「腰痛の改善方法が知りたい。」
「自分でいろいろ試してみたが、なかなか腰痛が改善しない。」
「どうして腰痛が出ているのか知りたい。」
このように腰痛の改善方法でお悩みではないでしょうか。この記事では腰痛を改善する為に必要なこと、実際に腰痛を改善した人が行っていたことを中心にご紹介します。腰痛の改善方法でお悩みの方は参考にしてみて下さい。
まずは自分の腰痛がどういった時に出るのかを知る!
じっとしている時に痛むのか、屈んだ時なのか、それとも捻った時なのか。このようにご自身の腰痛がどのような動きで出てくるのかを知っておくことは改善にも役立ちます。
腰が痛い、痛いと思うだけではなく客観的にみてご自身の腰痛がどのようなものなのかを知ってみて下さい。これを知っておくことで痛みや動きの変化に気づけるようになってきます。
腰痛は安静にしていても改善しない!
安静か動く、どちらが早く腰痛が改善するのかを実験したデータがありますのでご紹介します。比べたのは4日間以上の安静群と2日間の運動療法などを行った群です。それによると、4日間以上の安静群の方が、腰痛から日常生活に戻るまでの時間がかかったそうです。人の体は1日動かずに寝込むと、体の筋繊維が約1%落ちると言われていますので、回復まで寝ていると明らかに筋肉は落ちてしまいます。
腰痛を改善したい時に行うべきこと3つ
では、どのようなことを行うことが腰痛改善につながるのかという事をお話していきます。
①日常生活の悪い癖を治す
例えば長い間、座りっぱなしが続くなら定期的に動くように心がける。屈まずに物を取る癖があるなら屈むというように出来るだけ腰に負担をかけないように気をつけることが重要となります。この様な事を日常的に繰り返すことで腰痛の改善につながります。
②ストレッチのコツをつかむ!
腰痛改善のためにストレッチを実践されている方はたくさんいらっしゃるかと思います。ストレッチ自体は悪いことではないので、コツをつかめばもっと腰痛改善の効果が期待できます。ストレッチのコツは伸ばしている部分を意識することです。
ただ単に伸ばしているよりも狙っている部分を伸ばすことが出来るので、実践してみて下さい。息を止めない、痛みを我慢するところまでやらないといったことも重要ですのでお気をつけください。
③少しでもいいので体を動かしておく
先ほどご紹介したように安静にし過ぎるとかえって回復が遅くなります。どうしても起き上がることが出来ないという場合にも足首や股関節など動かす事が出来る部分があれば動かしておきましょう。
普通に生活が出来る範囲の腰痛であればこれを行うことで腰痛改善のスピードが変わってきます。
痛みの記憶を消すことも改善につながる!?
自分が怖くて出来ない動きを行うことで改善する腰痛もあります。長年腰痛に悩んでいる方はこれをしたら腰が痛くなる、腰を守らないと、と無意識に脳が思うことで生活の中で腰をかばいがちになってしまいます。これは脳が痛みを覚えてしまっているという事が考えられます。
体操を行う前に前屈を行い、どの程度まで行くのか、ツッパリ感はどのくらいあるのかを見ておいて、体操が終わった後にもう一度チェックしてみましょう。始めよりも動きが良くなっていれば、この改善方法を続けてみて下さい。
痛くない、動ける!と脳が感じることが出来れば、腰痛は軽減します。
自分で何かやってみることが重要!
腰痛をお持ちの中でサポーターや湿布に頼っている、整骨院への通院は欠かせず自分では何も改善策をやっていない。という方は要注意です。
何かに頼っているだけの場合は改善のスピードが自分で改善策を行っている人と比べて遅くなっています。
まとめ
骨や関節の異常がなければ、ほとんどの腰痛は自分で対処を行うことで改善すると言われています。
腰痛になってから時間が経てば経つほど自分で改善することが難しくなる場合も多くありますので、ぜひ早めに対処を行ってみて下さい。
何をすればよいか分からない、自分が行っている方法が正しいか分からないという方はお気軽に当院までご相談くださいね。