首の痛みや肩甲骨の違和感、腕や指先にまで広がるしびれ。
整形外科で「頚椎ヘルニア」と診断され、薬や注射、リハビリを受けたけれど改善しない…。
そんなお悩みを抱えている方が非常に多くいらっしゃいます。
頚椎ヘルニアがなかなか改善しない理由は、痛みが出ている「首だけ」を見ている対処療法にあるかもしれません。
本記事では、頚椎ヘルニアの本当の原因と、整骨院だからこそできる根本改善のアプローチを、詳しくご紹介します。
「本当に治したい」と思っているあなたへ、ぜひ最後までお読みください。
【第1章】頚椎ヘルニアとは?原因と仕組み
ヘルニアってなに?頚椎との関係
「ヘルニア」とは、体内の一部が本来あるべき場所から飛び出してしまう状態を指します。
頚椎ヘルニアとは、首(頚椎)にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫している状態です。
椎間板の中には「髄核(ずいかく)」というゼリー状の組織があり、これが飛び出して神経を刺激することで、痛みやしびれを引き起こします。
頚椎の構造と椎間板の役割
頚椎は7つの骨(C1~C7)で構成されており、椎間板がクッションのような役割を担っています。
- C1~C7(頚椎)=頭を支える細くて繊細な骨
- 椎間板=骨と骨の間の衝撃を吸収する組織
- 髄核=椎間板の中心部、柔らかいゲル状構造
- 線維輪=髄核を包む硬めの組織(これが破れるとヘルニアに)
頚椎ヘルニアを引き起こす主な原因
日常の姿勢や生活習慣の積み重ねが原因となることがほとんどです。
▼よくある発症要因
- 長時間の前かがみ姿勢(スマホ・パソコン)
- ストレートネックや猫背の放置
- 加齢による椎間板の劣化(水分減少・弾力低下)
- スポーツ・交通事故などの外傷
- 精神的ストレス → 筋緊張 → 血流悪化
若い人にも増えている?現代人ならではのリスク
近年は、20~40代の働き盛りの世代にも頚椎ヘルニアが増えています。
▼その理由
- スマホを見る時間が長い
- デスクワーク中心で姿勢が崩れている
- 運動不足で首周りの筋力が低下している
「まだ若いから大丈夫」と思わずに、違和感を感じたら早めにケアすることが大切です。
【第2章】症状と進行のチェックポイント
頚椎ヘルニアの症状は“首”だけじゃない
「首が痛い」「肩がこる」だけではありません。
頚椎ヘルニアの症状は、腕や指先、さらには足にまで影響することがあります。
初期症状でよく見られるもの
初期段階では、次のような症状が現れることが多いです。
▼初期のサイン
- 首や肩の重だるさ・コリ
- 腕のしびれや違和感
- 手の指が動かしにくい(細かい作業がしづらい)
- 同じ姿勢を続けると痛みやしびれが悪化する
最初は「疲れかな?」と思って見逃しがちなので注意が必要です。
症状が進行するとどうなる?
進行すると、神経の圧迫が強まり、運動障害や歩行困難など重度の症状が出てきます。
▼進行時の特徴的な症状
- 強いしびれやビリビリとした痛みが腕や手に広がる
- 物をつかみにくい、落としやすくなる(握力低下)
- 歩行時にふらつく、足がもつれる(重度の場合)
- 排尿・排便のコントロールが難しくなる(脊髄圧迫)
ここまでくると、保存療法では対応しきれず、手術を検討するケースも出てきます。
症状の出方は「場所」で変わる
頚椎は複数の神経根が存在するため、圧迫される場所によって症状の出る部位が異なります。
▼神経の圧迫位置と症状の関係
- C5:肩の外側に痛み、腕の筋力低下
- C6:親指~前腕にかけてしびれ・痛み
- C7:中指や手の甲に違和感
- C8:小指側のしびれ、手の細かい動作困難
このように、「どこがしびれるか」を見ることで、どの神経が関与しているかを推測することができます。
【第3章】検査と診断の流れ
なぜ「正確な診断」が必要なのか?
