「どの治療を選べばいいのか分からない…」と悩んでいませんか?
「坐骨神経痛と診断されたけれど、薬を飲み続けるしかないのだろうか。」
「整形外科では様子を見ましょうと言われたけれど、このままで本当に良くなるのか不安。」
「手術を勧められたけれど、できれば避けたい。」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
坐骨神経痛には、薬や神経ブロック注射、手術、整骨院での施術など、さまざまな治療法があります。
しかし、「どれが一番良い治療法なのか」という答えはありません。
なぜなら、坐骨神経痛は病名ではなく、症状の総称だからです。
原因が異なれば、適した治療法も変わります。
そのため、他の方に効果があった方法が、ご自身にも合うとは限りません。
この記事では、それぞれの治療法の特徴や違いを分かりやすく整理しながら、みゅう整骨院が考える「治療法の選び方」についても詳しくご紹介します。
治療法を選ぶ前に知っておきたいこと|大切なのは「原因」を見極めることです
坐骨神経痛の治療を考えるとき、多くの方は、
「どんな治療を受ければ治りますか?」
と考えます。
しかし、本当に大切なのは、治療法を選ぶことよりも、原因を見極めることです。
同じ坐骨神経痛でも、原因は一つではありません。
例えば、
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 梨状筋症候群
- 筋膜や神経の滑走不全
- 自律神経の乱れ
など、さまざまな要因が考えられます。
つまり、原因が違えば、適した治療法も変わるということです。
「痛みを抑える治療」と「原因へアプローチする治療」は役割が違います
坐骨神経痛の治療には、大きく分けて二つの考え方があります。
一つは、現在の痛みやしびれを和らげる治療です。
もう一つは、痛みが出ている原因へアプローチする治療です。
どちらか一方だけが正しいというわけではありません。
症状や生活の状況に合わせて組み合わせることが大切です。
あなたはどのタイプ?原因によって選ぶべき治療法は変わります
坐骨神経痛の原因によって、治療の考え方も変わります。
まずは、ご自身がどのタイプに近いか確認してみましょう。
ヘルニアが原因と考えられるタイプ
腰椎椎間板ヘルニアでは、飛び出した椎間板が神経を刺激することで、痛みやしびれが現れることがあります。
比較的30〜50代に多く、前かがみの姿勢や長時間座っていると症状が悪化しやすいことが特徴です。
このタイプでは、急性期は薬や安静が必要になることもあります。
その後は、腰への負担を減らす身体づくりや、再発予防も重要になります。
関連記事:腰椎椎間板ヘルニアの症状・原因・治療法を詳しく見る
脊柱管狭窄症が原因と考えられるタイプ
脊柱管狭窄症では、神経の通り道が狭くなることで症状が現れます。
特徴的なのは、
「歩いていると脚がしびれる。」
「少し休むとまた歩ける。」
という間欠性跛行です。
50代以降に多くみられます。
保存療法で経過をみるケースも多く、症状や生活への影響を見ながら治療方針が決められます。
梨状筋症候群が原因と考えられるタイプ
お尻の奥にある梨状筋が硬くなることで、坐骨神経が刺激されるタイプです。
MRIやレントゲンでは異常が見つからないこともあり、
「異常なし。」
と言われることも少なくありません。
長時間座ることが多い方や、車の運転が多い方にみられることがあります。
滑走不全が関係しているタイプ
みゅう整骨院では、画像検査では確認しにくい滑走不全にも着目しています。
筋膜や神経などの組織の動きが悪くなることで、神経へ負担がかかっているケースもあります。
このような場合は、身体全体の動きを確認しながら原因を探していくことが大切です。
自律神経の影響が考えられるタイプ
ストレスや睡眠不足、疲労などによって自律神経のバランスが乱れると、筋肉が緊張しやすくなります。
その結果、神経への負担が増え、症状が強く感じられることがあります。
「仕事が忙しい時だけ悪化する。」
「天気によって症状が変わる。」
このような方は、自律神経の影響も考えられます。
関連記事:坐骨神経痛と自律神経の関係について詳しく見る
まず確認したい|すぐに医療機関を受診すべき症状
坐骨神経痛の中には、早めに医療機関での対応が必要なケースもあります。
次のような症状がある場合は、整骨院で様子を見るのではなく、整形外科や脊椎専門医を受診してください。
