「肩甲骨の内側がズーンと重だるい」
「ストレッチや湿布をしてもすぐに戻ってしまう」
そんな悩みを抱えながらも、毎日の家事や仕事に追われてご自身のケアが後回しになっていませんか?
実は、その“肩甲骨まわりのしつこいコリ”は、単なる筋肉疲労ではないかもしれません。
表面的なマッサージでは届かない「滑走不全」や「関節包のズレ」「神経反射の異常」が隠れていることも。
この記事では、整体による深層アプローチで肩甲骨のコリを根本から改善する方法を、
専門理論「FJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)」に基づいてわかりやすくご紹介します。
「何をしても良くならなかった…」というあなたにこそ、最後まで読んでいただきたい内容です。
肩甲骨のコリがひどくなる背景とは?
姿勢の崩れと運動不足が引き起こす「滑走不全」
肩甲骨は、背中に浮かぶように位置する骨で、実は「肋骨の上を滑る」ように動く構造になっています。
しかし、日常的に前かがみや猫背姿勢が続くと、肩甲骨と肋骨の間にある筋膜(ファシア)や皮膚、筋肉の滑りが悪くなります。
これが「滑走不全」と呼ばれる状態で、深層の組織が動かなくなり、コリや重だるさを引き起こします。
加えて、運動不足により筋肉が硬くなり、血流も悪化。ますます肩甲骨の動きは制限され、悪循環に陥ります。
ストレスや自律神経の乱れも影響する
意外かもしれませんが、肩甲骨のコリは自律神経の乱れとも深く関係しています。
ストレスがかかると交感神経が優位になり、筋肉は緊張しやすくなります。特に肩甲骨周囲はストレスの影響を受けやすく、呼吸が浅くなることで酸素不足にも。
慢性的なコリは単なる筋疲労ではなく、身体全体のバランスが崩れたサインともいえるのです。
放置するとどうなる?頭痛・しびれ・不眠のリスクも
肩甲骨まわりのコリが続くと、首や肩の可動域が狭まり、神経圧迫によるしびれや頭痛、さらには睡眠の質の低下といった症状に発展することもあります。
つまり、「コリ」と軽視せずに、早期の根本改善が大切です。
「肩甲骨はがし」やマッサージで改善しない理由
奥まで届かない“表面的なケア”の限界
近年「肩甲骨はがし」や「肩甲骨ストレッチ」がSNSやメディアで注目されています。
確かに、一時的には「スッキリした」「軽くなった」と感じられるかもしれません。
しかし、実際にみゅう整骨院に来院される方の多くがこうおっしゃいます。
「ほぐしてもらった直後はいいけど、またすぐ戻るんです…」
それは当然です。というのも、一般的なマッサージや肩甲骨はがしの多くは、皮膚表面~浅層筋までのアプローチにとどまり、
関節包の動きや筋膜層の滑走異常、神経反射のエラーまでは届かないからです。
肩甲骨の可動制限やコリの根本には、多層構造での機能破綻が隠れています。
本当に必要なのは「動きの滑走性」の回復
肩甲骨は、肩関節・胸郭(肋骨)・脊柱と連動しながら、3次元的に動く骨です。
その動きを支えているのが、筋膜(ファシア)・関節包・靭帯・神経反射といった「協調システム」。
例えば、肩甲骨がスムーズに回旋しない原因が、腸腰筋の滑走不全や腰椎の可動性低下にある場合もあります。
つまり、「肩甲骨のコリ=肩甲骨だけが原因」ではなく、身体全体の連動エラーが原因となっていることがほとんどなのです。
このように、動きの連鎖を評価せずに肩甲骨だけを緩めても、根本的な改善にはつながりません。
関節包・筋膜・神経…複雑に絡む深層の原因
肩甲骨まわりのコリが長引いている方の多くは、「マッサージでは届かない」「ほぐしてもすぐ戻る」といった経験をお持ちです。
この“奥のコリ”がなぜ取れないのか。それは、痛みや重だるさの原因が浅い筋肉ではなく、もっと深層にある複数の構造に絡んでいるからです。
まず1つ目は「関節包(かんせつほう)」。肩甲骨が肩関節や胸郭と滑らかに連動するためには、関節包という“関節の袋”の中での微細な動きがスムーズでなければなりません。
しかし、この関節包内で微妙なズレやねじれが生じると、滑走性が低下し、動きのリズムに乱れが生まれます。
