「子どもがヘルニア?」と診断されて不安な保護者の方へ
「まだ中学生なのにヘルニアになるの?」
「部活は続けても大丈夫?」
「将来に影響はないの?」
お子さまが腰椎ヘルニアや椎間板ヘルニアの疑いと言われると、多くの保護者の方が大きな不安を感じます。
以前は、「子どもはヘルニアにならない」と言われることもありました。
しかし現在では、成長期の子どもにも腰椎ヘルニアが起こることが分かっています。
特に、
- 野球
- サッカー
- バスケットボール
- 陸上競技
- バレーボール
など、身体への負担が大きいスポーツを行う子どもに増えています。
ただし、成長期のヘルニアは大人のヘルニアと少し特徴が異なります。
まずは正しい知識を持ち、お子さまの身体に合った対応を考えることが大切です。
結論|子どものヘルニアは手術になるケースは多くありません
保護者の方が最も心配されるのが、
「手術になるのでは?」ということです。
結論からお伝えすると、子どもの腰椎ヘルニアは保存療法が中心になるケースが多いと言われています。
その理由は、
- 成長期は回復力が高い
- 自然退縮が起こりやすい
- 神経症状が改善しやすい
ためです。
もちろん、
- 排尿障害
- 強い麻痺
- 症状の急激な悪化
などがある場合は別です。
しかし多くの場合は、
- 安静
- リハビリ
- 運動制限
- 姿勢改善
などを行いながら経過をみていきます。
まずは必要以上に不安になり過ぎないことが大切です。
子どもにもヘルニアは起きる|意外と多い10代の腰椎ヘルニア
以前は、「腰椎ヘルニアは大人の病気」と考えられていました。
しかし近年では、10代でも腰椎ヘルニアがみられることが分かっています。
特に増えているのは、
- スポーツを頑張っている子ども
- 長時間勉強する受験生
- スマホ使用時間が長い子ども
です。
スポーツの早期専門化
近年は小学生の頃から一つの競技を専門的に行うケースが増えています。
同じ動作を繰り返すことで、腰椎への負担が蓄積していきます。
例えば、
- 野球のスイング
- サッカーのキック
- バスケットボールのジャンプ
- 陸上競技のダッシュ
などです。
スマホ・タブレットの影響
スマホを見る姿勢は、強い前かがみ姿勢になりやすい特徴があります。
長時間続くことで、腰だけでなく首や背中にも負担がかかります。
長時間の座り姿勢
受験勉強やオンライン授業などで、長時間座る生活も増えています。
姿勢が崩れたまま何時間も座ることで腰への負担が大きくなることがあります。
大人のヘルニアとの違い|成長期の体の特徴
同じ腰椎ヘルニアでも、子どもと大人では身体の状態が異なります。
そのため、考え方も少し変わります。
骨端軟骨・椎体終板が未成熟
子どもの骨はまだ完成していません。
背骨の上下には、成長軟骨と呼ばれる柔らかい組織があります。
この部分は大人より弱いため、スポーツなどの負担によって傷つくことがあります。
その結果、椎体終板障害と呼ばれる状態になることがあります。
実際には、「ヘルニアと診断されたが、詳しく調べると終板障害だった」というケースもあります。
そのため正確な検査が重要になります。
自然退縮が起きやすい
成長期の身体は回復力に優れています。
腰椎ヘルニアでも、
飛び出した椎間板が身体に吸収される
自然退縮が起こることがあります。
そのため、「すぐに手術」ではなく、まず保存療法という選択になることが多いのです。
腰椎分離症との混同に注意
子どものスポーツ腰痛で最も注意したいのが、腰椎分離症です。
分離症はヘルニアとは別の病気です。
しかし、
- 腰痛
- スポーツ中の痛み
- 成長期
という共通点があるため混同されやすい特徴があります。
特に、
野球
サッカー
陸上競技
などの選手では注意が必要です。
正確に判断するためには、MRIやレントゲンなどの画像検査が重要になります。
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子どものヘルニアを悪化させる行動・改善させる行動
子どもの腰椎ヘルニアでは、日常生活の過ごし方が回復に大きく影響します。
保護者の方が知っておきたいポイントをまとめました。
ヘルニアを悪化させる行動
部活を無理に続ける
痛みがあるにもかかわらず、
「試合が近いから」
「レギュラーだから」
と無理を続けると症状が悪化することがあります。
特に、
- ジャンプ動作
- ダッシュ
- 体幹のひねり
- 前かがみ動作
が多い競技では注意が必要です。
重い通学バッグを片側で持つ
毎日の積み重ねも重要です。
片側だけで荷物を持つ習慣は、骨盤や背骨のバランスを崩す原因になります。
できるだけリュックサックを使用し、左右均等に負荷を分散しましょう。
スマホを長時間使用する
スマホを見る姿勢は、頭が前へ出た猫背姿勢になりやすい特徴があります。
首や背中だけでなく、腰への負担も増加します。
長時間の使用は避け、こまめに姿勢を変えることが大切です。
自己流のストレッチ
インターネットやSNSには様々なストレッチが紹介されています。
しかし、子どものヘルニアに合わないストレッチを行うと悪化することがあります。
痛みを我慢しながら行うストレッチは避けましょう。
改善・予防に役立つ行動
専門家の指導による体幹トレーニング
成長期の体に合ったトレーニングは、腰椎への負担軽減につながります。
ただし、大人向けの高負荷トレーニングはおすすめできません。
正しい座り姿勢を身につける
勉強時間が長い子どもほど重要です。
- 深く座る
- 骨盤を立てる
- 足を床につける
ことを意識しましょう。
十分な睡眠を確保する
成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。
身体の回復には、十分な睡眠時間が欠かせません。
部活はやめなければいけない?
