肩こりと更年期

肩こりは更年期障害の症状で1番多い

更年期障害に多い症状

1.肩こり
2.疲れやすい
3.頭痛
4.のぼせ
5.腰痛
6.汗をかく
7.不眠
8.イライラ
9.皮膚乾燥感
10.動悸

みゅう整骨院に来られるお客さんから

「肩こりがひどいんです。やはりこれは、更年期障害が原因でしょうか?」と、更年期障害を訴える50代女性が多く来院されます。

しかし、その多くの肩こりは更年期障害ではなく、違うことが原因で肩こりになっているケースがほとんどです。

更年期障害とは

日本産婦人科学会が定義する更年期障害は、

「閉経の前後5年を更年期という。この期間に多種多様な症状の中で、気質的変化に起因しない症状を更年期症状と呼ぶ。これらの中で日常生活に支障をきたす病態を更年期障害と定義する。」と定義されています。

日本人女性の平均閉経年齢は、50歳です。

更年期障害の診断基準は、日常生活に支障がでるほどの更年期症状に悩む状態です。

日本人の女性では、2人に1人しか発症しません。

ちょっと汗をかく、ちょっと疲れやすくなった、少し睡眠時間が短くなったかな、など、軽く気になる程度の症状は、そもそも更年期障害ではありません。

更年期障害に特徴的な症状

□ ほてり(ホットフラッシュ)

□ 発汗異常

□ 不眠 だと言われています。

更年期障害が原因で肩こりが起こる機序は、

閉経間近になってくると、女性ホルモンのエストロゲンが減少します。

エストロゲンの欠乏は、筋肉や局所の血液循環に悪影響を与えます。

血流が低下した筋肉は酸素不足や栄養低下によって硬くなり、肩こりにつながります。

 

肩こりのほとんどのケースが更年期とは関係ありません

肩こりを更年期障害の一言で片付けて、その症状を悪化させてはいけません。

つらい肩こりを治すためには、肩こりの原因となる姿勢と体液の循環を改善することが大切になります。

 

あなたも肩こりを更年期障害と片付けず、

姿勢や循環を改善させることができる整体で肩こりを解消することができる先生と出会えることを願っています。

 

箕面の整体 みゅう整骨院 平井