パソコンでの作業中、ふと手首に「ピキッ」とした痛みを感じたことはありませんか?
資料を作成したり、タイピングやマウス操作を繰り返すうちに、手首や親指の付け根に違和感や重だるさが広がってくる…。
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
親指の付け根や手首の内側に「ピキッ」とした痛みが走る方は、親指の腱鞘炎(狭窄性腱鞘炎)の可能性も。
より詳しい原因や、今すぐできる対処法については、
▶︎【親指が痛いあなたへ】腱鞘炎の原因と今すぐできる対処法とは? をご参考ください。
とくに、1日8時間以上パソコンに向き合う事務職やデスクワーク中心の方にとって、「腱鞘炎」は見過ごせないトラブルのひとつです。
しかし、整形外科では
- 「レントゲンで異常なし」
- 「とりあえず湿布を出して様子見」
といった対応しかされず、根本的な改善にはつながらないケースが多く見られます。
「仕事を休むわけにはいかない」
「でもこのままでは不安…」
そんなお悩みを抱える方のために、この記事では以下のような内容をお届けします:
- パソコン作業による腱鞘炎の本当の原因とは?
- 整形外科で治らない理由と整体の可能性
- 短時間でも改善が期待できるFJA理論に基づく整骨院での施術
- オフィスでもできるセルフケアや姿勢改善のヒント
症状が軽いうちの対処が、仕事を休まずに改善する最大のポイントです。
あなたの「このままでいいのかな?」という不安が、この記事で「やってみよう」という希望に変わるように。
ぜひ最後までお読みください。
その手首の痛み、ただの「使いすぎ」だと思っていませんか?
「パソコン作業が多いから、腱鞘炎になるのは仕方ない」
「マウスやタイピングのしすぎで、手首が悲鳴をあげてるだけ」
そう思って、痛みを我慢しながら仕事を続けていませんか?
実はこの考え方が、腱鞘炎を長引かせる一番の落とし穴かもしれません。
パソコン作業と腱鞘炎の関係とは?
長時間のデスクワークは、指や手首に繰り返し小さな負担をかけ続けます。
- キーボードのタイピング
- マウスのクリックやドラッグ
- スマホのフリック動作
これらはすべて、同じ筋肉や腱に負担が集中しやすい動作です。
とくに親指の付け根や手首の内側には「腱鞘」と呼ばれるトンネル構造があり、そこを通る腱がスムーズに動くことで、指の動きが保たれています。
しかしパソコン作業のように反復的な動きが続くと、腱と腱鞘の間で摩擦が生じ、腫れや滑走障害(腱の動きが悪くなる状態)を引き起こすことがあります。
これが、俗に言う「腱鞘炎」です。
原因は「タイピングやマウス操作」だけではありません
ここで大切なのは、腱鞘炎の原因が必ずしも「手首の使いすぎ」だけではないという事実です。
みゅう整骨院で腱鞘炎の相談を受ける際、多くの方に見られる共通点があります。
それは:
- デスクワーク中に肩がすくんでいる
- 猫背気味で首や背中に負担がかかっている
- 呼吸が浅く、体幹の安定性が不足している
- 前腕(肘~手首)の筋膜が硬く動かなくなっている
つまり、「姿勢」や「体の使い方のクセ」が、手首の炎症を引き起こす根本原因になっているケースが非常に多いのです。
たとえば、肩が前に入り、首が前傾した姿勢では、腕や指先にかかる負荷が増加し、腱鞘へのストレスが何倍にも跳ね上がります。
症状を悪化させる“3つの習慣”に要注意
- 長時間、同じ姿勢でPC作業を続ける
- 休憩中もスマホをいじって手を休めない
- 肩や背中の緊張を自覚せず、呼吸が浅いまま作業を続ける
こうした日常的な習慣が、腱鞘炎の慢性化・悪化につながるサイクルを生んでしまいます。
腱鞘炎を本気で改善したいなら、「手首だけを見る」のではなく、体全体のバランスを整える視点が欠かせません。
整形外科では「異常なし」と言われたあなたへ
「レントゲンでは異常なしですね。しばらく安静にして、湿布を貼って様子を見てください」
整形外科でそう言われて、肩を落とした経験はありませんか?
確かに、整形外科では骨折や腱の断裂などの重大な器質的損傷がない限り、レントゲンやMRIでは異常が見つからないことがほとんどです。
しかし、あなたが日々感じている「ピキッと走る痛み」や「ズーンとした重だるさ」は、確かに存在していて、仕事や生活に支障をきたすほどのストレスになっているはずです。
なお、腱鞘炎の進行度によっては、自然に回復する場合もあれば、放置して悪化するケースもあります。
どれくらいの期間で治るのか、早く治すためには何が必要なのかを知りたい方は、【腱鞘炎は自然に治る?】症状別にみる回復期間と早く治すためのコツ をご覧ください。
湿布や安静だけでは改善しない理由
一時的に炎症を抑える湿布や、作業を控えることで症状が和らぐことはあります。
ですが、再び同じ環境(パソコン作業・スマホ操作)に戻れば、腱鞘炎は再発してしまうのが現実です。
なぜなら、根本的な原因である
- 姿勢の崩れ
- 肩や腕の使い方のクセ
- 筋膜や関節の動きの悪さ
に対して、何の対処もされていないからです。
これはちょうど、傾いた土台の上に立っている家を、外壁だけ補修しているようなもの。一時的な対応では、またすぐにゆがみが生じてしまうのです。
FJA理論から見る“根本原因”とは?
