【頚椎ヘルニアによる手のしびれ…危険度セルフチェック10項目】

その手のしびれ、もしかして「危険信号」かもしれません

「最近、指先がピリピリする」
「朝になると手がこわばって感覚が鈍い」
「手に力が入らず、ものを落とすことが増えた」

こうした症状、実は頚椎ヘルニアが関係している可能性があります。

頚椎ヘルニアは、「首のヘルニア」とも呼ばれ、首の骨の間にある椎間板が飛び出して神経を圧迫する病気です。
特に手や指先のしびれは、初期に出やすいサインのひとつ。

この記事では、

  • 「どのような症状に注意すべきか」
  • 「今の状態をチェックできる10項目」
  • 「整骨院ではどのように改善できるのか」

を詳しく解説します。
放置して悪化する前に、体からのサインに気づくことが何よりの予防です。

頚椎ヘルニアとはどんな病気?

頚椎(けいつい)は、首の骨を構成する7つの骨のことで、その間には椎間板(ついかんばん)というクッションの役割をする軟骨があります。
この椎間板が劣化・変形して外に飛び出すと、近くを通る神経を圧迫して、痛みやしびれを引き起こすのです。

こんな人はリスクが高い

  • デスクワークやスマホ操作が1日6時間以上ある
  • 猫背や前傾姿勢が習慣になっている
  • 頚椎を酷使するスポーツ歴(ラグビー・レスリング・体操など)がある
  • 40代以降で首肩こりを慢性的に感じている
  • 加齢による椎間板の水分減少(椎間板の老化)が始まっている

頚椎ヘルニアの典型的な症状

  • 首や肩のこり・痛み
  • 腕や手先のしびれ(片側が多いが、両側に出ることも)
  • 細かい作業がしづらい(お箸・ボタン・ペンなど)
  • 力が入らない、握力の低下
  • 痛みが肩甲骨や背中、さらには下半身に及ぶケースも

手のしびれが起きる理由と神経の関係

首から手先にかけては、「腕神経叢(わんしんけいそう)」という神経のネットワークが通っています。
この神経の通り道である頚椎5番~8番の椎間孔が圧迫されることで、特定の部位にしびれが生じます。

神経としびれの部位の関係

圧迫される神経根

しびれが出やすい部位

他の症状

C5

肩~上腕外側

肩が挙がらない、腕の脱力感

C6

親指側の前腕、手のひら

物をつかみにくい

C7

中指、手の甲

手の動きがぎこちない

C8

小指、手の内側、肘下内側

握力低下、ペンが握りにくい

危険度セルフチェック10項目

ご自身で今の状態を確認するためのチェックリストです。
次の項目の中で当てはまるものがいくつあるかを数えてみてください。










結果の見方と対処のステップ

チェック結果の目安

  • 02項目:今のところ異常は少ないが、姿勢や生活習慣の改善を
  • 35項目:中等度の神経負担が疑われ、整骨院での評価がおすすめ
  • 6項目以上:早急な対処が必要なレベル。悪化前に施術を受けましょう

今すぐできる3つの対策

  1. スマホ首(ストレートネック)を改善する習慣
    • 画面の高さを目線まで上げる
    • うつむく時間を減らす
  1. 簡単ストレッチで血流促進
    • 肩甲骨をゆっくり動かす
    • 10秒間、首を左右に倒す(無理のない範囲)
  1. 手の使いすぎを減らす環境調整
    • マウスやキーボードの高さを適正に
    • 長時間作業の合間にこまめに手首を休める

当院の考え方と施術アプローチ

頚椎ヘルニアの本当の原因とは?

症状の根本には、以下のような全身的な問題が潜んでいます。

本当の原因3

  • 姿勢の崩れ(猫背・反り腰など)
  • 胸椎・肋骨・内臓の動きの硬さ
  • 自律神経の乱れによる血流不良

首だけを治しても、これらを整えなければ本当の意味での改善にはつながりません。

みゅう整骨院の整体:頚椎ヘルニア改善4ステップ

頚椎ヘルニアによる痛みやしびれに対して、「寝れば回復する体質づくり」を目的に、4つのステップで整体を行います。

▪️ Step 1【肋骨調整】

首の土台となる肋骨と胸椎の動きを整えます。

  • 頚椎ヘルニアの方は、胸椎と肋骨の動きが硬くなっている傾向
  • 土台が硬いと首がバランスを取ろうとし、負担が増大
  • 肋骨が動くことで、呼吸も深まりリラックスしやすくなります