2つ目は「筋膜(ファシア)」。筋膜は筋肉を覆い、全身をつなぐ結合組織です。姿勢の悪化や運動不足が続くと、この筋膜に“癒着”や“滑走不全”が起こり、肩甲骨がまるで粘着テープのように張り付いた状態になってしまいます。
そして3つ目が「神経の反射制御」です。肩甲骨の動きには、神経系による細かな制御が必要不可欠。たとえば、関節包のズレが原因で神経のスイッチがうまく入らなくなると、肩まわりの筋肉が過剰に緊張したり、逆に力が入らなくなったりします。
これはFJA理論で「反射のエラー」と呼ばれ、放置すると肩関節の可動域制限や不安定感、さらにはしびれなどの神経症状につながることもあります。
つまり、肩甲骨のコリがひどくなっている状態は、「筋膜の癒着」「関節包のズレ」「神経反射のエラー」という三重構造のトラブルが絡み合って起こっていることが少なくありません。
こうした“深層の原因”を見抜かずに、表面だけをほぐしていても、改善が続かないのは当然です。
本当に必要なのは、構造的な評価と、それに基づく正確なアプローチです。
FJA理論に基づいた整骨院での根本アプローチ
FJAとは?筋膜・関節・神経の3層から分析する評価法
FJA(Fasciatic Joint Approach)とは、当院代表・平井大樹が提唱する施術理論であり、
「筋膜(Fascia)」「関節(Joint)」「神経活動(Activity)」の3層に分けて原因を評価するのが最大の特徴です。
「どの層に異常があるか」を見極めることで、的確な施術の選択と、再発しない身体づくりが可能になります。
FJAは、施術者の“手技力”よりも、“観察力・分析力・再評価力”を重視する構造的なアプローチです。
「滑走不全」「関節包のズレ」「反射の異常」を見抜く評価力
例えば「肩甲骨の内側が重だるい」という症状でも、FJAでは以下のような評価を行います:
- 自動運動の確認:肩甲骨の可動域、代償動作の有無
- 関節包の触診:微細な滑りの制限、左右差のチェック
- 筋膜の滑走確認:癒着や粘弾性の評価
- 神経反射のテスト:スイッチの入り方、呼吸との連動性
こうした評価を通して、「どこが崩れて、どこから整えるべきか」を読み解くことで、
施術がシンプルかつ高精度になります。
触れた瞬間に“身体が変わる”精密なアプローチ
FJAでは以下の3つの手技を、評価結果に応じて選択します:
- TFM(Tissue Friction Massage)
癒着や線維化した筋膜へ微細な刺激を加える - AFR(Active Fascial Release)
呼吸と連動してファシアの滑走性を高める動的リリース - JIC(Joint Capsule Correction)
関節包内のズレを整え、神経反射の再統合を図る調整法
これらの手技は、「ただほぐす」のではなく、身体の反応を引き出しながら整えていく“対話型”のアプローチです。
患者さんからは「今までと全く違う」「自分の体の声を初めて感じた」との声も多く寄せられています。
施術だけじゃない!再発予防のセルフケア指導
肩甲骨まわりをゆるめる簡単ストレッチ3選
施術によって肩甲骨の可動性や滑走性が改善された後、大切なのは「良い状態を維持すること」です。
みゅう整骨院では、日常でも無理なく続けられる肩甲骨ストレッチを、症状や体力に応じて丁寧に指導しています。
以下は特に効果的な3つのストレッチです:
- 肩甲骨ぐるぐる回し
→ 両肩に指を置いて、大きく円を描くように前後10回ずつ回します。
肩甲骨の回旋運動を促し、滑走性を高めます。 - 壁押しひねりストレッチ
→ 壁に手をついて身体をひねることで、胸郭と肩甲骨の連動を改善。
呼吸が深くなり、自律神経にも効果的です。 - タオルを使った肩甲骨引き寄せ
→ 両手でタオルの両端を持ち、肩甲骨を中央に寄せるように引っ張ります。
肩甲骨内側の動きを意識するのがポイントです。
これらはすべて“肩甲骨だけを動かす”のではなく、“肩甲骨と周囲の構造との連動を意識”することが重要です。
姿勢改善・呼吸指導で“戻らない体”へ
