整体や整骨院に通ったことがある方でも、「FJA理論」という言葉は初めて聞いたという方が多いのではないでしょうか。
FJA理論(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)は、みゅう整骨院の代表・平井大樹が臨床経験20年以上の中で確立した、独自の施術理論です。
一般的な整体が「硬い部分をほぐす」ことを目的にするのに対して、FJA理論は体をひとつの「動きのシステム」として捉え、痛みや不調の根本原因を探ることを重視しています。
この記事では、
- FJA理論とは何か
- 一般的な整体との違い
- 妊婦さんの施術にも応用できる理由
を解説します。
この理論を妊娠初期の肩こりにどう応用するかはこちらで解説しています
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FJA理論とは?妊婦さんの整体にも応用できる独自の施術法を解説
妊娠中だけでなく、出産後の体調管理にもFJA理論は有効です。
出産を経た女性の体は、骨盤・筋肉・自律神経のバランスが大きく変化しています。
特に次のような症状で来院される方が多いです。
- 産後の腰痛や股関節痛
- 抱っこや授乳による肩こり・背中の張り
- 出産による骨盤のゆるみ・歪み
- 産後の疲労や自律神経の乱れ(不眠・倦怠感など)
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骨盤の安定を取り戻すアプローチ
出産時に開いた骨盤は、産後しばらく不安定な状態が続きます。
FJA理論では、関節包や靭帯の微細な動きを調整し、骨盤の安定性を回復させます。
これにより、腰痛や股関節痛が軽減しやすくなります。
抱っこや授乳による肩こりの改善
産後は長時間の授乳や抱っこで、首・肩・背中に負担が集中します。
FJA理論の「筋膜リリース」や「神経反射の調整」によって、肩甲骨まわりの動きを取り戻し、授乳中でも楽な姿勢をとりやすくなるのが特徴です。
自律神経の回復サポート
出産後はホルモンの変化に加え、育児によるストレスや睡眠不足で自律神経が乱れやすくなります。
FJA施術は筋膜や関節だけでなく、神経反射にも働きかけるため、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせる効果が期待できます。
産後ケアを受けた方の声
- 産後2か月・30代女性
「抱っこで腰が痛く、夜泣き対応で体がボロボロでした。施術後は腰が軽くなり、赤ちゃんを抱っこするのが楽になりました。」 - 産後6か月・20代女性
「肩こりと頭痛で授乳がつらかったですが、FJA施術を受けてから肩が動きやすくなり、頭痛も減りました。」
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Fasciatic Joint Approach(FJA)の意味
- Fasciatic(ファシアティック):筋膜や結合組織の状態を評価する
- Joint(ジョイント):関節の微細な動きを観察する
- Approach(アプローチ):その評価をもとに調整を行う
つまりFJA理論は、「筋膜」「関節」「神経系」の3つの層を観察し、それぞれの乱れを調整する施術理論です。
痛みの原因を「構造のエラー」として捉える
一般的な考え方では「肩が痛い=肩の筋肉が硬いから」と捉えられます。
しかしFJA理論では、
- 筋膜が滑らかに動いていない
- 関節が正常に転がらない・滑らない
- 神経の反射がうまく働いていない
といった “動きの誤作動” が原因だと考えます。
3つのアプローチ法
FJA理論では、評価をもとに以下の3つの施術を使い分けます。
- TFM(Tissue Friction Massage):癒着した組織をやさしくリリース
- AFR(Active Fascia Release):筋膜の滑走を回復させる
- JIC(Joint Capsule Intrinsic Correction):関節包を調整し、神経反射を再統合
これらはすべて「強い刺激で変える」のではなく、体が自ら反応して変わる瞬間を引き出す施術です。
一般的な整体との違い
一般的な整体は「処置型」
- 痛い部分をもむ
- 硬い筋肉を伸ばす
- 動きにくい関節を動かす
という「症状を直接処置する」ことが中心です。
FJA理論は「構造思考型」
