教えて!坐骨神経痛の治療法

「坐骨神経痛を治療するにはどのような方法がある?」
「坐骨神経痛はどのくらいで治る?」
「坐骨神経痛に整体や鍼灸治療は有効?」
 
このような坐骨神経痛の治療に関することでお悩みではないでしょうか?この記事では坐骨神経痛に関する情報を治療法メインでご紹介していきます。
坐骨神経痛の治療でお悩みの方は参考にしてみて下さい。

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは病名ではなく症状の事を指します。ですので、坐骨神経痛が出ている原因にはヘルニアや腰椎すべり症などの基礎的な問題がある場合があります。
また、妊娠中にも大きくなったお腹で腰の負担が増えるために症状を発症する場合もあります。ですが、実際にはレントゲンを撮っても原因が分からず、原因不明と言われることが多いことも事実です。

なぜ原因不明が多いのか

どうして原因不明のものが多いのかというと、これは坐骨神経痛の症状が出た段階で筋肉の緊張や神経・血管の圧迫など様々な要因が重なって起こっているためと考えられています。
原因がはっきりしていれば治療法も絞られていますが、様々なことが重なって起こっているため、治療の期間も短くはなく、方法もたくさん存在しています。
以下に坐骨神経痛に対して行われる治療法をご紹介していきます。

薬物療法

坐骨神経痛に使用される薬と効用をご紹介します。

末梢血管拡張薬

血流を良くして痛みを和らげる効果のある薬です。

消炎鎮痛薬

いわゆる痛み止めです。この薬で痛みがおさまっている間に体を動かす事も重要です。

筋弛緩薬

筋肉の緊張を和らげる薬です。筋肉の緊張が続くと血流が悪くなり、痛みも強くなるのでこの薬を使って筋肉をほぐしてあげます。 

プロテオグリガン

坐骨神経痛は加齢や悪い姿勢、無理な運動等による軟骨の摩耗が原因と言われています。
これは薬というよりもサプリメントでグルコサミンを超えるものであるとして注目されています。

末梢神経障害性疼痛治療薬

痛みを伝達する物質の放出量を減らして症状を抑える効果があります。

理学療法

理学療法とは病院で行う運動療法・温熱療法・電気治療などの治療の事です。
坐骨神経痛の痛みで体を動かす機会が減ると筋肉が痩せたり、関節が固くなるというようなことが起こります。
これを予防するために医師・理学療法士のもとでリハビリを行います。

手術

坐骨神経痛の症状に対する手術は最終手段とお考え下さい。
痛みで日常生活がままならない、これ以上治療法がないという場合に最後の望みをかけて行う方法です。
坐骨神経痛は今までの負荷がかかり続けた結果、様々な原因が絡み合って出ている症状です。手術後も体のケアを行わないと再発する可能性は上がります。

整体・整骨院・鍼灸

整形外科では外科的な手術が必要ではないと判断された場合以外には上記の様な鎮痛剤など痛み止めの処置が主になっています。ですが、原因がはっきりしていないものも多いので特効薬があるわけではありません。
そこで整体や整骨院・鍼灸治療を受ける選択をされて施術を受けることで症状が改善される方は多くいらっしゃいます。
方法として、坐骨神経に負担をかけている姿勢を改善して圧迫している筋肉の緊張を取るなど根本的な治療をしているところもあります。
薬や手術に頼るのが嫌だ。という場合には試してみて下さい。

東洋医学

先ほどご紹介した整体・整骨院・鍼灸も東洋医学の考え方を取り入れている所もあります。
東洋医学の西洋医学との違いは根本治療を行うという部分にあります。病院で行う痛みを取る治療ではなく、自己治癒力を高める根本治療を行いますので、痛みが引くまで少し時間のかかる場合もありますが、治す力がつけばその後、痛みが出る確率は少なくなります。

まとめ

 

坐骨神経痛はそれ自体ではなく、なにか原因があってその結果出ている症状であることはおわかりいただけたかと思います。
とりあえず早く痛みが引けばよいか、根本的に治していきたいかなども含めて治療法の選択をしていくと良いでしょう。
坐骨神経痛を整骨院での施術で改善してみたいという方は当院までご相談くださいね。