- 排尿や排便がしにくい
- 両脚へ急激な力の入りにくさがある
- 足の感覚が急に鈍くなった
- 安静にしていても激しい痛みが続く
- 発熱を伴う腰や脚の痛み
安全を最優先に考え、まずは原因を正しく確認することが大切です。
治療法①|薬物療法
坐骨神経痛と診断された場合、多くの方が最初に受けるのが薬による治療です。
薬には、痛みやしびれを和らげる役割があります。
症状が強い時期には、日常生活を送りやすくするために大切な選択肢の一つです。
坐骨神経痛で使われる主な薬
坐骨神経痛では、症状や原因に応じてさまざまな薬が使用されます。
代表的なものは次のとおりです。
| 薬の種類 | 主な薬 | 目的 |
|---|---|---|
| NSAIDs(消炎鎮痛薬) | ロキソニン・ボルタレンなど | 炎症や痛みを抑える |
| 神経障害性疼痛治療薬 | リリカ(プレガバリン)など | 神経の痛みやしびれを和らげる |
| 筋弛緩薬 | ミオナールなど | 筋肉の緊張を和らげる |
| 血流改善薬 | リマプロストなど | 神経周囲の血流改善(脊柱管狭窄症など) |
薬の種類は、原因や症状によって異なります。
服用方法については、必ず医師や薬剤師の指示に従いましょう。
薬だけでは改善しないこともあります
薬は痛みやしびれを和らげることを目的としています。
一方で、身体の使い方や姿勢、筋肉や筋膜の状態など、症状の原因そのものを改善する治療ではありません。
そのため、
薬を飲んでいる間は楽になっても、服用をやめると症状が戻ってしまう方もいます。
薬は「症状を抑える治療」であり、「原因を取り除く治療」とは役割が異なります。
治療法②|神経ブロック注射
薬だけでは十分な効果が得られない場合には、神経ブロック注射が行われることがあります。
特に、強い痛みがある急性期では、有効な選択肢になることがあります。
神経ブロック注射とは?
神経ブロック注射は、痛みの原因となっている神経の近くへ薬剤を注射し、炎症や痛みを和らげる治療です。
代表的なものには、
- 硬膜外ブロック
- 選択的神経根ブロック
などがあります。
症状や原因に応じて、適した方法が選択されます。
神経ブロック注射のメリット
神経ブロック注射には、次のようなメリットがあります。
- 強い痛みを短期間で和らげやすい
- 日常生活を送りやすくなる
- リハビリや運動療法を始めやすくなる
痛みが強く、歩くことや眠ることが難しい方にとっては、有効な治療となる場合があります。
神経ブロック注射の限界
神経ブロック注射は、痛みを軽減することを目的とした治療です。
一方で、姿勢や身体の使い方、筋肉や筋膜の状態を改善する治療ではありません。
そのため、
効果が一時的で、時間が経つと症状が戻るケースもあります。
痛みが落ち着いた後に、原因へアプローチすることも大切です。
治療法③|手術
坐骨神経痛と診断されても、すぐに手術が必要になる方は多くありません。
まずは保存療法を行い、その経過をみながら治療方針が検討されることが一般的です。
手術が検討されるケース
次のような場合には、手術が選択肢となることがあります。
- 排尿や排便に障害がある
- 急激な筋力低下や麻痺がある
- 保存療法を続けても改善がみられない
- 日常生活に大きな支障が出ている
手術が必要かどうかは、症状だけでなく、画像検査や身体の状態を総合的に判断して決められます。
主な手術方法
原因によって手術の方法は異なります。
例えば、
- 腰椎椎間板ヘルニアでは、飛び出した椎間板を取り除く手術
- 脊柱管狭窄症では、神経の通り道を広げる手術
などがあります。
近年では、身体への負担を抑えた内視鏡手術が行われることも増えています。
手術で知っておきたいこと
手術は、神経への圧迫を改善することを目的とした治療です。
しかし、手術を受ければ必ず症状がなくなるとは限りません。
また、術後も身体の使い方や姿勢が変わらなければ、腰への負担が続くことがあります。
そのため、リハビリや再発予防も重要になります。
治療法④|整骨院
坐骨神経痛では、整骨院も治療の選択肢の一つになります。
特に、
- 保存療法を行っている方
- 病院で「様子をみましょう」と言われた方
- 検査では大きな異常がない方
などでは、身体全体の状態を確認しながら施術を行うことがあります。
整骨院で対応できること
