「肩が重くて頭痛もする…」、
「首筋がガチガチで寝違えそう…」
毎日パソコンと向き合うあなた、そんな悩みを抱えていませんか?
肩や首のこりは、デスクワークをする20~30代女性にとって、もはや避けては通れない悩みと言っても過言ではありません。
しかし、そのつらいコリ、実は「肩こり」と「首こり」を混同しているだけかもしれません。
原因を見極めずに自己流のケアを続けていても、効果を実感できないばかりか、症状を悪化させてしまう可能性も…
今回は、20年以上、延べ10万人以上の肩や首のこりを施術してきた治療家のプロである私が、その違いを徹底解説!
原因や症状、改善策はもちろん、効果的なストレッチや手技療法について、具体的な症例や施術例も交えながら分かりやすくお伝えします。
この記事を読めば、もう肩こりと首こりで迷わない!
あなたのつらいコリを根本から解消し、快適な毎日を過ごすための一歩を踏み出しましょう!
1. 肩こり?首こり? その違い、プロが解説!
「肩も首も凝りまくって、どっちが痛いのかわからない…」
そんな風に思ったことはありませんか?
肩こりと首こりは、どちらも首から肩にかけての筋肉の緊張が原因で起こりますが、その原因や症状は微妙に異なります。
まずは、それぞれの症状の特徴を把握することから始めましょう。
1-1. 肩こりの症状:肩甲骨周りの重だるさ、頭痛も…
肩こりの場合、肩や肩甲骨周りにかけて、重苦しい痛みやしびれ、だるさを感じることが特徴です。
「肩に石が乗っているみたい…」
「肩甲骨の間がズキズキする…」
といった訴えが多く聞かれます。
さらに、肩こりがひどくなると、以下のような症状が現れることも。
- 慢性的な頭痛
- 吐き気
- めまい
- 腕のしびれ
これらの症状は、肩周りの筋肉の緊張が原因で、血流が悪くなったり、神経を圧迫したりすることで起こると考えられています。
【私の施術経験から】
長時間のデスクワークで、猫背気味になりがちな20~30代女性に多く見られる傾向があります。
肩甲骨が外側に開いた状態で長時間固定されることで、肩甲骨周りの筋肉に負担がかかり、慢性的な肩こりを引き起こしているケースが多いです。
1-2. 首こりの症状:首の後ろの痛み、吐き気や耳鳴りを伴うことも
首こりは、首の後ろや付け根に痛みやこり、張りを感じることが特徴です。
頭を動かした時に痛みが強くなる傾向があり、
「首が回らない…」
「寝違えた時のような痛みがある…」
といった訴えが多いです。
また、肩こりと同様に、以下のような症状を伴うこともあります。
- 頭痛
- めまい
- 吐き気
- 耳鳴り
- 腕のしびれ
これらの症状は、首の筋肉の緊張が、血管や神経を圧迫することで起こると考えられており、放置すると慢性化する可能性も…
【私の施術経験から】
スマホの使いすぎで、うつむき姿勢が多い方に多く見られます。
ストレートネック気味になっていることが多く、首の骨(頸椎)への負担が大きくなっていることが原因と考えられます。
2. あなたは大丈夫? 肩こり・首こりチェックリスト!
「肩こりも首こりも、症状が似ている…」
「結局、自分はどっちなんだろう?」
そう思っていませんか?
以下のチェックリストで、自分の症状がどちらに近いか確認してみましょう。
【肩こりチェック】
【首こりチェック】
【結果】
- 肩こりチェックが多いあなた
肩甲骨周りの筋肉が硬くなり、血流が悪くなっている可能性があります。 - 首こりチェックが多いあなた
首の筋肉が緊張し、神経や血管を圧迫している可能性があります。 - どちらも当てはまる、またはどちらかわからないあなた
症状が悪化している可能性もあります。自己判断せず、専門家に見てもらうことをおすすめします。
3. 放置すると体に悪影響も…? 肩や首こりの影響とは?
「肩や首のこりなんて、みんなするもんでしょ?」
そう軽く考えていませんか?
