「レントゲンで異常なし」と言われた腰痛の正体とは?|FJA理論でわかる“見えない異常”の読み解き方

病院で「異常なし」と言われた腰痛…でも痛みが消えないのはなぜ?

「レントゲンでは何もない」と言われたけれど…

腰が痛くて整形外科へ行ったのに、
「骨には異常ありません」とレントゲンを見せられて終わった──。

そんな経験をお持ちの方は、意外にも多くいらっしゃいます。

「骨はきれいですね」
「加齢によるものですね」
「湿布と痛み止めで様子を見ましょう」

しかし、痛みや違和感は明らかに存在し、日常生活に支障をきたしている。
この「異常なし」と「実際の痛み」のギャップに、もどかしさや不安を感じる方が後を絶ちません。

レントゲンやMRIが捉えるのは“骨”と“構造の破壊”のみ

そもそもレントゲンやMRIで確認できるのは、

  • 骨折やひび
  • 椎間板のつぶれ
  • 明らかなヘルニアや変形

といった“構造的に壊れている部分”だけです。

しかし実際の腰痛の多くは、

  • 骨には異常がない
  • でも筋膜や関節の動きに不具合がある
  • 神経が正しく働いていない

という、機能的な異常が原因となって起きています。

この“見えない異常”を見抜けるかどうかが、
腰痛を根本から改善できるか否かの分かれ道なのです。

「構造」ではなく「動き」を見るFJA理論の重要性

みゅう整骨院が採用しているFJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)理論では、
腰痛の原因を「壊れている部分」ではなく、
動きの異常として読み解くことを大切にしています。

次の章では、このFJA理論がどのように「見えない異常」を評価するのか、
そして、なぜ痛みの正体を突き止めることができるのかを詳しく解説していきます。

FJA理論で見抜く“見えない異常”の具体例

痛みの正体は「壊れていないけど、うまく動けていない」こと

「腰が痛いのに、レントゲンで異常なし」と言われたとき、
多くの方は「やっぱり気のせいだったのかな…」と自己判断してしまいます。

でも実は、身体の中では確実に異常が起きているのです。

FJA理論では、その異常を「筋膜」「関節」「神経」という3つの層で捉え、
それぞれに対して動きと滑走性を評価する
ことで、見えない問題を可視化します。

異常例①|筋膜(Fascia)の滑走不全

筋膜とは、筋肉や内臓を包む膜のこと。
日常生活のクセやストレスでこの筋膜が癒着すると、動きに滑らかさが失われます。

たとえば

  • 長時間座っていると腰がだるくなる
  • 前かがみになると、腰の“奥”に引っかかる感じがする

これらは筋膜の「滑走障害」が原因であることが多く、
レントゲンにはまったく映らない異常です。

FJAではAFR(アクティブ・ファシア・リリース)という手技で滑走性を回復させ、
痛みの原因に直接アプローチします。

異常例②|関節(Joint)の微細なズレ

腰椎や骨盤の関節は、ミリ単位のズレでも滑走性や安定性に大きな影響を与えます。
とくに問題となるのが「関節包内の遊び」の崩れです。

症状の例:

  • 急に立ち上がるときに腰に違和感が出る
  • 同じ姿勢から動き出すときに、ピキッと痛む

FJAのJIC(Joint Capsule Correction)では、
この関節内のセンサー(固有受容器)を刺激し、神経系を再統合することで“ズレの再教育”を行います。

異常例③|神経反射系(Activity)のエラー

筋肉を動かすのは、脳からの命令と神経のスイッチ。
痛みや過緊張があると、この反射系が狂い、“動かし方がわからなくなる”という状態になります。

例:

  • 腰に力が入らない
  • いつも右側だけ張る・つる
  • 動作のたびに力の伝わり方が左右で違う

FJAではこのような“使い方のエラー”を再教育することで、
筋肉の反応を正常化し、動作時の痛みを改善に導きます。

あなたの腰痛は「異常なし」ではなく「見えない異常」かもしれない

レントゲンやMRIで「異常がない」とされても、
“異常が見つかっていないだけ”という可能性は十分にあります。

そしてその異常は、FJAの多層的な視点と触診評価によって、初めて見えてくるものです。

みゅう整骨院で行うFJA評価と施術の流れ

「腰が痛いのに異常なし」と言われた方に必要なのは、“触れて見抜く評価力”