整骨院では、痛みが出ている場所だけでなく、身体全体のバランスを確認します。
例えば、
- 筋肉や筋膜の状態
- 梨状筋の緊張
- 骨盤や股関節の動き
- 姿勢のバランス
- 呼吸や体幹の使い方
などを確認しながら、症状の原因を考えていきます。
みゅう整骨院の考え方
みゅう整骨院では、FJA理論をもとに、身体全体の動きを確認しています。
画像検査だけでは分からない身体の状態にも着目し、一人ひとりに合わせた施術をご提案しています。
また、姿勢循環整体では、
- 骨盤
- 股関節
- 背骨
- 呼吸
- 身体全体のバランス
まで確認し、神経へ負担がかかりにくい身体づくりを目指します。
整骨院にも限界があります
整骨院で対応できることがある一方で、対応が難しいケースもあります。
例えば、
- 排尿・排便障害がある
- 急激な麻痺や筋力低下がある
- 重篤な疾患が疑われる
このような場合は、整骨院ではなく整形外科など医療機関での診察を優先してください。
みゅう整骨院でも、安全を第一に考え、必要に応じて医療機関での受診をご案内しています。
治療法は「組み合わせる」という考え方も大切です
坐骨神経痛では、一つの治療だけで改善を目指すとは限りません。
症状の時期や原因によっては、複数の治療法を組み合わせることで、より良い経過が期待できる場合もあります。
例えば、急性期には痛みを抑える治療を優先し、症状が落ち着いてきたら身体の使い方や姿勢を見直していくという流れです。
「痛みを和らげる治療」と「再発を防ぐ治療」は役割が異なります。
それぞれを適切なタイミングで取り入れることが大切です。
時期ごとの治療の考え方
症状の経過に合わせた一般的な考え方をまとめると、次のようになります。
| 時期 | 治療の考え方 |
|---|---|
| 急性期(発症〜約1か月) | 整形外科で診断を受け、薬や必要に応じて神経ブロック注射などで痛みを和らげる |
| 亜急性期(約1〜3か月) | 痛みの変化を確認しながら、身体のバランスや姿勢へのアプローチを検討する |
| 慢性期(3か月以降) | 再発を防ぐため、セルフケアや身体の使い方を見直す |
| 再発予防 | 定期的な身体のメンテナンスと生活習慣の改善を継続する |
症状や原因によって適切な治療は異なります。
治療方針については、医師や専門家と相談しながら決めていきましょう。
みゅう整骨院が考える改善へのアプローチ
みゅう整骨院では、坐骨神経痛を「神経だけの問題」とは考えていません。
身体全体のバランスや動きが崩れることで、神経へ負担がかかりやすくなっているケースもあると考えています。
そのため、痛みがある部分だけを施術するのではなく、身体全体を確認しながら原因を探していきます。
身体全体を確認しながら施術を行います
施術では、次のようなポイントを総合的に確認します。
- 姿勢のバランス
- 骨盤や股関節の動き
- 背骨の動き
- 筋膜の状態
- 呼吸の状態
- 日常生活での身体の使い方
一人ひとりの状態は異なるため、施術内容やセルフケアも、その方に合わせてご提案しています。
病院と整骨院を上手に使い分けることも大切です
病院と整骨院は、どちらが良い・悪いという関係ではありません。
それぞれ役割が異なります。
整形外科では、
- MRIやレントゲンなどの画像検査
- 薬の処方
- 神経ブロック注射
- 手術が必要かどうかの判断
などが行われます。
整骨院では、
- 身体全体のバランスの確認
- 姿勢や動作の改善
- 筋肉や筋膜へのアプローチ
- セルフケアや生活習慣のアドバイス
などを行います。
必要に応じて両方を活用することも、一つの選択肢です。
治療法の違いを比較すると
坐骨神経痛の治療には、それぞれ得意な役割があります。
「どれが一番良い治療法か」ではなく、現在の症状や原因に合わせて選ぶことが大切です。
次の表を参考に、それぞれの特徴を確認してみましょう。
| 治療法 | 痛みを和らげる | 原因へのアプローチ | 即効性 | 再発予防 |
|---|---|---|---|---|
| 薬 | ◎ | △ | ◎ | △ |
| 神経ブロック注射 | ◎ | △ | ◎ | △ |
| 手術 | ○ | ○※ | ○ | △ |
| 整骨院 | ○ | ◎ | △ | ◎ |
| セルフケア | △ | ○ | △ | ◎ |
※原因によって適応は異なります。
表を見ると、
「整骨院が一番良い。」
という意味ではありません。