頚椎ヘルニアと似たような症状を起こす病気には、他にも「頚椎症」「胸郭出口症候群」「脳の疾患」などがあります。
そのため、「しびれ=ヘルニア」と決めつけず、正しい検査で症状の原因を見極めることが重要です。
医療機関で行われる主な検査
症状の強さや部位に応じて、以下のような検査が行われます。
▼検査の種類と内容
- レントゲン検査:骨の変形やズレ、ストレートネックの確認
- MRI検査:椎間板の飛び出し具合・神経の圧迫状態を詳細に把握
- 神経学的検査:握力・腱反射・感覚の異常を調べる
特にMRIは「どの神経がどの程度圧迫されているか」を視覚的に確認できるため、ヘルニアの診断に欠かせません。
整骨院でできる評価・チェック項目
整骨院では画像診断は行えませんが、姿勢・可動域・筋肉のバランスから機能的な問題点を評価することが得意です。
▼当院での評価内容
- 姿勢分析(前後・左右バランス)
- 首の可動域チェック
- 肩・腕の筋力や筋肉の緊張状態の把握
- 生活習慣のヒアリング(仕事内容、スマホ使用時間など)
【第4章】治療法と手術の判断基準
ヘルニア=手術ではない
頚椎ヘルニアと聞くと、「手術が必要なのでは…」と不安に思う方が多いですが、実際には約8割が手術せずに改善しています。
保存療法:体に優しい改善方法
初期~中等度の症状であれば、「保存療法」が基本となります。
▼主な保存療法の内容
- 整骨院での施術:筋肉の緊張緩和、姿勢矯正、可動域改善
- 物理療法(温熱・電気など):血流促進、神経の回復促進
- 運動療法・ストレッチ:首・肩周りの柔軟性向上
- 日常生活のアドバイス:負担を減らす姿勢指導
継続的なケアにより、神経への圧迫が軽減し、自然治癒を促進します。
手術が検討されるケース
以下のような「重度」「進行性」の症状がある場合には、医師による手術の判断が必要になります。
▼手術が選択される主な基準
- 両手・両足に強いしびれや麻痺がある
- 排尿・排便障害など、脊髄圧迫による重大な症状
- 3~6ヶ月以上、保存療法でも改善が見られない
ただし手術後も、再発予防のために運動療法や姿勢改善は必須です。
【第5章】自然治癒の可能性と注意点
「自然に治る」って本当?
頚椎ヘルニアは、症状の軽いものであれば自然吸収されて改善するケースもあります。
ただし、それには条件があり、適切な生活習慣とセルフケアが不可欠です。
自然治癒しやすい条件とは?
▼回復しやすい条件
- 軽度の椎間板突出(膨隆型など)
- 神経の圧迫が一時的なもの
- 姿勢や生活習慣を改善している
- ストレスが少なく、血流が良い状態を保てている
自然治癒の目安期間は、数週間~3ヶ月程度。無理な使い方を避けることが大切です。
放置で悪化するケースもある
▼注意すべきポイント
- 症状が長引く(1ヶ月以上)
- しびれが悪化している
- 筋力が低下してきた
- 首を動かすたびに強い痛みがある
このような場合は「自然に治る」と考えず、早めに医療機関や整骨院へ相談してください。
【第6章】姿勢・生活習慣と再発リスク
姿勢が原因?見逃されがちな落とし穴
多くの頚椎ヘルニアの患者さんに共通しているのが、「悪い姿勢」の習慣です。
▼悪化を招く姿勢・動作
- デスクワーク中の猫背・前のめり姿勢
- スマホをうつむいて長時間見る
- ソファでの横向き・うつ伏せ寝
- 運動不足による筋力の低下
整骨院で行う姿勢改善指導
当院では、ヘルニアの根本的な原因となる姿勢のクセを見極め、正しい使い方を身につけるサポートを行います。
▼主な姿勢指導内容
- 頭の位置と骨盤のバランス調整
- 肩甲骨周りの柔軟性を取り戻す運動
- デスク・椅子の高さ調整アドバイス
- 枕や寝具の見直し提案
継続的に行うことで、「首に負担をかけない生活スタイル」が身につきます。
【第7章】頚椎ヘルニアが改善しない本当の理由と当院の整体アプローチ
頚椎ヘルニアが改善しない本当の理由
「骨の老化」や「椎間板のすり減り」が原因だと言われ、
整形外科では手術やブロック注射、湿布や薬で様子をみるように指示されたけど良くならない…。
整骨院でマッサージや牽引、電気治療をしても改善しない…。
こうしたお悩みの背景には、“症状が出ている部分”しか見ていない対処療法の限界があります。
▼ よくある対処療法の例
- 首に電気を当てて一時的に緩める
- 肩にテーピングをして固定する
- 牽引で引っ張るが、首の根本原因には届かない
これらは“その場しのぎ”にはなるかもしれませんが、本当の原因にアプローチしていないため、再発や慢性化のリスクが高くなってしまいます。
頚椎ヘルニアの本当の原因とは?