保護者の方から最も多い質問の一つです。
結論からお伝えすると、状態によります。
必ずしも部活を辞める必要はありません
軽度のヘルニアや慢性期の場合、競技内容や練習量を調整しながら続けられるケースがあります。
大切なのは、痛みを我慢しないことです。
スポーツ別の考え方
野球
バッティングや投球動作では腰を強くひねります。
症状が強い場合は一時的な制限が必要になることがあります。
サッカー
キックやダッシュによる負担があります。
症状に応じて練習量を調整することが重要です。
バスケットボール
ジャンプや着地動作が多く、腰への衝撃が繰り返されます。
痛みがある場合は慎重な判断が必要です。
陸上競技
種目によって負担が異なります。
短距離と長距離でも対応は変わります。
競技を続ける条件を明確にする
重要なのは、
- 痛みの程度
- 神経症状の有無
- MRI所見
- 競技特性
を総合的に判断することです。
スポーツ整形外科や整骨院と連携しながら進めることをおすすめします。
整骨院での子どものヘルニアへのアプローチ
子どもの身体は大人と同じではありません。
そのため、成長期に合わせた施術が重要になります。
痛くないソフトな施術
みゅう整骨院では、強い刺激を加える施術は行っていません。
成長期の身体に負担をかけないよう、ソフトな施術を中心に行っています。
骨格・骨盤・筋肉のバランスを整える
腰だけを施術するのではなく、
- 骨盤
- 股関節
- 背骨
- 筋肉のバランス
などを確認します。
スポーツ動作による負担がどこに集中しているのかを評価しながら施術を進めます。
保護者への説明も重視
子どもの施術では、保護者の理解も重要です。
当院では、
- 日常生活の注意点
- 部活との付き合い方
- 自宅でできるケア
についても丁寧にご説明しています。
手術を迷っている段階から相談可能
病院で、「しばらく様子を見ましょう」と言われたものの、何をすればよいか分からない
という方も少なくありません。そのような段階からでもご相談いただけます。
よくある質問
Q. 子どもでも整骨院に通えますか?
通院可能です。
成長期の身体に合わせた施術を行います。
Q. ヘルニアが治ったら部活に完全復帰できますか?
症状や状態によりますが、多くの子どもは段階的な復帰を目指します。
焦らず進めることが大切です。
Q. 子どものヘルニアは自然治癒しますか?
成長期は回復力が高く、保存療法で改善するケースも少なくありません。
ただし自己判断は避けましょう。
Q. 成長痛との違いは何ですか?
成長痛は主に夜間の痛みが特徴です。
一方でヘルニアは、
- 腰痛
- お尻の痛み
- 足のしびれ
などを伴うことがあります。
Q. 学校は休ませた方がいいですか?
必ずしも休む必要はありません。
症状や通学状況を考慮しながら判断します。
Q. スポーツ復帰の目安はありますか?
痛みがなくなったことだけでなく、
運動時の状態や身体機能も確認して判断します。
Q. コルセットをつけるよう言われましたが、整骨院でも見てもらえますか?
可能です。
コルセット使用中の日常生活についてもアドバイスしています。
まとめ
子どもの腰椎ヘルニアは、大人のヘルニアとは少し特徴が異なります。
成長期は回復力が高く、保存療法で改善するケースも少なくありません。
しかし、
- 無理な部活継続
- 長時間のスマホ使用
- 不適切なストレッチ
などによって悪化することもあります。
大切なのは、早めに正しい対応を行うことです。
みゅう整骨院では、成長期の身体に合わせた施術とサポートを行っています。
お子さまの腰痛やヘルニアでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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この記事の監修・執筆者:平井 大樹(箕面市の整体 みゅう整骨院 代表)
平井大樹(TAIKI HIRAI)
箕面市の整体 みゅう整骨院の代表
柔道整復師・スポーツトレーナー。臨床歴20年・10万人以上の施術実績。治療家のための平井塾主宰。
臨床歴20年・10万人の施術実績を持つ「身体の専門家」
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- 店舗名:みゅう整骨院
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- 公式サイト:https://myuseikotsu.com/
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
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- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
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