。
これは肩こりがひどくなったことによって首の動脈が圧迫されることが影響しているとされています。
首の動脈が圧迫されることで脳へ行く血液が少なくなったり、静脈が脳にたまることでうっ血を起こし、酸素不足の状態になります。
このようなことが体の中で起こることで頭痛の症状が現れるのです。
めまい
前項でお伝えしましたが、肩こりがひどくなると脳の酸素不足となります。
この状態がめまいを起こす原因にもなってきます。
また、肩こりが精神的ストレスが原因で起こっている際にもめまいが伴うことが考えられます。
ストレスとなる根本を取り除く事により肩こりが軽減されると、めまいも改善されるということもよくあります
手のしびれ
肩こりがひどくなると肩甲骨の間にある筋肉や、肩上部、首周りの筋肉に負荷がかかった状態になっています。
これらの筋肉の近くに手の感覚を支配している神経が通っており、筋肉の緊張によってその神経を刺激してしまうことで手にしびれを感じる場合があります。
息苦しくなる
全身の血流が悪いことで心臓周りの血流も悪くなり、息が苦しくなることがあります。
また、肩が凝って肋骨の動きが悪くなることも息苦しさと関係してきます。
精神的なストレスが原因で肩こりになっている方も心臓の辺りが苦しくなる事もあるので、整形外科で何もなかった場合には、心療内科を受ける方もいらっしゃいます。
まとめ
いかがでしょうか?
ひどい肩こりには単なる血行不良のみではなく、様々な基礎的要素があることが多いです。
ご自身の肩こりがどうしてひどくなってしまったのか、いろいろな角度から見てみると改善への方法が見つかるかもしれません。
一度整体を試してみたい、もう自分ではどうしようもない!という方は当院までご相談くださいね。