FJA理論は「なぜ硬くなったのか?」「なぜ動きが崩れたのか?」を突き止め、
体全体の連動を整えることを目的とします。
そのため、施術の効果が一時的ではなく再現性と持続性が高いのが特徴です。
妊婦さんの整体にFJA理論を応用できる理由
ソフトで安全なアプローチだから
FJAの施術は「強く押す」「無理に動かす」ことをせず、触れて反応を引き出すだけのソフトな手技が中心です。
そのため妊娠初期からでも安全に取り入れることができます。
妊娠中の不調に多い「滑走障害」に対応できる
妊娠中はホルモン変化で筋膜や靭帯が影響を受けやすく、滑走不全(筋膜がスムーズに動かない状態)が起こりやすいです。
FJA理論はこの滑走障害を改善することに優れているため、肩こり・腰痛・背中の張りといった妊婦特有の不調に有効です。
自律神経へのアプローチも可能
妊婦さんは「肩こり」「腰痛」といった体の不調だけでなく、不眠や不安感など自律神経の乱れも同時に抱えていることがあります。
FJA理論では神経反射の働きにもアプローチできるため、心身のリラックス効果が得られるのも特徴です。
FJA理論が選ばれる理由
- 再現性が高い:同じ評価・同じアプローチで誰でも結果が出やすい
- 説明がわかりやすい:体の変化を構造的に伝えられる
- 幅広い症状に対応可能:肩こり・腰痛から自律神経の乱れまで幅広く応用できる
妊婦さんにとって「赤ちゃんに影響がないか不安」という気持ちは当然です。
FJA理論に基づいた施術は、その不安に応える安全性と根拠ある理論を持ち合わせています。
妊婦さんの症例紹介
① 妊娠7週・肩こりと頭痛で眠れないケース
30代前半の妊婦さん。妊娠初期から肩こりと頭痛が強く、夜眠れない状態で来院。
- 初回は横向きの姿勢で首~肩甲骨周囲の筋膜滑走を調整
- 神経反射にアプローチするJICを軽く行う
- その日の夜から眠りやすくなり、3回目の施術で頭痛が改善
「赤ちゃんに負担がない施術で安心できた」との声をいただきました。
② 妊娠22週・腰痛と骨盤のぐらつき
20代後半の妊婦さん。お腹が大きくなり腰痛と骨盤の不安定感が増加。
- 骨盤帯の関節滑走を評価し、左右差を整える施術を実施
- 併せて殿筋と腰背部のファシアをAFRで調整
- 歩行時の腰痛が軽減し、産休まで快適に勤務できた
「家でもできる姿勢アドバイスが役立った」と継続的に通院されています。
③ 妊娠後期・不眠と不安感
40代前半の妊婦さん。夜に眠れず不安が強まり来院。
- 首の筋緊張と横隔膜周囲のファシア滑走障害を調整
- 呼吸が深まり、副交感神経が優位になったことでリラックス
- 施術後「久しぶりに夜ぐっすり眠れた」と実感
「体の緊張だけでなく心も軽くなった」とのご感想をいただきました。
施術の流れ
みゅう整骨院では、妊婦さんが安心して施術を受けられるよう、以下の流れを徹底しています。
Step1 カウンセリング
- 妊娠週数や体調の確認
- 「赤ちゃんに影響はないか」という不安への対応
- 日常生活での姿勢や習慣をヒアリング
Step2 評価(体のチェック)
- 肩や腰の可動域を確認
- 筋膜や関節の滑走性を触診
- 神経反射の状態を確認
Step3 FJA施術
- お腹に負担をかけない姿勢で施術
- 筋膜リリース(AFR)や関節包調整(JIC)を中心にソフトな刺激
- 体が自然に変化するタイミングを重視
Step4 再評価とセルフケア指導
- 施術前後の変化を確認
- 自宅でできる簡単なセルフケアや姿勢改善を指導
- 必要に応じて次回施術の目安を提案
まとめ
FJA理論は、筋膜・関節・神経系の乱れを「動きの誤作動」として捉え、体が自然に変化する瞬間を引き出す施術法です。
妊婦さんの整体に応用することで、
- 肩こりや腰痛など身体の不調をやわらげる
- 自律神経を整え、不安や不眠にもアプローチできる
- 出産や産後の体づくりにもつながる
といった効果が期待できます。
実際の症例や施術の流れからも分かるように、妊婦さんにとって安全で安心できる整体であることが、FJA理論の大きな特徴です。
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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
- 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。