整形外科や一般的な整骨院では、「どこが痛いか」に注目しがちです。
一方、みゅう整骨院ではFJA理論に基づいて、「どこから崩れているのか」を評価します。

それは単なる痛みの処置ではなく、
「痛みが生まれる構造・動き・神経のエラーを読み解く」ことが出発点なのです。

Step1:FJA式評価|“動き方”と“滑り方”のズレを見抜く

まずは、あなたの身体の状態を多角的に観察・触診・動作確認します。

評価項目

内容

自動運動評価

立つ・座る・前屈・捻るなど、日常動作での可動性と代償の有無をチェック

滑走評価

筋膜・関節・皮膚の滑りの悪さを触診で検出

反射・神経評価

力の伝わり方・筋出力・呼吸のリズムなどで神経系のエラーを見極める

こうして、見えない異常=“構造の協調システムの破綻”を浮かび上がらせていきます。

Step2:FJA手技|異常の“層”に応じてアプローチを選択

評価結果をもとに、原因となっている層(F/J/A)に対し、最適な手技を行います。

  • F(筋膜)→ AFRTFM
     癒着や硬さを解き、しなやかさと滑走を回復
  • J(関節包)→ JIC
     ミリ単位の関節内の動きを整え、反射系をリセット
  • A(神経系)→ JIC/再教育
     使い方のエラーに対し、再評価を繰り返しながら自然な動きへ導く

重要なのは、“強い刺激で矯正する”のではなく、“身体が自ら変わろうとする反応を引き出す”こと。
そのため、ボキボキ鳴らしたり、無理に押すことはありません。

Step3:再評価と説明|変化を「実感」し「理解」する

施術後には、もう一度最初と同じ評価を行い、

  • 動きの変化(可動域・代償)
  • 痛みの軽減度
  • 身体の安定性・反応性

を確認します。

また、「なぜ今の痛みが出ていたのか」「どこを調整したのか」をしっかり説明することで、
患者さん自身が「身体への理解」と「再発予防の意識」を持てるようサポートします。

医療検査だけが“正解”ではありません

もちろん、レントゲンやMRIが必要なケースもあります。
しかし、そこでは捉えきれない多くの腰痛にこそ、FJAのような動きと構造の評価が必要です。

あなたのその腰痛は、決して“気のせい”ではありません。
私たちは、見えない異常を見つけ出し、変化を引き出すプロフェッショナルです。

まとめ|“異常なし”と言われた腰痛にこそ、FJA評価を

「異常がない」のではなく、「異常が見えていない」だけかもしれません

腰が痛くても、レントゲンでは「異常なし」。
この言葉にどれだけ多くの方が悩み、不安を抱えていることでしょうか。

  • 「痛みがあるのに信じてもらえない…」
  • 「湿布と薬だけじゃ治らない気がする」
  • 「じゃあ、何をどうすればいいの?」

そんなときこそ必要なのは、“見る角度を変えること”です。

FJAは、「見えない異常」を“構造と動き”から解き明かす施術理論

FJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)は、
筋膜・関節・神経反射の異常を多層的に評価し、的確にアプローチする技術と考え方です。

  • 「構造は問題ないのに痛い」
  • 「動き出しでピキッとくる」
  • 「原因不明の腰痛が続いている」

そんなあなたの腰痛は、FJAなら評価できる異常である可能性が高いのです。

あなたの不調は、きちんと“見てもらう価値”があります

今の違和感や痛みを、
「どうせそのうち良くなる」と放置してしまえば、
いつか本格的なギックリ腰や慢性化に繋がるかもしれません。

だからこそ、軽い段階で本質的な評価と調整を受けることが、再発しない体への一番の近道です。

レントゲンで異常なし…でも腰痛が気になるあなたへ

  • 本当に異常がないのか?
  • 他に原因があるのでは?
  • 痛みを繰り返したくない

そう思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
FJAの評価で、あなたの身体の“見えなかった真実”が見えてくるかもしれません。

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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。

※ 免責事項

  • 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
  • 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
  • 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。