このように後頭神経痛でお悩みではないでしょうか?症状を克服するためにはまず原因を正しく理解することが必要です。まずは後頭神経痛のことを良く知ってみましょう。
後頭神経痛の原因は・・
・血管の圧迫
後頭部や耳の後ろの側頭部は後頭神経の支配部位です。その部位をご自身で触った際に痛みがある、力を入れた際やくしゃみなどをした際に痛みが出る場合の後頭神経痛の原因は血管圧迫の可能性があるでしょう。
・けが
けがによる後頭神経痛は頭をぶつけたことによって神経が傷ついて発生します。高齢の方に多いのは転倒、またラグビーなど激しいコンタクトスポーツを行う方にも多い傾向があります。頭をぶつけたなどけがの場合には他の頭のけがを併発している可能性もありますので、医師の診察を受けるようにしてください。
・首の骨の異常(関節リウマチ、変形性頚椎症)
首の骨(頸椎)に異常がある場合、異常のある骨が神経を圧迫して後頭神経痛の症状を出すことがあります。
・肩こり
肩こりによる後頭神経痛は神経の異常興奮によって症状が起こります。仕事が忙しく疲労がたまっている時、肉体的・身体的ストレスがかかって肩こりが起こっている場合には交感神経が優位になり神経を興奮させます。これが肩こりによって後頭神経痛を発生させる原因となっています。
低気圧で後頭神経痛になることもある!
気圧が低くなると、酸素濃度が低くなります。この状態になり血管が拡張することで神経に触れ、痛みが出ます。
何が原因になっているのか、病院で診断を受けたい時
ご自身の頭痛が後頭神経痛なのか分からないという場合には病院を受診しましょう。問診のうえ、必要な検査をしてもらい、まずは頭痛の種類を特定していきます。後頭神経痛の症状の場合、上記の様な原因の中からどれが原因になって後頭神経痛の症状が起こっているのかという事を診察してもらいます。
後頭神経痛などをはじめ、頭痛の際に始めに受診すると良い科は脳神経外科です。頭の痛みの裏には重大な病気が潜んでいる場合もあります。まずは脳神経外科を受診し、脳に異常がなければ頭痛外来などの専門医を受診すると良いでしょう。
後頭神経痛などをはじめ、頭痛の際に始めに受診すると良い科は脳神経外科です。頭の痛みの裏には重大な病気が潜んでいる場合もあります。まずは脳神経外科を受診し、脳に異常がなければ頭痛外来などの専門医を受診すると良いでしょう。
病院で原因不明と言われた場合に考えられること
・生活習慣の乱れ
生活習慣とは食事や睡眠・運動のバランスの事です。まずはこれらの生活習慣を改善することからやっていきましょう。特別なことはしなくてもいいので、気をつけることが出来る範囲ですぐに対処を始めてみましょう。
・内臓の疲労
内臓に疲労がたまると全身の血流が低下しやすくなり、頭への血流も低下して酸素不足で後頭神経痛になることがよくあります。内臓が疲労する原因は疲労の蓄積・暴飲暴食・偏った食事・ストレスなどがあります。ここを改善すれば後頭神経痛のみではなく、体全体の調子がいい方向へ変わっていきますので、試してみて下さい。
・姿勢不良・頭の位置
猫背になって頭の位置が前へ行ってしまうと、頭に行く血液が途中で止められてしまいます。この状態になると、頭が酸素不足の状態になり、後頭神経痛を起こしている場合があります。
このように病院で何の所見も見られず原因不明であると言われたものでも、実は日常生活の中に原因が潜んでいる場合もあります。原因が分からず困っている方は生活の中で改善点がないか注意してみて下さい。
まとめ
後頭神経痛を始め、頭痛には様々な種類がありそれぞれに対処法も異なります。まずはご自身の頭痛がどうして起こっているのか、どのような時に起こるのかなど特徴を知っておきましょう。後頭神経痛にお悩みの方で、全体的な体の疲労ケアをしてみたいという方はお気軽に当院までご相談くださいね。