▪️ Step 2【内臓調整】

優しい手技で内臓の働きを高め、自然な姿勢に導きます。

  • 内臓が疲れると体は守るために前屈みに(猫背姿勢)
  • 姿勢が悪くなることで、首~肩への負担が増加
  • 内臓機能が高まると、背筋が自然と伸び、姿勢が改善

▪️ Step 3【自律神経調整】

ソフトなタッチで、自律神経の乱れを整えます。

  • 自律神経が乱れると、血流バランスが崩れる(特に頭と内臓)
  • 寝ても疲れが取れない、朝起きて首が重い…という方に多い症状
  • 自律神経を整えることで「回復力の高い身体」へ変化します

▪️ Step 4【静脈・リンパ調整】

全身の循環を整え、首の回復をサポートします。

  • 頚椎ヘルニアの多くに、静脈やリンパの流れの滞りが見られます
  • 首だけではなく全身の循環を良くすることで、症状改善のスピードがUP
  • むくみ・冷え・倦怠感にも効果が期待できます

再発しない体をつくる整体

みゅう整骨院では「その場だけの痛み取り」ではなく、
体の中から頚椎に負担をかけない状態をつくることを目的にしています。

こんな方におすすめです

  • 整形外科や他院で治らなかった
  • 再発を繰り返している
  • 手術を避けたい・自然に治したい
  • 首の痛みと自律神経の不調が気になる

体の根本から整えることで、「寝れば回復できる体」を一緒につくっていきましょう。

まとめとよくあるご質問

まとめ|「しびれ」は体からの大切な警告サインです

手のしびれを「よくあること」と思って見逃していませんか?
しかし、しびれは神経の圧迫や循環不良など、体が発している異常のサインである可能性があります。

特に頚椎ヘルニアが原因の場合、放置することで症状は次のように悪化していくことがあります。

放置すると起こりうるリスク

  • 感覚異常が広がり、細かい作業が困難に
  • 握力が低下し、物を持つ・つかむことが不自由に
  • 首の動きが制限され、日常生活全体に支障が出る
  • 強い神経圧迫により、手術が必要になるケースも

早期に気づけば、整骨院でも対応可能

整形外科で手術を提案される前の段階であれば、
姿勢改善・神経の圧迫緩和・筋肉の柔軟性回復によって、
自然治癒力を高めながらしびれを軽減することが十分に可能です。

改善のポイントは「生活習慣×施術×セルフケア」

  • 毎日の姿勢・動作のクセに気づくこと
  • しびれがある時は無理なストレッチを避けること
  • 定期的に専門家の施術を受けて、神経の通り道を整えること

しびれは“結果”であり、その“原因”を突き止めてケアしていくことが本当の改善につながります。

Webサイト限定で頸椎ヘルニアの専門家の施術が半額で体験できます

https://myuseikotsu.com/category/kubi/keituiherunia/

※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。

※ 免責事項

* 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。

* 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。

* 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

よくあるご質問(FAQ)|安心して来院いただくために

Q1. 頚椎ヘルニアは自然に治ることもありますか?

A. 軽度の場合、安静や姿勢改善、温熱療法などで症状が軽減することもあります
しかし、「治ったように感じるだけ」で実際は神経の圧迫が続いていることもあるため注意が必要です。再発リスクも高く、継続的なケアをおすすめします。

Q2. 整骨院で治療しても大丈夫ですか?

A. はい。整骨院では画像診断は行えませんが、問診・触診・可動域検査により原因を特定し、施術で神経圧迫の軽減を目指すことが可能です。
整形外科との併用も可能ですので、初期の違和感段階からの来院がおすすめです。

Q3. 手のしびれがあっても、痛みがないなら様子見で大丈夫?

A. しびれだけでも、神経が慢性的に刺激されているサインです。
痛みがない場合でも、神経機能が低下している証拠のこともあります。早期の対応が、回復を早く・安全にするカギです。

Q4. 何回くらい通えば良くなりますか?

A. 一般的には、12回の通院を12ヶ月続けると、しびれの改善が見られるケースが多いです
ただし、しびれの期間・強さ・生活習慣によっても回復スピードは異なるため、初回カウンセリングで詳しくご説明します。

Q5. 首や手のしびれ以外の症状も見てもらえますか?

A. はい。肩こり・腰痛・骨盤のゆがみ・産後の不調・自律神経症状なども対応可能です。
体全体のバランスを見ながら、根本からの改善を目指します。

Q6. 施術を受けたあと、症状が強くなることはありますか?

A. 施術によって血流や神経の通りが一時的に変化することで、まれにだるさや違和感を感じる方もいます
通常は1~2日で落ち着きますが、ご不安な場合はすぐにご連絡ください。