肩こりや首こりを放置すると、様々な体の不調につながる可能性があります。
3-1. 肩こりを放置することの危険性
- 慢性的な肩の痛み
肩こりを放置すると、筋肉の緊張状態が慢性化し、常に肩に痛みや重だるさを感じるようになります。 - 四十肩、五十肩のリスク増加
肩こりを放置することで、肩関節周りの組織に炎症が起こりやすくなり、四十肩や五十肩のリスクが高まります。 - 自律神経の乱れ
肩こりは、自律神経のバランスを乱す原因となります。自律神経が乱れると、不眠や便秘、イライラなどの症状が現れやすくなります。 - 猫背の悪化
肩こりによって姿勢が悪くなり、猫背がさらに悪化することがあります。猫背は、肩や首への負担をさらに増やし、さらなる肩こりの悪化に繋がります。
3-2. 首こりを放置することの危険性
- 慢性的な首の痛み
首こりを放置すると、肩こり同様、筋肉の緊張状態が慢性化し、常に首に痛みや張りを感じるようになります。 - 頭痛の悪化
首の筋肉の緊張は、血管や神経を圧迫し、頭痛を引き起こしたり、悪化させたりすることがあります。 - 自律神経の乱れ
首こりもまた、自律神経のバランスを乱す原因となります。その結果、不眠や倦怠感、食欲不振などの症状が現れることがあります。 - めまい、吐き気の誘発
首の筋肉の緊張が、自律神経や血管を圧迫することで、めまいや吐き気を引き起こすことがあります。 - ストレートネックの悪化
首こりを放置することで、ストレートネックがさらに悪化し、首や肩への負担が増加します。
4. タイプ別の改善ストレッチ
つらい肩や首のこりを解消するために、自宅で簡単にできるストレッチをご紹介します。
今回は、「肩こり解消ストレッチ」と「首こり解消ストレッチ」の2つに分けてご紹介していきます。
4-1. 肩こり解消ストレッチ
【肩甲骨はがしストレッチ】
1. 背筋を伸ばして立ち、両手を前にまっすぐ伸ばします。
2. 息を吸いながら、両腕をゆっくりと上に持ち上げます。
3. 息を吐きながら、両肘を曲げて、肩甲骨を寄せ合わせるように、両腕を後ろに引きます。
ポイント:肩甲骨を背骨で挟むイメージで!
4. この状態を5秒間キープします。
5. 1~4を10回繰り返します。
【肩回しストレッチ】
1. リラックスした状態で立ちます。
2. 両肩をゆっくりと大きく回します。
ポイント:肩を耳につけるイメージで、ゆっくりと大きく回しましょう!
3. 前回し、後ろ回しをそれぞれ10回ずつ行います。
【タオルを使ったストレッチ】
1. タオルの両端を持ち、背中に回します。
2. タオルを上に引っ張りながら、首をゆっくりと左右に倒します。
ポイント:あごをひくように意識すると、より効果的です!
3. 左右それぞれ10秒間キープします。
4-2. 首こり解消ストレッチ
【首のストレッチ】
1. リラックスした状態で座ります。
2. 右手で頭を左に傾け、左手は背中の後ろに回します。
ポイント:首の側面を伸ばすイメージで、ゆっくりと行いましょう
3. この状態を20秒間キープします。
4. 反対側も同様に行います。
【肩甲骨ストレッチ】
1. リラックスした状態で立ちます。
2. 両手を組み、ゆっくりと前に伸ばします。
3. 背中を丸めるように、肩甲骨を内側に引き寄せるようにする。
ポイント:猫が背中を丸めるイメージで!
4. この状態を20秒間キープします。
【胸のストレッチ】
1. 壁に手をついて立ちます。
2. 体をゆっくりと前に倒し、胸をストレッチします。
ポイント:縮こまった胸の筋肉を伸ばすイメージで!
3. この状態を20秒間キープします。
4-3. ストレッチを行う上での注意点
- 痛みを感じない程度に行いましょう。
- 呼吸を止めずに、ゆっくりと行いましょう。
- 毎日継続することが大切です。
これらのストレッチは、肩や首の筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する効果が期待できます。
ぜひ、日常生活に取り入れてみてください。
5. 手技療法で、肩や首のこりを根本から改善!
「ストレッチを続けてもなかなか改善しない…」
「もっと根本的にコリを解消したい!」
そんな方は、専門家による施術を受けることをおすすめします。
5-1. 手技療法とは?
手技療法とは、専門家が自分の手を使って、筋肉や関節の動きを調整する施術法です。
肩こりや首こりの原因となる、筋肉の緊張や関節の動きの制限を改善することで、痛みや不調を根本から改善へと導きます。
【手技療法で期待できる効果】
- 筋肉の緊張緩和
- 血行促進効果
- 関節の動きの改善
- 姿勢の改善
- 自律神経の調整
5-2. 手技療法を受けるメリット
- 一人ひとりの症状に合わせた施術を受けられる
手技療法では、経験豊富な施術者が、個々の体の状態や症状に合わせて、施術内容をカスタマイズします。 - 体の仕組みを知り尽くしたプロによる施術を受けられる
施術者は、体の構造や筋肉の働きを熟知しているため、より的確な施術を受けることができます。 - リラックス効果も期待できる
手技療法は、心地よい刺激で、心身のリラックス効果も期待できます。
6. 最後に
今回は、肩こりと首こりの違い、そしてその改善策について詳しく解説しました。
「肩こりってみんなするもんでしょ?」
「そのうち治るだろう…」
そう軽く考えて放置してしまうのではなく、ご自身の体の状態と向き合い、適切なケアを行うことが大切です。
つらい肩や首のこりを我慢せずに、ぜひ今回ご紹介したストレッチや手技療法を試してみて下さい。
快適な毎日を送るために、一緒に体のケアを始めましょう!
もし、首こりの症状でお悩みなら、無料相談も受け付けておりますので、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
Webサイト限定で首こりの専門家の施術が半額で体験できます
https://myuseikotsu.com/category/kubi/kubikori/
※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
* 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
* 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
* 本記事の内容に基づいて行動し、万が一何らかの問題が発生した場合でも、当方では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
\この記事は私が書きました/