みゅう整骨院では、腱鞘炎の改善にあたり「FJA理論(ファシアティックジョイントアプローチ)」に基づいて、“痛みの出ている場所”ではなく、“痛みを生み出している動作や構造”に着目します。
具体的には、以下のような評価を行います:
- 肩甲骨や背骨の動き:姿勢の崩れや筋肉のアンバランスをチェック
- 前腕の筋膜の滑走性:腱の動きを制限していないかを確認
- 呼吸と体幹の安定性:浅い呼吸や腹圧の低下が負荷増加に関与していないか
- 生活環境や習慣:デスクや椅子の高さ、休憩の取り方、スマホの使い方なども評価
このように、患部を超えた“全体構造のつながり”から痛みの根本原因を明らかにするのが、FJAの最大の特徴です。
「骨には異常がないのに、なぜ痛みが続くのか?」
その答えは、あなたの体の“使い方”と“環境”の中にあります。
そして、それを適切に見立てて、正しく整える技術がみゅう整骨院にはあります。
整体で腱鞘炎はどう改善するの?
腱鞘炎といえば、指や手首に負担がかかる作業が原因と思われがちですが、実は「からだ全体の使い方」が密接に関係しています。
そして、その全身的な視点から改善を図るのが、整骨院で行う“根本改善”のアプローチです。
とくに当院「みゅう整骨院」では、FJA理論(ファシアティックジョイントアプローチ)という独自の評価と施術法を用いて、単なる“対症療法”ではない根本からのケアを提供しています。
「手だけ」じゃない!肩・背中・呼吸が鍵
FJA理論では、腱鞘炎を「手首だけの問題」とは考えません。
症状が現れている部位=結果にすぎず、その背景には身体の“つながり”の崩れがあります。
たとえば、以下のような連鎖が典型的です:
- 猫背や巻き肩によって肩甲骨の動きが悪くなる
- 肩甲骨の動きが悪いと、肘や手首の可動域が制限される
- 呼吸が浅くなると体幹の安定性が失われ、腕に余計な力が入る
- 結果として、手首や指の腱鞘に過剰な負担がかかる
つまり、姿勢・呼吸・筋膜・関節の滑走といった、複合的な要素が「腱鞘炎」という形で表れているのです。
FJA理論に基づく施術の流れ
当院の施術は、以下のようなステップで進めます。
①問診・評価(FJA式チェック)
- 生活習慣や仕事内容を詳しくヒアリング
- 姿勢・肩の高さ・呼吸の深さ・前腕の筋膜の動きなどをチェック
- 腱鞘が滑走できているかを触診と動作で確認
②施術(筋膜・関節・神経の調整)
- 前腕の筋膜リリースで腱鞘の滑走を改善
- 肩甲骨や背骨の可動域を整えるモビリゼーション
- 呼吸と体幹の安定性を高める動作リトレーニング
- 再発予防のための簡単なエクササイズも指導
③ビフォーアフターの動作チェック
- 痛みの軽減や動きやすさをその場で実感してもらい、納得できる状態で施術を終了
みゅう整骨院では、「痛いところを揉む・抑える」だけではなく、“なぜそこに負担がかかっているのか?”を徹底的に突き止めてケアするため、再発リスクを最小限に抑えることができます。
「整体って、マッサージと何が違うの?」と思っていた方にこそ、FJA理論に基づいた整骨院の施術は一度体験していただきたい価値があります。
オフィスでできる!腱鞘炎セルフケア3選
「整骨院に行きたいけど、忙しくてなかなか通えない」
「今すぐ、少しでも楽になる方法を知りたい」
そんな声にお応えして、ここではデスクワーク中でも簡単にできるセルフケア法を3つご紹介します。
いずれも1回1~2分程度でできるものばかりなので、休憩時間や昼休みにぜひ取り入れてみてください。
① 前腕の筋膜ストレッチ(腱の滑走性を高める)
✔ やり方
- 肘を軽く曲げた状態で、反対の手で手首のあたりを軽く押さえる
- 指先を下に向けるようにして手首を曲げる(手の甲を前に出すように)
- 20秒ほどかけて、前腕の内側がじわ~っと伸びるのを感じる
✔ ポイント
- 力を入れすぎず、呼吸を止めずに行いましょう
- 腱がスムーズに動く“滑走性”を高めるのが目的です
② 肩と背中の“猫背リセット体操”
✔ やり方
- 背筋を伸ばして椅子に座る
- 両手を肩に乗せ、ひじで円を描くように大きく10回まわす
- 前から後ろ、後ろから前、どちらも行いましょう
✔ ポイント
- 肩甲骨周りの動きを取り戻すことで、手首の負担を分散できます
- 猫背や巻き肩が腱鞘炎を引き起こす間接的原因になります
腱鞘炎の予防や早期改善には、日常生活の中でのちょっとした工夫が大切です。