例えば、
急性期で強い痛みがある場合は、薬や神経ブロック注射が必要になることがあります。
一方で、
痛みが落ち着いてきた後は、
身体の使い方や姿勢、筋肉・筋膜の状態を整えることが、再発予防につながる場合もあります。
大切なのは、一つの治療法にこだわるのではなく、その時の状態に合った治療を選ぶことです。
このようなお悩みがある方はご相談ください
次のようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
- 病院で「様子を見ましょう」と言われた
- 薬を飲んでいるが改善を感じにくい
- 検査では大きな異常がないと言われた
- 坐骨神経痛を何度も繰り返している
- 手術を勧められたが迷っている
- 再発しない身体づくりを目指したい
現在のお身体の状態を確認し、一人ひとりに合わせた施術やセルフケアをご提案いたします。
よくある質問(FAQ)
Q. 整骨院と整形外科は、どちらを先に受診すればいいですか?
強い痛みやしびれが初めて出た場合や、原因が分からない場合は、まず整形外科で診断を受けることをおすすめします。
診断を受けたうえで、身体のバランスや再発予防について整骨院へ相談するという方法もあります。
Q. 薬を飲みながら整骨院へ通っても大丈夫ですか?
はい。
医師の指示に従って薬を服用しながら、整骨院へ通われる方もいらっしゃいます。
気になることがあれば、事前にご相談ください。
Q. 手術後でも整骨院へ通えますか?
術後の経過や主治医の判断によります。
傷の状態が落ち着いた後、身体のバランスや再発予防を目的として施術を行うケースもあります。
Q. 坐骨神経痛は自然に治ることもありますか?
一時的に症状が軽くなることはあります。
ただし、原因が残っている場合は再発を繰り返すこともあります。
症状が続く場合は、一度原因を確認することをおすすめします。
まとめ
坐骨神経痛には、
- 薬物療法
- 神経ブロック注射
- 手術
- 整骨院での施術
など、さまざまな治療法があります。
しかし、「どの治療法が一番良いか」ではなく、「現在の状態に合った治療法を選ぶこと」が大切です。
症状を和らげる治療が必要な時期もあれば、身体全体のバランスを整え、再発を予防することが重要な時期もあります。
みゅう整骨院では、FJA理論をもとに身体全体の状態を確認し、一人ひとりに合わせた施術とセルフケアをご提案しています。
「薬を飲んでもなかなか改善しない。」
「検査では異常が軽いと言われた。」
「手術を受けるべきか迷っている。」
このようなお悩みがある方は、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
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- 梨状筋症候群とは?坐骨神経痛との違いを解説
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この記事の監修・執筆者:平井 大樹(箕面市の整体 みゅう整骨院 代表)
平井大樹(TAIKI HIRAI)
箕面市の整体 みゅう整骨院の代表
柔道整復師・スポーツトレーナー。臨床歴20年・10万人以上の施術実績。治療家のための平井塾主宰。
臨床歴20年・10万人の施術実績を持つ「身体の専門家」
私は、これまで20年間、延べ10万人を超える患者様と向き合ってきました。その中で最も大切にしてきたのは、「痛みを取る」ことだけではなく、「患者様が心から安心して過ごせる毎日を取り戻す」ことです。
箕面市の整体「みゅう整骨院」が選ばれ続ける理由
- 長期にわたる信頼: 当院には、5年以上通われる方が120名、10年以上通われる方も80名いらっしゃいます。
- 根本的なアプローチ: 独自の手技「FJA」「姿勢循環整体」で、痛みの根本原因である身体全体の不調にアプローチします。
- 地域での実績: 代表の平井は広告を一切使わず、ご紹介だけで新規予約は6年待ちの状態です。
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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
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