症状の根本には、以下のような全身的な問題が潜んでいます。
▼ 本当の原因3つ
- 姿勢の崩れ(猫背・反り腰など)
- 胸椎・肋骨・内臓の動きの硬さ
- 自律神経の乱れによる血流不良
首だけを治しても、これらを整えなければ本当の意味での改善にはつながりません。
みゅう整骨院の整体:頚椎ヘルニア改善4ステップ
「みゅう整骨院」では、
頚椎ヘルニアによる痛みやしびれに対して、「寝れば回復する体質づくり」を目的に、4つのステップで整体を行います。
首の土台となる肋骨と胸椎の動きを整えます。
- 頚椎ヘルニアの方は、胸椎と肋骨の動きが硬くなっている傾向
- 土台が硬いと首がバランスを取ろうとし、負担が増大
- 肋骨が動くことで、呼吸も深まりリラックスしやすくなります
優しい手技で内臓の働きを高め、自然な姿勢に導きます。
- 内臓が疲れると体は守るために前屈みに(猫背姿勢)
- 姿勢が悪くなることで、首~肩への負担が増加
- 内臓機能が高まると、背筋が自然と伸び、姿勢が改善
ソフトなタッチで、自律神経の乱れを整えます。
- 自律神経が乱れると、血流バランスが崩れる(特に頭と内臓)
- 寝ても疲れが取れない、朝起きて首が重い…という方に多い症状
- 自律神経を整えることで「回復力の高い身体」へ変化します
全身の循環を整え、首の回復をサポートします。
- 頚椎ヘルニアの多くに、静脈やリンパの流れの滞りが見られます
- 首だけではなく全身の循環を良くすることで、症状改善のスピードがUP
- むくみ・冷え・倦怠感にも効果が期待できます
再発しない体をつくる整体
みゅう整骨院では「その場だけの痛み取り」ではなく、
体の中から“頚椎に負担をかけない状態”をつくることを目的にしています。
▼ こんな方におすすめです
- 整形外科や他院で治らなかった
- 再発を繰り返している
- 手術を避けたい・自然に治したい
- 首の痛みと自律神経の不調が気になる
体の根本から整えることで、「寝れば回復できる体」を一緒につくっていきましょう。
頚椎ヘルニアは、「痛みが出ている場所」だけを治療しても根本的な改善にはつながりません。
大切なのは、全身のバランスを整え、自然に回復する体を取り戻すことです。
お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの身体に合った施術で、症状の改善とその先の健康を全力でサポートします。
【第8章】まとめ|頚椎ヘルニアは“首だけの問題”じゃない
頚椎ヘルニアによる痛みやしびれは、決して首だけの問題ではありません。
その根本には、姿勢のクセや生活習慣、内臓や自律神経の乱れといった全身のバランスの崩れが隠れています。
だからこそ、ただ電気を当てたり、痛み止めを飲むだけの対処療法では、根本的な改善にはつながりません。
みゅう整骨院では、
- 肋骨・胸椎の動き
- 内臓機能と姿勢の関係
- 自律神経と血流のバランス
- 静脈・リンパの流れ
といった体全体を視野に入れた施術を行い、「自然に回復できる体」づくりをサポートしています。
もし今、首の不調に悩んでいて、これまでの治療で変化を感じられていないなら、
ぜひ一度「体の根本から整える」アプローチを体験してみてください。
Webサイト限定で頸椎ヘルニアの専門家の施術が半額で体験できます
https://myuseikotsu.com/category/kubi/keituiherunia/
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
* 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
* 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
* 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。