デスクワーク中の姿勢改善やスマホの使い方など、毎日の習慣を見直すポイントについては、【手首や手の甲の腱鞘炎を予防するための日常生活の工夫 】でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
③ 呼吸を使った体幹スイッチ
✔ やり方
- 椅子に浅く座り、背筋を軽く伸ばす
- 鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる
- 口から細く長く吐き、お腹をゆっくり凹ませる(10秒程度)
- 5回ほど繰り返す
✔ ポイント
- 呼吸で体幹の安定性を高めると、腕や手にかかる力が分散されます
- 緊張状態が続くと呼吸が浅くなり、姿勢も悪化しがちです
これらのセルフケアは、腱鞘炎の“根本原因”をケアする考え方に基づいています。
手首だけではなく、前腕~肩~背骨~体幹まで意識して動かすことで、痛みの再発を防ぎ、快適なデスクワーク環境を作ることができます。
忙しいあなたでも通える整骨院とは?
「整骨院って、何度も通わないといけないんでしょ?」
「仕事が忙しくて、そんなに時間が取れない…」
そう思って、痛みを我慢しながら毎日パソコンに向かっていませんか?
実は、腱鞘炎のような慢性の痛みこそ、「症状が軽いうちに短時間でケアする」ことが改善の近道になります。
そして、みゅう整骨院ではそんな忙しいオフィスワーカーの方でも無理なく通える体制を整えています。
短時間施術・予約制で仕事の合間にも対応可
当院の施術は、“必要なポイントだけに絞った短時間集中型”が基本。
1回あたりの施術時間は約20~30分なので、
- 出勤前や昼休み
- 仕事帰りの夕方
- 週末の空いた時間
など、ご自身のライフスタイルに合わせて通いやすくなっています。
完全予約制のため待ち時間もほとんどなく、限られた時間で最大限の効果を出すことを目指しています。
再発防止のセルフケア指導が充実
ただ痛みを取るだけでなく、再発を防ぐために、日常生活の過ごし方までサポートするのがみゅう整骨院の方針です。
- デスクワーク中の姿勢の工夫
- スマホ使用時の手首の負担軽減法
- ご自宅でも続けられるストレッチや筋膜ケア
など、FJA理論に基づいたセルフケア指導を毎回丁寧に行います。
「整骨院に頼りすぎず、自分でも予防できる」そんな前向きな状態を目指します。
代表の想いと治療実績紹介(みゅう整骨院)
みゅう整骨院の代表・平井大樹は、整形外科で改善できなかった慢性症状や、現代人特有の“使いすぎ”による痛みに対して、「からだ全体の構造と使い方から根本を見直す」ことを使命としています。
これまでにも、
- パソコン作業で悪化した腱鞘炎
- 育児による手首・肘の痛み
- スマホ依存による親指の滑走障害
など、のべ1万人以上の施術実績があります。
「どこに行っても治らなかった」そんな声を「ここに来てよかった」に変えるために、丁寧な問診・的確な施術・わかりやすい説明を心がけています。
まとめ|早めの対処で「仕事を休まずに改善」は可能です
長時間のパソコン作業やスマホ使用によって起こる手首の痛み。
「腱鞘炎かも?」と感じながらも、
- 忙しくて通院できない
- 整形外科では湿布だけ
- 自分で何とかしようと我慢している
そんな毎日を送っている方は、決して少なくありません。
しかし、放置すればするほど、痛みは慢性化しやすく、改善にも時間がかかってしまいます。
腱鞘炎は、「手の使いすぎ」だけではなく、
- 姿勢の乱れ
- 呼吸の浅さ
- 肩や背中の動きの悪さ
といった全身のつながりによって引き起こされているケースが多くあります。
そのため、手首だけをケアするのではなく、全体構造から見直す「根本改善」が必要なのです。
みゅう整骨院では、FJA理論に基づいた評価・施術を通じて、
- 痛みの原因を明確にし
- 短時間でも的確に改善へ導き
- 再発しにくい身体づくりまでサポート
を行っています。
「もっと早く来ればよかった」
「整骨院って、こんなにちゃんと診てくれるんだ」
そんなお声をたくさんいただいています。
あなたの腱鞘炎も、きっとラクになります。
痛みを我慢する前に、一度ご相談ください。
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
- 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。