「首がこる原因が知りたい。」
「首こりが原因で起こる他の症状もある?」
「首こりの原因を知って症状を改善したい!」
首こりは肩こりと並んで日本人の国民病であると言われています。
解消法や対処法に関しては皆さんよくご存知なのですが、なぜ起こっているのかということに関しては正しい情報が少ないように思います。
この記事ではそんな首こりの原因について詳しくご説明します。
まずはどうして首こりが起こっているのかということをきちんと知っておきましょう。
首こりの代表的な3つの原因
まずは代表的な首こりの原因をご紹介します。
1・筋肉の疲労
言わずと知れた首こりの有名な原因ですね。
これは首に負担がかかる姿勢を長時間続けることで起こります。
例えば、うつむいたままでスマートフォンやパソコン、読書を行う習慣のある方はその事がきっかけで首こりが起こっているかも知れません。
2・血行不良
筋肉が疲労し、緊張状態になると血行不良の状態に陥ります。
血行不良になると、筋肉に溜まった疲労物質が流れずにどんどん溜まってしまいます。
これがもうひとつの首こりの原因です。
この疲労物質が溜まると発痛物質も出てきて、どんどん頑固な首こりへと進化していきます。
3・姿勢不良
よく猫背だから首がこる、と言いますよね。
どうして姿勢不良が首こりの原因になっているのかというお話をご紹介します。
皆さん、人の頭って何キロあるかご存知でしょうか?
大人であれば最低でも5キロはあると言われているのです。
猫背になって体よりも頭が前に出てしまうと、この頭の重たさが首にかかってしまうのです。
この時にかかる負担は30キロほどになるとされています。
これが猫背で首こりが起こる原因です。
本当の原因は他にもある!
ここまで代表的な原因をご紹介しましたが、実はもっと深い部分にも原因が潜んでいる場合があります。
それは「内臓の疲労」です。
内臓とは皆さんご存知のように食べ物を消化したり、他にも有害なものを無毒化したり、ホルモンを出したり・・と様々なことを行なっています。
この内臓が疲れてしまうと、体の中では正常な作業が行われなくなり、体を守らなければ!と体の筋肉には自然と力が入ってしまうのです。
これが首こりの原因につながってくるのです。
他にもお腹が痛くなった時に背中を丸めてお腹を守ろうとしますよね?
内臓に疲労が溜まった状態になることで姿勢の悪い状態が無意識化に作られてしまっている可能性もあるのです。
一見関係のないような内臓の疲労もこのようにして首こりの根本的な原因になっている事が少なくありません。
こんな症状も首こりが原因かも!?
・めまい
首こりになると、首の血流が滞ります。
首の血流が不足すると、血管や内臓の働きを調節している自律神経の働きが悪くなります。
そして耳への血流も悪くなり、平衡感覚をつかさどる三半規管が正常に働かなくなり、めまいを引き起こす可能性があります。
・頭痛
慢性頭痛の9割は関係していると言われることもあるほど深い関わりがあるのが首こりです。
こちらも自律神経の働きが悪くなると血流が低下することが要因であるとされています。
たとえ夏でも、首もとは冷やさないように気をつけておくことが必要です。
・ドライアイ
うつむき姿勢を続けて首に負担をかけることで副交感神経の働きが悪くなり、涙の調節が出来なくなることがあります。
また、目がぼやける・かすむといった症状も首こりによって瞳孔の収縮を行う副交感神経の働きが低下して起こっていることが近年の研究で明らかになっています。
まとめ
もし今出ている症状が首こりのみでもきちんと原因から治療しなければ他の不調を招いて長年不調に悩む・・という事にもなり兼ねません。
首こりは体からのSOSです。
体のサインを拾ってあげて本当の原因からすっきり解消しておいてあげましょう。
なかなか治らない首こりを今度こそなおしたい!という方は1度当院までお問い合わせくださいね。