副鼻腔炎と肩こり・首こりの意外な関係
「鼻が詰まるだけでなく、首や肩までガチガチになる…」
「マッサージに行ってもすぐ戻るし、鼻の重だるさも続いている」
そんなお悩みを抱えている方は、実は少なくありません。
“鼻の不調”と“首肩のこり”は繋がっている
副鼻腔炎や慢性的な鼻づまりがある方の多くに、共通して見られるのが
「首~肩にかけての強い緊張や硬さ」です。
一見関係がなさそうに見えるこの2つ、
実は神経・筋膜・呼吸のつながりをたどっていくと、深い関連性があることがわかります。
たとえばこんな悪循環が
- 鼻が詰まる → 口呼吸・浅い呼吸になる
- 首や肩で“無理に呼吸”をしようとする
- 首・肩が常に緊張し、こり・頭痛・吐き気などを引き起こす
- 緊張によって鼻粘膜の血流がさらに悪化 → 鼻づまりが悪化
このようなループに陥ることで、
「鼻も詰まり、肩もこる…」という複合的な症状が慢性化してしまうのです。
呼吸のクセが“首と鼻”を同時に詰まらせる理由
「息が吸いにくい」「呼吸が浅い」と感じている方、
その原因が“鼻”だけにあるとは限りません。
実は、無意識の呼吸のクセこそが、首や肩を緊張させ、鼻の通りも悪くしている原因であることが多いのです。
首の筋肉が“呼吸筋”にすり替わっている
本来、呼吸を担うのは横隔膜・肋間筋などの胴体側の筋肉ですが、
呼吸が浅い方や、口呼吸が習慣化している方は、
- 胸が動かず、首で空気を引き上げる
- 斜角筋や胸鎖乳突筋といった首の筋肉に負担がかかる
- 結果、首こり・肩こりが慢性化
という“代償呼吸”のパターンに陥ってしまうのです。
首のこりは“鼻呼吸の邪魔”になる
首がガチガチに固まっていると、
- 咽頭まわりの筋肉が動かない
- 顎・舌・喉が緊張する
- 鼻~気道全体が狭くなる
という結果、鼻からの空気が通りにくくなり、ますます詰まりやすくなるという悪循環に。
つまり、呼吸のクセが“首と鼻の同時トラブル”を引き起こしているのです。
FJA理論で解き明かす“鼻と首肩の連動”
みゅう整骨院が採用するFJA(ファシアティック・ジョイント・アプローチ)理論では、
身体をパーツごとに見るのではなく、「構造のつながり」と「滑走性」に着目します。
この視点で見ると、鼻・首・肩の関係性は非常に密接です。
神経・筋膜・関節が“滑走するルート”を通っている
鼻の奥~顔~首~肩にかけては、
- 三叉神経(顔面の感覚)
- 舌咽神経・迷走神経(喉・自律神経)
- 筋膜(皮膚の下の滑る膜)
などが1本のルートのように連動して滑走しています。
たとえば鼻づまりのある方に、首を軽く動かすだけで
「鼻がスッと通る感じがした」というケースがあるのは、
神経や筋膜が構造的につながっているからです。
滑走性が落ちると「首も鼻もつらい」が起きる
滑走不全(筋膜や神経の動きが悪くなる状態)が起きると:
- 神経が過敏に → 鼻の粘膜が腫れやすくなる
- 筋膜が硬くなる → 首・肩・顎まわりがこわばる
- 関節の連動が乱れる → 呼吸が浅く、頭も重くなる
このように、一部の不調が他の部位のトラブルに連鎖していくのが特徴です。
FJA理論では、鼻だけでなく
「どこから連動が乱れているのか?」を評価して整えることで、根本改善へ導きます。
副鼻腔炎+首肩こりが改善した“実際の症例”
ここでは、みゅう整骨院に通院された方の中から、
副鼻腔炎の症状と首・肩のこりが連動していたケースをご紹介します。
40代女性|長年の鼻づまりと首の緊張に悩まされて
▶ お悩み:
- 小学生の頃から慢性的な鼻づまり
- 天気や疲労で悪化し、夜中に目が覚める
- 常に首~肩が硬く、頭痛も頻繁
▶ 初回評価:
FJA理論による評価で、
- 首の滑走不全(前側の斜角筋~胸鎖乳突筋)
- 顎の緊張(食いしばりの癖あり)
- 呼吸の浅さ(肩で息を吸うクセ)
が確認されました。
▶ 施術と変化:
- 初回で「鼻の通りがよくなった」と実感
- 3回目で夜中の目覚めが激減
- 5回目で「首が軽く、鼻の奥まで空気が入る感じがする」と変化を実感
- 定期メンテナンスで再発防止中
このように、鼻と首肩の構造的つながりを見極めることで、複合的な悩みも根本から改善することが可能です。
FJA理論によるアプローチは、
「今までは別々に見ていた不調が、1つの原因でつながっていた」
という新しい気づきを患者さんにもたらします。
構造から整えることで“2つの悩み”を同時に解消する
鼻づまりや副鼻腔炎のケアというと、
「耳鼻科で診てもらう」「薬で抑える」ことが一般的です。
一方で、首こり・肩こりに関しては
「マッサージやストレッチをする」「湿布を貼る」など、
また別の方法で対処されることが多いのではないでしょうか。
しかし、FJA理論の視点に立つと
「鼻も肩も“別々の問題”ではなく、同じ構造から起きている」と捉えることができます。
身体を“ひとつのつながり”として見る
鼻、顎、首、肩、胸郭…
これらは神経・筋膜・関節が滑走しながら連動して働く構造をしています。
どこか1カ所に硬さや歪みがあると、
- 呼吸のクセが変わる
- 神経が過敏になりやすい
- 血流やリンパが滞る
といった形で、離れた部位にも不調が現れやすくなるのです。
整えることで“呼吸・姿勢・感覚”すべてが変わる
FJA施術では、構造全体の滑走性を評価し、
- 顎関節
- 首まわり
- 鎖骨・胸郭の柔軟性
などを整えていくことで、鼻も首肩も同時に楽になっていくケースが多く見られます。
「呼吸が深くなる」「目が開きやすくなった」「肩の荷が下りた感じがする」
といった声が、施術後に自然と聞かれるのが特徴です。
【まとめ】鼻づまりと首肩こりは“つながっている”不調だった
鼻づまりや副鼻腔炎に悩む方の多くが、
首や肩のこり、頭痛などの“複合的な不調”を抱えています。
その原因は、単なる局所の不調ではなく、
- 呼吸のクセ
- 姿勢の歪み
- 神経や筋膜の“滑走不全”
といった身体全体の構造の乱れにあるケースが非常に多いのです。
みゅう整骨院では、FJA理論に基づいて、
鼻と首・肩の構造的つながりを評価・施術することで、
「鼻も肩もスッキリした」と実感される方が続出しています。
鼻も肩も“別々に悩む”のではなく、
構造から同時に整えることで、本当の快適さを取り戻すことができます。
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※ただし、自己判断は禁物です。痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
※ 免責事項
- 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、特定の治療法を推奨するものではありません。
- 個々の症状や状態に最適な治療法は、必ず医師の診断と指示に従ってください。
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