最新事情!ヘルニアと痛みって関係ないの知ってましたか?手術しないでも治ります!!

「椎間板ヘルニアの手術って、費用と期間はいくらぐらい?」「術後の痛みはないの?」「手術のリスクは?」腰痛になって病院に行ったら、先生から「椎間板ヘルニアで手術か保存療法になりますけどどうしますか?」って言われたことはありますよね。

気になってインターネットでヘルニアの事色々調べたことはありませんか?当院では手術をしないと治らないと診断され、お困りな方が毎日の様に来られます。

椎間板ヘルニアの手術で悩まれている方に、このブログでは「ヘルニア手術の期間、予算」「術後のリスク」「手術なしの保存療法」について説明しています。

ヘルニアの手術の事を知りたい方に少しでも役に立てれば幸いです。

ヘルニアとは?

先ずは、ヘルニアとはどういった状態のことを指すのでしょうか?

初めに人間の背骨は、24個の骨で構成されています。そして、背骨と背骨の間には、クッションの役割をはたす「椎間板」と、よばれる一種の軟骨が存在します。

椎間板の構造については、中心に髄核という組織がありそれが衝撃の吸収に役立っています。

なにかしらの原因でその髄核が椎間板を突き破って外に飛び出す事があります。その状態がヘルニアと診断される状態です。

ヘルニアを3段階に分けて説明

初期

痛みは転げまわるほの激痛から、ジクジクと痛むものまで幅広くあります。そのほかの神経根を圧迫している場合は、激痛と言うよりも下で紹介するしびれ、感覚が鈍るというような症状のほうがでやすくなります。

中期

痛みを伴う場合もありますが、これといった理由も無いのに、いつもしびれているような感覚がある場合は、運動神経を圧迫されている可能性があります。さらに悪化すると歩行困難、マヒまで至ることがあります。

後期

後期になると、感覚がうしなわれるようになります。触っても感覚がない、体温の調節がうまく行かないので足が冷たい、または自分でトイレに行きたいかどうかが解らなくなるなど、下半身に関する全ての感覚が鈍ります。

ヘルニアの手術費用、入院期間

ヘルニア手術では色々な方法があります。

レーザー治療法

切開しないために手術時間が短く(通常30分以内)身体へのダメージが少ないなどの優れた特長があります。

デメリットとしては、この方法が効きにくいヘルニアがあることと、保険が適用されないので費用がかなり高く(2~40万円程度)かかることです。
こちらは椎間板の中から髄核を必要量摘出する手術です。こちらも手術時間は1時間以内と短く、麻酔も局所麻酔で済む、身体への負担が少ないといったメリットがあります。

さらに、レーザーでは認められなかった保険が適用されます。ただし、レーザー同様効かないタイプのヘルニアがあることや、過去に椎間板ヘルニアを手術した人には勧められません。

髄核摘出系の手術

こちらは、要するにはみ出した髄核を取ってしまおうという手術です。大掛かりな手術になり、数週間の入院を要求されることになります。
ラブ法(LOVE法)
背中側を数センチ切開して、そこからはみ出た髄核を切除します。

マイクロラブ方式では10日程度、ラブ方式では10~20日程度の入院が必要なこと、全身麻酔を必要とすることなどのデメリットがありますが、はみ出た部分を削除するので、効果が高くて確実なのが最大のメリットです。

内視鏡下ヘルニア摘出術

器具が入るだけの大きさ(2cmほど)を切開し、髄核を切除するものです。ラブ法より傷口が小さいのが特長なのですが、手術自体が難しいこと、施術してくれる病院が少ないことがデメリットになるでしょうか。保険が適用されます。

脊柱固定術

脊柱固定術は、背骨に固定器具を埋め込むことによって腰の骨を保護するものです。手術をして弱った脊柱を保護することと、再発防止を目的として、他の手術と平行して行われます。メリットとしては本来再発率が高いヘルニアの再発を、かなりの確立で防護できることがあげられます。

デメリットは一部が固定されるために違和感を覚えやすいこと、リハビリテーションの必要があること、医療用コルセットの購入なども含めて施術料金が高くなることなどがあります。保険そのものは適用されますが、それにしても支払額が100万円近くなることもあります。コルセットは採寸してオーダーメイドで2万5千円位で領収証のコピーで
役所に行けば七割程度戻ってきます。検査を含めて手術入院2週間で約30万円で3週間だと5~6万円余計に見積もって下さい。
役所から高額医療費で5割程度戻ってきますので

手術のリスクについて

椎間板ヘルニア手術のリスクについて

どんな手術についても、リスクというのは相応にあります。特に椎間板ヘルニアについては、すぐ傍を脊髄が走っており、間違えて傷つけたとあればさまざまな後遺症を残す可能性があります。その他、麻酔によるさまざまな危険性などなど、心配の種をほじくりだすとキリがありません。こうしたリスクをよく知る事はとても大事なことなので、よく調べて自分で納得のいく結論を出す必要があるでしょう。もちろん、その際は担当医との十分な意思疎通が必要になります。
健康保険は基本的にレーザー治療以外には適用されますが、あくまでも“手術単体については”保険が利くということです。実際には手術後のリハビリテーションや、必要なら医療用コルセットなど治療用具の購入など、さまざまな追加金が発生し、その中には保険適用外のものもあることを覚えておいてください。

手術なしの保存療法

椎間板ヘルニアの治療 「急性期における保存療法」

消炎・鎮痛剤や筋弛緩剤を内服し除痛を図りながらコルセットなどで固定し安静をとります。

同時に、痛みのコントロールとしてブロック注射を行う事も多いでしょう。

椎間板ヘルニアの治療 「急性期を過ぎた後の保存療法」

温熱療法 低周波治療 ストレッチの指導がなされます。

整形外科での治療以外でも、きちんとしたカイロプラクティックや整体・鍼灸(はり・きゅう)・整骨院(接骨院)での治療を、考慮してみる事も、改善への近道になるケースも多いです。

ヘルニアは原因を潰さないと何度でもなる。

椎間板ヘルニア、特に腰椎に起きた椎間板ヘルニアは、手術によって治しても生活習慣が変わらなければ非常に再発しやすいのが特徴です。今までの悪い生活習慣のツケとして椎間板ヘルニアになったわけですから、それを改めなければ元通りというのは当然の話ですね。
生活習慣を改めなければ他の椎間板がヘルニアを起こす可能性もあるわけです。過信せず、生活習慣を改めること、普段の心がけが非常に大事です。

ヘルニアと痛みは関係ない?

そして最新の研究ではヘルニアと痛みがかんけいないのでは?という研究がカナダで行われました。
研究チームは、すでに椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を
訴える患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名
の腰部椎間板をMRIで撮影した結果、健常者の76パーセントに
椎間板ヘルニアが見つかったのです。

この結果から分かったとは、椎間板ヘルニアが検出されたとしても、
それが必ずしも腰痛や坐骨神経痛を引き起こさないという事実です。

痛みの原因は他にあるのでは?と、考えざるを得ない事実なのです。

まとめ

それでは、最後にまとめていきますね。病院で椎間板ヘルニアと診断されたら、手術か保存療法かで迷われると思います。まず手術の予算、入院期間、リハビリ期間、リスクなどを考えてみましょう。そして、ヘルニアになる原因と、ヘルニアと痛みが関係ない事実も知っておくと良いですね。

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