肩甲骨まわりのコリは、悪い姿勢や浅い呼吸が続くことで再発しやすくなります。
みゅう整骨院では、施術後に「正しい姿勢」と「深い呼吸」のトレーニングも取り入れています。
✔ 猫背を防ぐための座り方・立ち方
✔ デスクワーク中の肩甲骨ポジションの整え方
✔ 横隔膜を使った“お腹で深く吸う”呼吸法
こうした日常動作の積み重ねが、「コリが戻らない身体」をつくっていくのです。
患者様からは「呼吸が深くなって気持ちが落ち着いた」「以前より疲れにくくなった」といった嬉しい声も多数いただいています。
日常生活で避けるべきNG姿勢や習慣
どんなに施術を受けても、毎日同じ姿勢で長時間過ごしていては、また同じ問題が繰り返されてしまいます。
特に注意すべきは以下のような習慣です:
- スマホをのぞき込む姿勢(スマホ首)
- 背もたれにもたれかかって骨盤が後傾する座り方
- 片側での荷物持ち・家事の偏り動作
- 呼吸が浅く、肩で息をしている状態
これらはすべて、肩甲骨の可動性を低下させ、コリや不調を引き起こす原因になります。
みゅう整骨院では、「今の生活に無理なく取り入れられる姿勢改善法」を一人ひとりに合わせてアドバイスしています。
他ではよくならなかった方へ|みゅう整骨院の特徴
丁寧なカウンセリングとやさしいタッチ
初めての整骨院は「どんな施術をされるのか不安」「話をきちんと聞いてもらえるか心配」と感じる方も多いのではないでしょうか?
みゅう整骨院では、初回に30分以上のカウンセリング時間を確保し、
「いつから?どう動かすと?日常で困ることは?」など細やかにお話をうかがいます。
無理にボキボキ鳴らすような施術は行わず、やさしく触れながら深層へアプローチするFJA技術で、
「怖くない」「心地よい」と感じていただける施術を心がけています。
特に女性施術者が対応することで、女性特有の悩みや繊細な体調の変化にも寄り添える空間を大切にしています。
芯からゆるめるFJA整体で「深部に届く施術」
多くの整骨院やリラクゼーションでは、「筋肉を揉む」「電気を流す」「骨格を矯正する」といった“外側からの刺激”が中心です。
しかし、みゅう整骨院が行うFJA整体は違います。
- どこが本当に動いていないのかを評価
- 筋膜・関節・神経の層を見極めた施術
- 呼吸や姿勢の連動まで含めた調整
このように、“芯から変わる”構造思考の施術だからこそ、
「今まで届かなかった場所がほぐれた」「長年のコリがスーッと抜けたよう」といった声をいただいています。
まとめ|肩甲骨のコリは“深層から整える”整体で変わる
FJA整体の3つのポイント
肩甲骨のコリがひどく、「マッサージでもストレッチでも効かない」と感じている方へ、
その不調には深層の原因が隠れているかもしれません。
みゅう整骨院では、FJA理論に基づき、筋膜・関節・神経という3層から評価・施術を行います。
ここで、FJA整体の3つのポイントをおさらいしましょう:
- 深部まで届く“滑走性の回復”
→ 癒着した筋膜やズレた関節包に微細なアプローチ - 動き・姿勢・呼吸まで含めた“全体連動”の改善
→ 肩甲骨だけでなく、身体全体の使い方を再教育 - 変化を“再現できる”構造的な技術
→ 「感覚」ではなく、「仕組み」で再発を防ぐ
「押しても、剥がしても変わらない…」そんなあなたにこそ体感していただきたい整体です。
肩甲骨の不調に悩んだら、まずはご相談を
肩甲骨のコリを放置していると、頭痛・しびれ・呼吸の浅さ・姿勢の悪化といった全身の問題へとつながる可能性があります。
逆に、今しっかりケアすることで、動きやすさ・気分の軽さ・集中力の回復など、日常生活の質がぐっと上がるかもしれません。
まずはあなたのお身体の状態を一緒に見つめ直すところから始めてみませんか?
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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
- 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。