肩こりと神経痛

肩こりから肋間神経痛や喘息が現れることもあります!

肩こりで「ねこ背」が習慣になっている人の中には、

肋間神経痛や喘息を訴える方も多くいらっしゃいます。

 

肋間神経痛は、30代女性に多く、胸、わき腹、背中にかけて、あばら骨に沿って鋭い痛みが現れる疾患です。

痛みの原因は、

胸の骨の関節が肋間神経を圧迫しているためと考えられています。

 

ストレートネックでいつも頭が前に出ていたり、

ねこ背で上半身が前掲していたりすれば、当然、首や胸の骨にかかる負担が大きくなります。

 

すると、負担が大きくなりすぎて、骨の間が狭くなり、そこから出ている神経が圧迫されるような格好になってきます。

その結果、胸やわき腹に痛みが引き起こされるわけです。

 

ですから、肋間神経痛は、歪んできた背骨の悲鳴のようなものです。

ねこ背や肩こり、ストレートネックを解消して正しい姿勢を取り戻すことにより、背骨が悲鳴を上げることがなくなるでしょう。

 

それと、肺や気管など呼吸器への影響も忘れてはいけません。

肺や気管は「胸郭」というあばら骨で囲われた部分にあるわけです。

ねこ背になり背中が丸くなると、この胸郭は狭くなってきますので、うまく広がることができなくなります。

すると、呼吸が浅くなってくるのです。

呼吸が浅いと一度に十分な酸素を取り入れることができず、呼吸の回数を多くして必要酸素量を稼ごうとするようになります。

 

喘息などの呼吸器疾患を患っている人にはねこ背姿勢の人がたいへん多いのですが、このねこ背を解消することにより酸素が取り込めるようになり喘息などの呼吸器疾患が改善することは珍しくありません。

 

肩こりとねこ背を放っておくと、神経痛だけでなく呼吸器などの内蔵に不調をきたしてしまいます。

 

あなたは、何歳になっても姿勢を気にして内蔵や体が不調になりにくいようにしてくださいね。

 

箕面の整体 みゅう整骨院 平井